イベント取材に行ってきました!
2022年11月6日、白井第三小学校区地域住民の震災発生時の行動確認と協調体制の強化を目的として、白井第三小学校校庭と体育館で実施されました。
白井市で作成した「避難所開設・運営マニュアル」に基づく避難所開設訓練及び消防署等の防災関係機関による救命講習等が実施されました。
※訓練【災害想定】
地震発生日時:令和4年11月6日日曜日午前8時 天候:晴
震源地:白井市直下、震源の深さ:5km、規模:マグニチュード 7.1
白井市における震度:全地域で6弱~6強
(8:00am)実際に防災行政無線を使用し、白井第三小学校区内に地震発生を伝える放送、シェイクアウト訓練(身の安全確保、安否確認)が行われ、災害訓練が始まりました。
シェイクアウト訓練(防災行政無線放送)後、各自治会から徒歩で移動され、白井第三小学校校庭には多くの皆さんが集合して、災害時訓練に挑んでいました。
白井第三小学校区まちづくり協議会 富澤会長からあいさつがありました。
白井市 笠井市長からあいさつがありました。
白井第三小学校校庭では、消火器訓練・通報訓練・救命講習・煙体験・地震体験(起震車)が行われました。また、体育館では避難所開設・運営訓練が行われ、両訓練とも同時進行していました。
印西地区消防組合消防士の立ち合いの下、煙体験ハウスも設置され無害な煙が充満する「通路」を体験されました。
この煙体験ハウスにも実際編集部も体験してみました。大げさかも知れませんが目の前数センチ前も、四方の感覚もなくなります。消防士から教わった、右手で壁を感じながら前進する事だけ集中して出口を目指すしか術はないと思います。本当の現場で冷静でいられるのでしょうか。
起震車でマグニチュード7.1を体験していました。強烈な突き上げと横揺れが続きます。立っていられませんね。
ダミーを使用しての訓練を受講しました。正しい心臓マッサージの姿勢や、AEDを使用した訓練を行いました。
編集部Sも数十年前(?)に普通救命講習を受講した以来、一度も受講できていないので受講してみたいと思いました。知っていて無駄ではない講習会ですね。
第三小学校体育館では、白井市・まちづくり協議会・自治会から約30名が設営訓練に参加しました。
ファミリールームと記載されたテント。高さ1mのものは一般避難者用、
こちらもファミリールームと記載されたテント。高さ1.8mのものは要配慮避難者用なのです。
高さ1mのファミリールーム内には、保温材が敷かれています。
高さ1.8mのファミリールームにはベットもあります。
災害用仮設トイレ(男性用・女性用が1基ずつあります)
仮設トイレ内部は、広く感じられました。更衣もできそうです。
校庭で消火器訓練・通報訓練・救命講習・煙体験・地震体験(起震車)を受講された参加者の皆さんは、終了後に体育館内に設置された避難所内を見学しました。
参加された方々の、感想をお聞きしました。
・煙体験では、全く前が見えず本当の災害時に冷静に移動できるかわかりませんでした。
・地震体験は想像を絶する揺れを体験しました。怖かったです。
・今日は訓練だけど、本当の災害時に対処できるか心配です。
・体験しておいて良かったと思います。
等々、お聞きました。お答えくださった皆さま、ありがとうございました。
謝意:白井第三小学校区災害訓練を取材し実際、煙体験をさせて頂き実際の災害発生時に自身がどのように行動できるのか、正直わかりませんでした。白煙の中はホワイトアウト状態で一寸先も見えない状態の中、必ずしも全ての皆さんが冷静でいられるはずはないと実感しました。今回は火災熱がありません。安全が確保されている訓練でしたから「前が全く見えない!」で終われています。ぜひ市内各小学校区の皆さんが、この災害訓練が受講して頂きたいと思います。白井第三小学校区まちづくり協議会の皆さま、自治会の皆さま、取材を快諾頂いた皆さまへ心から御礼申し上げます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。