白井の史跡・文化財
船橋カントリー倶楽部敷地内にある清戸の泉は、北総地域に伝わる竜神信仰に基づく伝説や遺跡の代表例とされています。
清戸の泉(附)版木(千葉県指定文化財)
船橋カントリー倶楽部の8番ホール脇にあるこの泉には、平安時代初期の大同年間(806-810年)に旱魃があり、里人が餓死寸前というときに、諸国を旅している僧の勧めで竜神へ祈祷したところ大雨と共に小さな青竜が落ちて来たという伝説が伝えられています。
附指定(つけたりしてい)になっている版木「青龍山薬王寺并堂作辯財天女縁記(せいりゅうさんやくおうじならびにどうさくべんざいてんにょえんぎ)」は近くの薬王寺で保管され、竜神伝説と清戸地区の地名の由来について記されています。版木には「文政11年(1828年)再版」という文字が見え、古い時代からこの伝説が語り継がれていたことを窺わせます。出典:白井市役所ホームページ
船橋カントリー倶楽部さん脇にひっそり佇む、「清戸の泉」を紹介する看板。
「清戸の泉」は船橋カントリー倶楽部さん敷地内にあるので、必ずクラブハウスフロントの方へ「清戸の泉に行きたい!」とお伝えください。
さすがゴルフ場!とっても気持ちの良い緑がいっぱい!
通路はカートも走行しますので、十分気を付けて。
至る所に「清戸の泉」を指す看板があって、迷いません。
とっても綺麗なゴルフコースを見ながら「清戸の泉」を目指して。
ここからは、肥沃な土壌へ足を踏み入れます。
両脇にはロープで仕切もしてあるので、迷いませんね。
ゴルフコースの間を通りますので、ロープを跨がないように注意しました。
ふと、ここがゴルフ場内である事を忘れてしまい、野生動物でも出てきそうです。
そうこうしているうちに、到着しました!フロントを出発して約5分位でしょうか。
「辯財天」と記された祠が鎮座しています。
今でも清らかなせせらぎは止まる事はないのですね。
白井市には自然も豊で色濃く残り、県や市の文化財も数多く存在し、歴史ロマンを肌身で感じられる地域です。風の音が聞きながら自然を全身で取り込み、この地の歴史探訪を楽しみませんか?