イベント取材に行ってきました!
2023年4月29日(土)、鹿八2023のプレステージ「東京~鹿嶋」ロングライドの中継ポイント「白井市今井地区」にサイクリストが立ち寄り、地元の名産品に舌鼓!!
プレステージ 「東京~鹿嶋」間に参加されたのは11名の皆さん!
鹿八とは?
2014年から始まった「ツール・ド・東日本 鹿嶋 to 八戸800km」は「鹿八」の愛称で親しまれています。茨城県鹿嶋市の鹿島神宮を出発し、福島、宮城、岩手、青森県八戸市の蕪嶋(かぶしま)神社まで、延べ800kmを、自転車で7日間かけて走り抜けます。
プレステージ参加者を白井市笠井市長も出迎え、記念撮影。
今井地区の方々の歓迎を受け、地元の名産品でお腹いっぱいエネルギー補給!
2023年4月29日のこの日、プレステージは両国駅前をスタートし、隅田川から手賀沼、利根川沿いに巡礼旅の出発地、鹿嶋市に向かいます。
両国駅前 → 流山市 → 柏市 → 白井市 → 印西市 → 利根町 → 河内町 → 稲敷市 → 香取市 → 潮来市 → 鹿嶋市へと走行距離約105kmを走破していきます。
その途中、白井市今井地区に立ち寄り地元の皆さんの歓迎を受け、地元の「旨い」お昼ご飯に舌鼓!
柏市を出発後、白井市今井地区の中継地点に次々と、
「着いたーー!!」という歓声と共に到着しました。
炊き込みご飯と豚汁に「旨いなぁ」! 軒下で食べる地元料理の味は格別に美味しい!
皆さん、黙々と完食されていきましたよ!
炊き出しされた山本さんの炊き込みご飯と豚汁。最高に美味しいんです!
味が自慢の「しろいの自然薯」。白井市に来られた際にはぜひ! 収穫時期は秋以降です。
白井市でもこの周辺でしか食べられない!?
地元イベントでしか販売されず、販売開始後数分で完売してしまう「ばらっぱまんじゅう」です!
美味しそうでしょ!? 美味しいんです!
今井地区の里山で食べると、いつも以上に食べてしまうんですよ。
鹿八800のお揃いベストもカッコイイですね!
自然薯、気に入ってもらえたようです!
まちづくり鹿嶋株式会社のタウンマネージャーさん「鹿八800」に参加してます。
鹿嶋市観光協会のレンタサイクル「ぼくでん号」。電動アシスト付自転車です!
ロードバイクとのスペック差は苛酷なのだそうです。皆さんより早めに鹿嶋市へ向け出発!
お腹も心も満たされ、鹿嶋市へ向け出発していきます。
気を付けていってらっしゃーい!
2023年4月30日~5月6日の7日間、800キロを走破し八戸市蕪島にゴールしました。ゴール地点でデーリー東北新聞社が取材し同紙で紹介されていました。
(デーリー東北新聞社熊谷様には多大なるご配慮をいただきました。お御礼申し上げます。)
出典:デーリー東北新聞社 紙面掲載日:2023年5月7日付
夢は全世界の学生サイクリスト300人参加!
鹿八800への想いを語る主催者の岡田 繁(おかだ しげる)さん
Q:「鹿八800」を始めたきっかけについて教えて下さい。
オーストラリアにあるケアンズ(Cairns)からカルンバ (Karumba)までの780kmを1週間で自転車走破するチャリティーイベントに2回参加しました。地元のPTAが学校の色々な機材を買うために始めたイベントです。約300人が参加して集まった募金は子ども病院や学校、先住民の子ども達に自転車などを購入する費用にあてます。
キャンプをしながら移動するのですが、ものすごくみんなが楽しんでいて「Cairns 2 Karumba Bike Ride」に参加する人たちは地元・地域の皆さんから募金を託されています。こんな企画が日本でも、できたらすごいなと思っていました。
2011年東日本大震災があって、開催するなら東日本しかないと思い10年前に始めたんです。
新型コロナウィルス感染禍で一回だけできませんでしたが、開催して10周年になります。10年あれば文化になると聞き、一生懸命なんとか10回目指して頑張りました。
Q:鹿八800の今後の展望を教えてください。
夢は全世界の学生サイクリスト300人参加です。
今考えてるのは、世界各国から200人の学生と日本の学生100人(例えば各校から代表1名)に参加してもらいたいと考えています。
将来世界のリーダーになりたいと思っている子たちに参加してもらい、1週間苦楽を共にして走破していくことによって参加者全員が仲良くなっていきます。その結果、日本の学生は世界に目を向けるようになり、世界から参加した200人が日本の素晴らしさを自国へ向けて発信してくれると思います。今後10年のうちに開催できたらいいなと思っています。
Q:世界や日本の若いサイクリストに向けてメッセージをお願いします。
ぜひ「鹿八」に参加するために日本に来てください。日本の学生さんたちと一緒に走ってください。どうやったら全世界から300名のサイクリストが集結させれらるのか? 各方面の方々にも話をするようにして、本気で開催するために「どうすればいいのか」を考えています。
今回はそのプレイベントとして白井市を経由するコースを企画してみました。地元である白井市の皆さんが協力してくださり、ご飯を作ってくれたりとか名産品を提供してくださいました。訪れる先々で地元の名産品を使ったランチをご提供いただいたり、地元の人たちと交流しながら、地域を知っていくことができたらいいですね。ホームステイや学校の庭にテント泊しながら移動していくということもできると思っています。
日本の素晴らしさを知ってもらいながら、世界中に発信してもらえるような「鹿八」に発展していきたいと思います。日本のサイクリストの皆さん、ぜひ一緒に計画してもらえませんか?
岡田さん、ありがとうございました。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。