きらめく人たちにインタビュー
市立池の上小学校4年の楠原 拳(くすはら けん)選手「32.5kg級」がジュニアボクシング大会『第6回ジュニア・チャンピオンズ・リーグ全国大会』で準優勝!
出典:ボクシングモバイル『第6回ジュニア・チャンピオンズ・リーグ全国大会』
Q:ボクシングを始めたきっかけを教えてください。
3歳の頃からキックボクシングを始めていました。小学1年生の頃に自分でボクシングを始めたいと思い転向しました。
Q:今どこかのジムに通っているのですか?
今は八千代市にあるA SIDE BOXING FITNESS CLUB(以下エーサイドボクシングジム)と、市原市の京葉ボクシングジムの2カ所に所属しています。エーサイドボクシングジムは、高校・大学の時にボクシング部に所属していたお父さんが探してくれました。
京葉ボクシングジムは日本プロボクシング連盟に所属のジム、エーサイドボクシングジムはアマチュアボクシングジム、という違いがあります。プロボクシング連盟主催のキッズ全国大会があり、この大会に出場するためにはプロ連盟に加盟するジムに所属しないと出場できません。
市外の高校ボクシング部の練習に参加してるとき、京葉ボクシングジムの会長さんの子どもが自分と同級生だったこともあって仲良くなり、会長さんから京葉ジムに所属を勧めてもらい入会を決めました。
Q:ボクシングの全国大会に出場したのですね。
9月29日(日)に東京立川市にある「ドーム立川立飛」で行われた『第6回ジュニア・チャンピオンズ・リーグ全国大会』です。東日本予選大会で1位にならないと出場できない大会です。
Q:まず東日本予選での試合を振り返っていかがでした?
3試合目で一回ダウンしてしまい、その時は正直に焦りました。でも2ラウンド目と3ラウンド目に入ってダウンを一つずつ取り返して判定で勝ちましたが、その試合で課題も見えました。
ダウンを取られた時に両足がそろってしまっていたことが反省点です。両足をそろえてしまうとバランスが崩れてしまいますので、どんな時でもしっかりと足のポジションを決めて基本姿勢を崩さずに試合に臨むことが重要です。
Q:予選勝ち抜いて、全国大会出場したときを振り返ってください。
全国大会決勝戦の対戦相手と自分との距離を、序盤では距離を保ちながら対戦していました。相手が踏み込んで来たスピードに反応できず、相手の距離で戦わされてしまい自分のパンチも少し当てることもできましたが、思ったほど当てることができずラウンドが進んでしまい準優勝で終わってとても悔しかったです。
Q:そこでまた反省点が見えたのですね。
もっとリラックスして、パンチやフットワークにスピードをつけられるトレーニングが必要だと思いました。パンチを打つときに踏み込む後ろ足の蹴り方です。後ろ足を蹴って前に踏み込みますが、バックステップの場合は前足を蹴って後ろに下がります。このスピードやステップにはやっぱり走り込みが大切です。ただ単純にスタミナだけじゃなくて、その足の運びとかその瞬発力とかを速くすることができます。
Q:悔しさから何か感じたことありますか?
判定の時はとてもくやしかったです。対戦相手の方が上だったかなって感じてしまいました。もっと練習しておけば、勝てる相手だと思えたので余計に悔しかったです。
Q:どんなボクシング選手になりたいと思いますか?
一歩ずつ成長につながる練習を続けて、まずは来年の大会で優勝して勝ち続けられる選手になりたいです。すぐにはなれないですけど、将来はプロボクサーとしてまず日本で一番強くなって、世界に出てチャンピオンになりたいです。
Q:目標とする選手はいますか?
井上尚弥選手です。足のスピードや常に試合運びの中で戦い方を変えられるのはすごいと思いますし、ラウンド毎にも戦い方が変えられる選手を目標にしています。行きたいジムも決まっていて大橋ボクシングジムです。強い選手がたくさんいるジムに入って、自分も強い選手と一緒にトレーニングをしたいです。
サポートとか応援してくれている、お父さんやお母さんや、ジムの会長を始め全ての人たちを尊敬しています。
Q:好きな教科は何ですか?
1番好きな教科は体育で、算数も好きです。算数は計算して解けたときの達成感が好きです。
Q:学校で友達とはどんな遊びをするのですか?
学校ではよくドッジボールをしています。学校終わってからはボクシングの練習です。ほぼ毎日で週6日はトレーニングをしています。学校から帰ってきて4km走って帰ってきてお父さんかお母さんにジムへ連れていってもらいます。友達もいるので友達といろいろ考えて、トレーニングができることが楽しいです!
Q:お父さん、お母さんにメッセージをお願いします。
お父さんは、いつも練習を見て教えてくれて、たまに一緒に走ってくれます。練習でも自分を一番よく分かってくれている先生です。
お母さんはいつも栄養を考えたご飯を作ってくれて、練習の送り迎えなどをしてくれているので、とても感謝しています。
お父さん、お母さん、いつもありがとう!大好きです。
楠原拳選手、ありがとうございました。
取材日:2024年10月9日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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