しろいの仕事人
千葉県白井市は、日本梨の栽培面積・収穫量・産出額において全国でもトップクラスの名産地です。
平成29年4月12日、千葉県生まれの梨の新品種登録(千葉K3号)が23年ぶりに発表され、令和3年5月13日、愛称を秋満月(あきみつき)と決定されました。
五十嵐農園の五十嵐正三さん。秋満月の特徴について、わかりやすくご説明頂きました。
お客様からは新高と同等、秋月に近いぐらいの評価を頂き、味的も悪くないとのご意見を頂いているそうです。
秋満月は大玉で平均5 Kgで8個入程度、新高と比べても遜色ないも遜色のない品種で、梨として収穫時期の遅い品種の中で、とても美味しい品種なのだそうです!
とても楽しみですね!!
品種名を「千葉K3号」といいます。
愛称を「秋満月(あきみつき)」といいます。よろしくお願いします!
新品種の概要
(1)愛称:秋満月(あきみつき)収穫の秋、満月のように大きく実ったナシに、農家と消費者の喜びと感謝の気持ちを込めて名づけられました。(2)愛称公募期間:令和元年9月1日から令和元年12月15日
(3)応募総数:5,715点(インターネット2,994点、ハガキ2,712点)
(4)愛称選考委員会による愛称候補の選考:県産農産物の流通や普及啓発、消費拡大に携わっている関係者で構成する選考委員会で、応募作品の中から品種の特徴、親しみやすさ、インパクトなど、様々な視点から選考しました。
~出典:千葉県ホームページ(外部リンクしています)~
まだまだ若い、穂木(ほぎ)の成長が心配で、と成長を心配されていました。
手塩にかけた穂木が、こんなに立派に成長するのですね!
丹精込めて育てる樹一本を、果実、葉一枚一枚を、やさしい眼差しで見守っていらっしゃいました。
五十嵐農園は、梨の試験栽培にも積極的に協力されていて、
樹の至る所に試験中の接木を見る事ができました。
品種改良に向け接木をされているそうです。素人目にはどこが接がれているのかわかりません。教えて頂き、確かに違いがわかりました!
●名前(愛称):「秋満月」(あきみつき)
●品種名:「千葉K3号」※正式名称のようなもの
●収穫期:9月中旬~10月上中旬
●大きさ:700gを超える大果
●食味:甘みが強く酸味が少ない。肉質は滑らかで多汁のため食味が良好
●日持ち:良い(常温で28日)
●交配親:「豊水」×(「新雪」×「平塚16号(かおり)」)
~出典:しろいのなし(外部リンクします)~
実りの秋・・・収穫の秋・・・、満月のように大きく実った梨に、梨農家と消費者の喜びと感謝の気持ちを込めて。
秋満月は今年令和3年秋にデビューを迎えますが、生産量が限られているため、当面は生産者による直売を中心に販売が開始されます。千葉県では、販売開始に合わせ、秋満月の認知度向上と生産拡大に向け、PRイベントなどを検討していきます。
「出典:千葉県農林水産部報道資料」
謝意:梨農家さんの日々の作業内容をお聞きするにつけ驚く事ばかりです。圃場環境を整える事、樹を育てる事、土壌や葉の病気、自然現象、気候の事、果実の病気等々驚く事ばかりです。今回五十嵐農園の五十嵐さんにお会いさせて頂き、様々なお話をお聞き出来たこと、勉強になりました。改めて御礼申し上げます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。