白井市の事業を紹介します
2024年1月29日(月)、白井市は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と「広域水災発生時の共同取組に関する覚書」を締結しました。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と白井市の間で相互に書名しました。
【主旨】
水災害発生時における、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との火災保険契約者である市民の方への『罹災証明』発行サポート、同社撮影した写真を市への提供などの取組みを実施することにより、円滑な罹災証明発行ができ、被災後の生活をスムーズに支援することにより、市民サービスの向上を図ることを目的とする。
※白井市「広域水災発生時の共同取組に関する覚書」説明より
笠井 喜久雄市長
本日あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様と、白井市との間におきまして「広域水害発生時の共同取組み」に関する覚書を締結させていただきました。
令和4年2月3日から連携協定の締結以降、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様にはSDGsに関するセミナー開催、小・中学校での交通安全教室の開催など、さまざまな取り組みを通じ市の事業に加わっていただきました。この場をお借りしまして、深く御礼を申し上げます。
今回は広域水害等が発生した場合の罹災証明に関する締結です。今年1月1日に能登半島で大きな地震が発生し震災後3週間以上が経ちますが、なかなか復旧が進んでいない現状です。これには罹災証明の発行が全ての市民の方に届いていかないという課題もあります。今回の罹災証明について、民間で持っている技術で協力いただくことは、今後の白井市を中心とした首都直下型地震が発生した場合、非常に役に立つと思っています。
これを契機に、お互いが持っている知見やネットワークを最大限に生かして、あらゆる市民サービスに寄与をしていただきたいと思います。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 千葉北支店 北村隆嗣支店長
本⽇は「広域⽔害発⽣時の共同取組み」に関する覚書を締結いただき、誠にありがとうございます。元日に能登半島地震が発⽣し、私ども損害保険会社として復興復旧のために⼀⽇でも早く、保険⾦をお届けできるよう取り組んでおります。
千葉地域の社員も現地に支援に入っており、被災されたお客様からは 「地震保険に⼊っていてよかった」、「もっと⼤変な地域へ⾏ってください」など、さまざまなご意見をいただいております。
弊社のハザードマップWebアプリ(出展:防災科学研究所データ)では ⽩井市(白井市役所の地点)で30年以内に、震度6強以上の地震が起こる確率は14%以上、一方⽯川県輪島市では0.67%でした。つまりいつどこで大地震が発生してもおかしくないのが日本列島の現状です。また震災のみならず昨年千葉地域では、茂原地域で発⽣した⽔害は100年に⼀度の災害と言われております。
今回の「広域⽔害発⽣時の共同取組み」に関する覚書締結を機に、私ども損害保険会社としてできることを、⽩井市と⼀緒に取り組み、万一大規模水災が発生した際には、市⺠の⽅がいち早く復興復旧できるよう、尽⼒していきたいと思います。
現在、弊社は全国497の自治体と包括連携協定を締結させていただいておりますが、「広域水害発生時の共同取り組み」については51自治体の覚書締結にとどまっております。今後さらに推進し地域のためにお役にたてるよう取り組んで参ります。本⽇はありがとうございました。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、地域の活性化と市民サービスの向上に向けた包括連携協定も白井市と結んでいます。その様子は以下からご覧いただけます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。