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イベント取材に行ってきました!

白井第二小学校で、おはなしのたまてばこが子供たちへ絵本の読み聞かせ

紙芝居仕立ての「ウイルスの次にやってくるもの」を読み聞かせてくれました

新型コロナウイルス自粛中、中止にしていた「おはなしのたまてばこ」の皆さんによる半年ぶりの子供たちへの読み聞かせです!

 

子供たちにやっと会える、やっと今月から読み聞かせが正常通りに!

子供たちに読み聞かせする「おはなしのたまてばこ」の皆さんの願いは「ウイルスの次にやってくるもの」に乗せて、紙芝居仕立てで開催されました。全ての大人たちの願い、子供たちに響け!

おはなしのたまてばこの皆さん

「私たちは日本赤十字社の了解を得て、どちらかというと大人向けの内容を小学校高学年に向けて、難しい言葉や文章を子どもたちにも解りやすい言葉に書き直し、付けたししながら、なんとか紙芝居にしたてました。」

おはなしのたまてばこについて

1994年4月より活動を開始し、今年で26年にも及ぶそうです。

白井市立第二小学校で絵本の読み聞かせをされています。現在10名の皆さんが、読み聞かせや人形劇を交えて活発に活動されています。

詳しくは、こちらからどうぞ。

「ウイルスの次にやってくるもの」
人から人へと広まっていく、もしかしたら、ウイルスよりも恐ろしいものとは?そして、わたしたちができることとは?

新型コロナウイルスは、“体の感染症”、“心の感染症”、“社会の感染症”の3つの顔を持っており、これらが“負のスパイラル”としてつながることで更なる感染の拡大につながっています。日本赤十字社では、この負のスパイラルを知り、断ち切るためのガイド「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」をホームページ上で公開していましたが、今回、本ガイドをもとに、より理解を促す絵本アニメーションを制作しました。ぜひご覧ください。

〈出典:日本赤十字社ホームページ 〉

「おはなしのたまてばこ」の龍さんは、難しい言葉や文章をどう表現すれば子どもたちにも解りやすい言葉になるだろう?と試行錯誤し、さらに研鑽を重ねながら紙芝居にされたそうです。そしてその想いは、子供たちの心にしっかりと残りました。

日本赤十字社のサイトからコロナウイルス感染に対する心の変化を、紙芝居で一部抜粋して、メンバーで7~8回集まり手作りで作成されたそうです。

第二小学校の子供たちみんなが、辛い思いをして欲しくない!色々な気持ちを持っていい!黙っている事こそ最も恐れること、その事を今回の紙芝居に想いを込められたそうです。

「恐怖」について、どう伝えれば良いか?

4年生、5年生、6年生各クラスに分かれてそれぞれに、メッセージを込めて、

子供たちに辛い思いをしてほしくない!

全ての大人たちの願い、子供たちに響け!

人は、団結すれば、恐怖より強く、そして賢い。

間違った情報が人から人へ広まっていく。間違った情報が間違った理解へと拡大していく。

「恐怖」は誰の心の中にもいる。だからこそ、みんなで励まし合おう!

はげましあおう!おうえんしあおう!ささえあおう!

紙芝居の後、子供たちに感想をお聞きしました。

-日常を普通に生活できている事のありがたさを感じました。

-いじめにつながらないように、みんなで声がけをしていきたい。

-恐怖についてとても分かりやすかった。

-コロナウィルス差別がどういう事かわかりました。

-必要以上にこわがらないようにしたい。

 

等々、とても立派な感想を聞かせてくれました。

我々大人がこの子供たちの小さな変化や、この小さな声が聞き取れる「おとな」であるのか、もう一度見つめ直さなければ...と思えてなりませんでした。

 

白井市立第二小学校4年生・5年生・6年生の皆さんに勉強をさせて頂きました。

おはなしのたまてばこの皆様、白井市立第二小学校校長先生を始め諸先生方、取材にご協力いただき大変ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

~取材日:2020年9月11日~

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。