きらめく人たちにインタビュー
7月30日~31日、群馬県高崎アリーナで開催された第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会。大会出場直前の稽古中にお邪魔しました。
三田空手クラブ所属の松永かなめ選手(中学1年)、あかね選手(小学5年)、つかさ選手(小学3年)の姉妹が揃って千葉県大会で優勝し、文部科学大臣杯第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会への出場を決めました。
かなめ選手は「中学1年生 女子 形の部」に、あかね選手とつかさ選手は、それぞれの学年の「女子 形の部」と「女子 組手の部」に出場します。
左から、松永かなめ選手(中学1年)・つかさ選手(小学3年)・あかね選手(小学5年)
日本空手協会船橋支部三田空手クラブ 支部長 若梅陽子氏
当クラブは1982年(昭和57年)6月に千葉県船橋市で設立しました。
(公社)日本空手協会・船橋市スポーツ少年団・東日本実業団空手道連盟・船橋市空手道連盟などの団体に所属している武道団体です。
多くの優秀な指導員を輩出し、次々に新しい会員を迎えながら、活気に満ちた稽古をしています。年間を通じて多くの大会出場のチャンスがあり、黒帯やさらに上の目標を目指して昇級・昇段へ挑戦できます。
船橋支部三田空手クラブでは、幼稚園から年配の方まで、男女を問わず空手を楽しめます。
特に中学生・高校生は勉強や部活で忙しくなっても、多くの会員が楽しく稽古を続けています。
先輩が後輩の面倒を見ることも代々引き継がれる伝統で、成長とともに、いつのまにか下の子の面倒を見れるようになるでしょう。
黒帯を取得したあと、ますます空手を楽しんでいる会員が多いのも大きな特徴です。大人の部には、昔空手をやっていて久しぶりに、という方もいらっしゃいます。手軽な運動としてお子様と一緒に始められるお父様お母様も多いようです。親子で揃って黒帯を取得することも珍しくありません。
どうぞお気軽に見学へいらして下さい。「出典:日本空手協会船橋支部三田空手クラブ」
白井市副市長へ表敬訪問
7月22日白井市在住の松永かなめ選手(中1) あかね選手(小5) つかさ選手(小3)の3姉妹が、「第64回小学生中学生全国空手道選手権大会出場」報告のため白井市役所を訪れました。応接室で山下副市長らと面談し、千葉県大会において3人とも金メダルを獲得の報告。そして全国大会に向けた意気込みを発表しました。
「出典:日本空手協会船橋支部三田空手クラブ」
松永3姉妹は毎年千葉県大会で優勝し、毎年小学生・中学生全国空手道選手権大会に出場するまさに強者です。
松永かなめ選手は、市内中学校に通う中学1年生です。
Q:千葉県大会はいつでしたか?
第47回千葉県空手道選手権大会が、5月3日に船橋アリーナで開催され、3姉妹でそろって優勝できました。
Q:今年も全国大会出場おめでとうございます。
千葉県大会に優勝して、高崎アリーナで開催される文部科学大臣杯第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会に出場が決まりました。全国大会予選では平安型を披露します。
Q:全国へ向けて目標をお願いします。
優勝したいです。
Q:大会に向けてどんな事を気を付けたいですか?
先生方やお父さんに教わった事を、注意しながら意識して、大会に活かせるようにしたいです。
Q:競技中に一番気を付けたいところを教えてください。
もっと力強く、思いっきりできるようにしたいです。
Q:夏休みの宿題は終わりそうですか?
小学生と中学生では課題数も違います!数学とかめっちゃあるんですよ。・・・頑張ります!
松永あかね選手は、市内小学校に通う小学5年生です。
Q:平安型とは空手の型ですか?
はい。予選の平安型には平安初段、平安二段、平安三段、平安四段、平安五段があります。
Q:予選は何回戦あるのですか?
予選は4~5回戦です。年齢に問わず平安型初段から5段まであって、その時に発表された段を演じます。
Q:全国へ向けて抱負をお願いします。
入賞を目指して頑張りたいです。
Q:大会に向けてどんな事を気を付けたいですか?
先生方に教わった事を、意識して間違えずにしたいです。
Q:競技中に一番気を付けたいところを教えてください。
はい。集中力を切らさないことです。
Q:ところで夏休みの宿題は終わりそうですか?
もう少しで終われそうです!
松永つかさ選手は、市内小学校に通う小学3年生です。
Q:全国大会出場ですが、緊張しませんか?
文部科学大臣杯第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会に出場できるので、ちょっと緊張しますが、一生懸命頑張りたいです!
Q:全国へ向けて抱負をお願いします。
入賞を目指して頑張りたいです。
Q:どんな事に気を付けたいですか?
とにかく失敗しないようにしたいです。教えられた事をすぐ出来るように注意したいです。
Q:競技中に一番気を付けたいところを教えてください。
拳をきちんと握れるようにしたいです。
Q:夏休みの宿題は終わりそうですか?
ドリルは全部終わりました!
Q:お父さん、お母さんにひと言ずつお願いします。
かなめ選手:いつも教えてくれてありがとう!
あかね選手:いつも教えてくれてありがとう!
つかさ選手:いつも教えてくれてありがとう!
謝意:第46回小学生・中学生全国空手道選手権大会出場おめでとうございます。昨年に続き、今年も松永かなめ選手、あかね選手、つかさ選手にお話を伺う事ができました(昨年のインタビュー記事はこちら)。全国大会に毎年出場する松永姉妹はとても仲が良く、武道家として稽古に取り組む時の姿勢や目力に圧倒される場面も何度もありました。この記事を作成している日は全国大会中。松永姉妹頑張れ!取材日:2022年7月27日
取材にご協力を頂きました日本空手協会船橋支部三田空手クラブ若梅陽子支部長を始め、ご父兄の皆様には心から御礼申し上げます。
追記
第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会が終わり、3姉妹が所属する三田空手クラブの若梅支部長からご報告をいただきました。
各カテゴリーにそれぞれ約150名の選手が出場しました。その中の戦いですので厳しいものがありました。
かなめさんは、過去に優勝・準優勝・4位の経験があり、今回は優勝を狙って熱心に稽古を積んでいましたが、残念ながら予選3回戦で敗退しました。
あかねさんは、形は1回戦敗退、組手は3回戦まで進み善戦しました。
つかさちゃんは、形は4位入賞し、組手は2回戦まで進みました。
結果はご本人たちが思っていたものとは違うのかもしれませんが、3人ともお疲れ様でした!私たちに夢と希望をありがとう!!
これからも厳しい稽古を続けていくことと思いますが、少しは夏休みを満喫してくださいね。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。