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白井市の学校給食の舞台裏

【独占取材】白井市の学校給食と「知る」をはじめよう! ~野菜について~

白井市の学校給食に野菜を卸している中村さんの農園を見学させていただきました。

以前から、学校給食の関係者と生産者さんとの意見交換や農園見学は行われており、やおぱぁく北川店長のご協力のもと、農園見学が行われました。

左から、栄養士の萩原さん、宇田川さん、大村さん、北村さん、野菜を卸している農家の松丸さん、中村さん、山崎さん、やおぱぁくの北川さん

ひろーい人参畑は、収穫量として約3トンとのことです。特に人参は給食ではなくてはならない野菜の一つです。給食センターに卸すときには一日に100~200キログラムを20日前後卸すこともあるんだとか...すごい!

 

そして印象的だったのは人参の葉っぱが青々していてとてもキレイだったことです。

驚くほど柔らかい土で育っているにんじんは甘みが強く葉っぱまでキレイ♪

栄養士の北村さんと大村さんも収穫体験してみました!

他にもブロッコリー畑と収穫の終わった白菜の畑も見学しました。

一枚一枚の葉っぱが立派なブロッコリー

これは出荷できないはじかれたブロッコリーです。よーく見ると、ところどころにある黄色くなった部分があることで商品にはならないとのことでした。

収穫後の白菜も葉っぱがとてもキレイでした!

そして、お話を聞いているうちに野菜農家さんの抱える問題点も浮かび上がってきました。

 

それが、害獣被害だそうです。

 

収穫期になるとタヌキハクビシンが集団で来るようになり、農作物が荒らされて一定数は商品にならず、廃棄になってしまうとのことです。そのため多めに作付けをし、学校給食に卸すための量を確保しています。

 

また害獣対策として、「他市のイノシシ対策の補助金の制度のようなものがあれば、電気柵などで囲うことで廃棄量が減っていき、白井の皆さんにもっとたくさん食べてもらえるのに・・・」と語られていました。

 

そして、「イノシシでも、タヌキでも被害は同じ!!」今後の白井市に期待をしているとのことでした。白井市の美味しい野菜の廃棄が減るように、私たちも今後の白井市に期待していきたいと思います。

農家さんの子ども達への願い

左から松丸さん、中村さん

松丸さん:「子ども達に野菜をたくさん食べてほしいです。そのために、たくさん応援していきます」

 

中村さん:「生産者の努力はもちろん、野菜は美味しいという事を知ってもらい、たくさん食べてもらうのが夢でありやりがいです。ぜひ食べて下さいね」

山崎さん

山崎さん:「一生懸命作った野菜で、栄養士の皆さんにおいしい献立や料理を作ってもらい、子ども達にいっぱい食べて元気に育ってもらいたいです」

~白井市の栄養士さんの感想~

 

「今回農園の見学を経て、雨だろうと雪だろうと野菜を作ってくれている農家さんのお話を聞き、改めて大事に食べようと思いました。これからも、農家さんの見えない部分の大変さや白井の美味しい野菜を伝えていきたいです」

 

「これを見た子ども達が、少しでも野菜を食べる意欲につながってもらえるとうれしいです」

と語られていました。

※今回取材させていただいた農園の野菜は、「やおぱぁく」でもご購入いただけます。ぜひ足を運んでみてくださいね♪

 

やおぱぁく㏋

千葉県白井市木278-1

047‐498-2007

営業時間: 10:00~17:00 

定休日: 月曜

 

給食センターについてはこちら↓

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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