しろいの仕事人
2025年7月2日、産業廃棄物のリサイクルを手がける、株式会社丸幸「エコ・ファクトリー神々廻の森」が、白井第二小学校4年生の皆さんに出前授業を行いました。
千葉県鎌ケ谷市に本社を置く産廃・一廃の総合リサイクルに取り組んでいます。関東屈指の産廃中間処理能力を誇る株式会社丸幸(白井市神々廻)「エコ・ファクトリー神々廻の森」、多品目の産廃処理許可、広域の一廃収集運搬許可を保有し、多くのお客様にリサイクルの提案をしています。
出典:株式会社丸幸ホームページ
株式会社丸幸 脱炭素推進部 丸井 剛さんの出前授業は、楽しく事業ゴミやリサイクルについて児童達が興味をもてるよう大変工夫された内容でした。
この日のテーマは「ゴミ」。でも、丸井さんは最初にこのように話しました。
「僕たちは“ゴミが好き”な会社です。え、ゴミが好き? って思うよね。でも、ゴミは新しく生まれ変わる“資源”でもあるんだよ」児童たちは少し驚いた様子でしたが、興味津々で話を聞き始めました。児童たちは驚きつつも、興味深そうに聞いていました。
「6月だけで日本全国で10数件、ゴミ収集車の火災が起きています」実際の映像では、ゴミ処理場で発火する様子に、児童たちもびっくり!
家庭から出る“家庭ゴミ”は知っているけれど、会社やお店、工場から出るゴミは“事業ゴミ”と呼ばれます。
実は、私たちがよく行くコンビニやスーパーにも「家庭ゴミを捨てないでください」という張り紙があります。「お店が出すゴミは、お店が責任を持って処分費を払っています。だから家庭のゴミを持ち込まれると困ってしまうんです」児童たちは「へえ~!」と目を丸くしていました。
丸井さんは2つの大きな違いを教えてくれました。
◆1つは一般廃棄物。
お祭りの食べ終わった容器や、コンビニ、スーパー、工場などで出る日常的なゴミのことです。
◆もう1つは産業廃棄物。
工事現場のがれきや工場から出る大きなゴミ、病院から出る注射針など、特別な処理が必要なものを言います。
この日、児童たちはグループに分かれ、実際に「ゴミの分別体験」に挑戦しました。
資源になるもの(リサイクルできるもの)、資源にならないもの(リサイクルできないもの)、危険なものに分別していきました。
乾電池やリチウムイオン電池が混ざったゴミが火災の原因になることもあるそうです。
ゴミから生まれる「固形燃料 RPF」
株式会社丸幸では、プラスチックや木くず、畳のくずなどを混ぜて、「RPF(アールピーエフ)」という固形燃料を作っています。これは製紙工場などで石炭の代わりに燃やされ、蒸気や電力を作るために使われています。環境にやさしく、二酸化炭素の排出も抑えられるそうです。
「みんなが分別してくれると、ゴミは資源になって、新しい形でまた生まれ変わるんだよ」
ゴミはちゃんと分ければ“資源”になる
最後に丸井さんは、こう呼びかけました。「分ければ資源、混ぜればゴミ。僕たちの仕事は、ゴミをきちんと分けて、資源として生かすことです。だから、ゴミ収集車を見かけたら、暑い中がんばっているなと、応援してくれたら嬉しいです」
出前授業を終えられた、株式会社丸幸 丸井さんにインタビューしました。
株式会社丸幸 脱炭素推進部 丸井 剛さん
私たちが今、出前授業に取り組んでいる理由は、「ただ処理するだけの仕事」から脱却し、「資源を循環させる仕事」へと意識を変えていかなければならないという思いがあるからです。
ゴミ処理は当たり前のこととして続けられてきましたが、これからは循環型社会の実現に向けて、地域の皆さん一人ひとりの意識を変えることが必要です。しかし、これは簡単なことではありません。だからこそ、私たち事業者ができることとして、まずは自分たちの拠点である白井市・柏市・鎌ケ谷市など、地域から意識改革を始めていこうと考えました。
小学校4年生という早い段階から、ゴミやリサイクルについて学んでもらうことで、中学・高校と成長する中で、「自分でも調べてみたい」と思う子どもたちが出てくるかもしれません。最終的にその中から、私たちのような仕事に興味を持って就職してくれる人がいたら、本当に嬉しいです。この出前授業をもっとしっかりと広げるためには、自治体との連携が欠かせません。例えば、「ゼロカーボンシティ」を目指す中で、太陽光発電だけでなく、「ペットボトル1本を正しく分別すること」も立派なゼロカーボンへの一歩だと思います。
出前授業では、そういった小さな行動が大きな変化につながることを子どもたちに伝えていきたい。そして、ゴミを出している会社さんにも参加してもらい、「自分たちはこういうリサイクルのための製品を作っている」「それをこうやって処理している」と、社会の中での循環のつながりを一緒に見せていけることが理想です。
白井工業団地内の企業と連携して、環境に関する地域の取り組みを知ってもらえる場を作れたら、それは大きな意味があります。地元企業がどのように環境問題に取り組んでいるかを子どもたちに伝えることで、将来「白井市内の会社で働きたい」と思ってもらえたら、私たちにとって何よりの成果です。
私たちは、出前授業をただの教育活動としてではなく、「地域・企業・学校をつなぐ社会的な取り組み」として位置づけています。ゴミの分別やリサイクルという身近なテーマを通じて、持続可能な社会づくりに貢献していきたい。そんな思いを持って、これからも活動を続けていきます。
丸井さん、ありがとうございました。
取材日:2025年7月2日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

しろいの梨が「千葉なし味自慢コンテスト」にて農林水産大臣賞を受賞しました!
最高賞である「令和7年度農林水産大臣賞」を受賞された湯浅 貴学さん、一至さんにインタビューしました。

令和7年度千葉県商工会青年部主張発表大会に中村嘉裕さんが出場しました!
2025年7月11日、千葉市「ロイヤルパインズホテル千葉」で開催された令和7年度千葉県商工会青年部連合会主張発表大会に「県北部ブロック商工会青年部代表」として、キッチンカー「はちべゑ」を経営する中村嘉裕さんが出場しました。

白井第二小学校に出前授業『ゴミは資源だ! ~「事業ゴミ」って知ってる?~』
2025年7月2日、産業廃棄物のリサイクルを手がける、株式会社丸幸「エコ・ファクトリー神々廻の森」が、白井第二小学校4年生の皆さんに出前授業を行いました。