きらめく人たちにインタビュー
2021年7月4日に埼玉県立武道館で開催される「関東女子ジュニア柔道体重別選手権大会」に、県立白井高等学校3年生の近藤 瑠美(こんどう るみ)選手が出場されます!
この大会には約140名の選手が出場し、各階級優勝者・準優勝者・第3位までの勝者が、関東地区代表として「2021年度JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」に出場できるという、全国大会への切符を手にする強者揃いの大会です。
※撮影時に限りマスクを外してもらい撮影しました。
Q:小学生の頃から柔道をされていたのですか?
いえ、小学4年生から6年生まで楽器を吹いていました。打楽器と金管楽器を集めた、金管クラブというクラブに入部していました。たまたま人数募集という貼り紙を見て、やってみようかなって思いました。
Q:柔道を始めたのはいつからですか。
中学校に入学した時に部活動紹介があって、小柄な柔道部の先輩が、大きな体格の先輩を軽々と背負い投げで投げる姿が「カッコイイな!」と思い、柔道部に入部しました。
Q:柔道をする中で、楽しい事や悔しいことを教えてください。
一生懸命顧問の先生と自分で稽古をしていて、出来なかった技や苦手な技を、大会という本番で成功できた時が一番楽しいなって思います。辛い事は、結構あるのですが、暑い中での稽古は体力がもたなかったり、これだけ辛い稽古を続けていても、自分よりもまだまだ強くて上の選手がいる!と、大会で思い知らされる時などは、本当に辛く思う時もあります。
大会では力の差を感じる選手もいますが、でも、その時に力の差を感じても感じた分だけ、次回に自分が少しでも上にいればその差を気付きやすいです。「成長できる事」につながるのであれば、その力の差を感じる経験も時には必要だと思いますね。
カメラを前に「あ~、緊張する!!」
柔道場に入った近藤瑠美選手の凛々しい表情は、まさにアスリート!
白井高等学校柔道場は、校内とは異なるピンと張りつめた雰囲気が印象的でした。
胴衣に着替えたとたん、先ほどの女子高校生ではなくなりました。
醸し出す雰囲気、目つきは一転します。
Q:尊敬する柔道家や先輩はいますか。
昨年柔道部の部長だった先輩ですが、とにかく色々な技をかけてくる部長でした。基本組手には、右組や左組があるのですがその先輩は両方の組手を使えました。色々技をかけてくれるので、次の試合での対戦相手が左組で稽古したいと思えば、技のかけ方を、とても分かりやすく教えてくれるとても尊敬する先輩でした。
Q:一番近い目標はありますか。
近い目標では、6月20日インターハイ予選が始まります。この大会で優勝して、インターハイ出場を決める事です。団体戦では、いつも優勝・準優勝するような高校と1回戦2回戦で当たりますのでとても緊張しています。
Q:好きなたべもの、おやつは何ですか。
お母さんの作ってくれるお料理は、ホントに何でも美味しいです!ユーモアのあるお料理も作ってくれますよ。ただ、レバーとかセロリ等の匂いが苦手です。おやつは「じゃがりこ」が好きです!
Q:柔道以外で何か好きな事はありますか。
音楽を聴くことも好きですが、私は本を読む事が好きで、本を貸し合ったりもしますね。ファンタジー系は第三者的に読みますし、ミステリーなども好きで読んでいます。
Q:ご両親に伝えたい事は何ですか。
色々な事を手伝ってくれていて、高校入試の時も女子柔道部があり強い白井高校を見つけて薦めてくれた事など、とても積極的に協力してくれました。交通費も必要になるから大変なのに、ホントにすごく感謝しています。支えになってくれていて、とても助かっています。お父さん、お母さん!いつもありがとう!
近藤 瑠美選手、ありがとうございました。
近藤選手は、きっと将来の目標もつかみ取れると確信します。
謝意:近藤 瑠美選手は、しっかりとした考え方をお持ちで、自身の事を理解しながら黙々と自分自身の姿勢で道を切り開こうとされています。取材中に時折見せてくれる笑顔がとても素敵な素晴らしいアスリートでした。
白井高校の素晴らしい逸材にお会いでき、またお話をお伺いさせて頂きました事、この場を借りて心より御礼申し上げます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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