地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、白井の地域情報サイト「しろいまっち」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

白井の地域情報サイト「しろいまっち」

白井の史跡・文化財

「なし坊の文化財解説シート」が新たに追加。5月1日から無料配布されています

白井市の指定文化財を小中学生にも分かりやすく解説しているのが「なし坊の文化財シート」です。なし坊と一緒に文化財巡りはいかがでしょうか。

白井市教育委員会は「なし坊の文化財解説シート」を随時作成しています。

「なし坊の文化財解説シート」はマスコットキャラクター「なし坊」が文化財を紹介するもので、写真やイラストが描かれ、お子さまでも分かりやすく楽しく歴史が学べます。今までに14種類のシートが作成されていて、白井市郷土資料館で配布されています。

 

5月1日(日)より「富ヶ沢の辻切り」と「一億供養塔」の2種類が新たに配布されました。

■富ヶ沢の辻切り(無形民俗文化財)

辻切りとは、邪悪なものが外から侵入しないように地区の境界に設置するものです。

富ヶ沢の辻切りは、陰陽道や密教などに由来すると考えられる「鬼鬼鬼 急々如律令」の文字や五芒星、縦横各9本の格子文が書かれた特徴的な木札を下げたもので、市内に他に類例が無い、市内を代表する辻切り行事です。こうした形態の辻切りは千葉県下でも希少なものです。

※毎年1月25日に香取神社で行われる行事です。

 

一億供養塔(有形文化財)

この石塔(写真上)は寛政十一年(1799)に造立されたもので、正面に浄土宗の祐天上人揮毫(きごう)と考えられる六字名号「南無阿弥陀仏」、背面には「一億供養塔」、側面には「大もりむら みち」「ふさむら みち」の文字が彫られ、道標(みちしるべ)を兼ねていたことが分かります。今は位置が変わっていますが、本来はこの付近にあった鹿嶋道(木下街道)の分岐点に建てられていたものです。
本石塔の建つ位置は江戸幕府によって設置された印西牧の範囲に位置しており、牧の中の数少ない近世の石造物であり、また、文政8年(1825)渡辺崋山の四州真景図で紹介されているほか、明治3年(1870)の市指定文化財「印西牧場之真景図」でも描かれている(写真下赤線枠内)、本市の歴史上重要なものです。

※白井市ホームページより

同じく5月1日から配布されている「しろいのれきし案内」と合わせて、なし坊と一緒に文化財巡りはいかがでしょうか。

 

【配布場所】

白井市郷土資料館

ホームページ

白井市復1148-8(白井市文化センター3階)

047-492-1124

開館時間 9:00~17:00

休館日 月曜

アクセス
・北総線白井駅北口より徒歩約15分
・ちばレインボーバス「白井市役所入口」より徒歩5分
・国道16号線「白井交差点」より車で2分
・北総線白井駅南口ロータリーからタクシーにて約1分
・駐車場:200台

・自転車置場:100台