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イベント取材に行ってきました!

「しろい七福神めぐりウォーク」のイベントに参加してきました!

白井市7ヵ所のお寺を歩いて巡る、20km超の長距離ハイキングイベント

イベント参加者の皆さん 約50名ほどが参加し、新年のお参りとハイキングを楽しみました!

しろい七福神について

白井市には「しろい七福神霊場会」が市内7か所のお寺にお祀りした「しろい七福神」の大黒天・福禄寿・弁財天・毘沙門天・恵比寿神・寿老人・布袋尊の7体の神様が鎮座されています。しろい七福神を、縁日であるの正月1日~7日そして毎月7日に巡拝すると、よりご利益があるとされています。

スタート地点は白井市役所

 

毎年、新年に行われている「しろい七福神めぐりウォーク」は白井市スポーツ推進委員協議会主催で行われているイベントです。

 

白井市役所からスタートし、7ヵ所のお寺を巡り白井市役所に戻ってくるコースで、ハイキングを行います。

全行程で20kmを超える長距離ハイキングとなっています!

 

参加者の中には女性78歳の方、男性90歳の方など、元気に参加されていて驚きました!

また、今回初めて参加した「しろいチャレンジド・スポーツクラブ」の障がい者・児と、その親御さんも含め23名もの方が参加して、新年のウォーキングを楽しんでいました。

 

今回の「しろい七福神めぐり」は以下のコースで歩きます。

白井市役所 → 長楽寺(恵比寿)→ 西輪寺(福禄寿)→ 来迎寺(布袋尊)→ 秋本寺(毘沙門天)
→ 延命寺(大黒天)→ 薬王寺(弁財天)→ 佛法寺(寿老人)→ 白井市役所

朝8:30頃に市役所前に集合し、16:00頃ここに戻ってくる予定です。

出発前にみんなで準備運動! 

それでは「しろい七福神めぐりウォーク」スタートです!

 

まずは、市役所から神崎川沿いに出て長楽寺を目指します!

雲一つない晴天で、風も少なく絶好のハイキング日和!

神崎川沿いは朝日が心地よく当たり、体もあったまってきました!

一つ目のお寺、長楽寺(恵比寿)に到着!

長楽寺の恵比寿

一つ目のお寺は「長楽寺」 ここには恵比寿様が祀られています。

しろい七福神「恵比寿」

当山は文明年間の開基といわれる、元禄元年に本堂が再建され本尊は白井市指定文化財の阿弥陀如来像立像で本町有数の大きさをもちます。現本堂は本山延暦寺中堂の様式をとりいれ坐禅等の修行道場としても知られ、また鐘楼を本堂とともに新設、除夜の鐘として近隣から親しまれています。
 恵比寿神はイザナギノミコトの第三子でその像は風折烏帽子(かざおりえぼし)をかむり狩衣(かりぎぬ)、指貫(さしぬき)をつけ釣竿を持ち、鯛を抱えています。歓喜の相を表し笑える神、喜べる神との意から恵比寿と称して商売繁盛・医業・交通安全等を司る神として崇められています。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

次は二つ目のお寺、西輪寺(福禄寿)

 

長楽寺から七次台の団地を抜け、富塚にある西輪寺に着きました!

西輪寺の福禄寿

二つ目のお寺は「西輪寺」 ここには福禄寿様が祀られています。

しろい七福神「福禄寿」

当山の縁起によると、文禄2年6月、相馬治少輔平胤吉が海東八郎延高とその子、急雨丸延乗(むらさめまるのぶのり)の菩堤を弔ったことが開基とされ、後に慶安年間上野寛永寺の僧豪胤が再建、延乗の名を以て急雨山圓乗院西輪寺と称し本尊は阿弥陀如来。境内に太子堂があり堂内には聖徳太子・聖観世音菩薩・弁財天その他が合祀されています。
福禄寿の尊像は短身・長頭・美髯を有し当山が勧請した尊像は如意珠を持ち長頭に頭巾を冠っております。福禄寿は幸福・高祿・長寿を与える三徳の神として諸願成就を願う多くの人々に信仰されています。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

三つ目のお寺は、来迎寺(布袋尊)

 

次は西輪寺からほど近い、折立にある来迎寺に向かいます。

来迎寺の布袋尊

のどかな風景を見て季節を感じながらのハイキング、いろいろな白井の再発見がありました!

三つ目のお寺「来迎寺」に到着! ここには布袋尊様が祀られています。

しろい七福神「布袋尊」

当山は承久年間の開基と伝えられ、堂内には本尊阿弥陀如来立像・閻魔王・毘沙門天・弁財天・奪衣婆(だつえば)等が合祀されております。境内の巨木イチョウは火 伏せの霊樹とされています。
新たに勧請された布袋尊は、中国の高僧で名は契此(かいし)と称してつねに袋を負い、各地を放浪し、人々の吉凶を占い、温顔微笑の面相をして、堪忍と和合を教えてくれる福神として、吉凶占い・福徳円満・平和安穏・家運繁栄を司る神として崇められ、未来佛たる弥勒菩薩の化身でもあります。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

次は四つ目のお寺、秋本寺(毘沙門天)に到着!

 

来迎寺から16号線沿いを通り、白井中学校の横を抜け秋本寺に着きました!

四つ目のお寺「秋本寺」 ここには毘沙門天様が祀られています。

しろい七福神「毘沙門天」

当山の開基は秋元太郎左衛門尉勝光で嘉元元年日典上の開山とされて御本尊は大曼荼羅(だいまんだら)です。その後、寛文5年8月中興日教上人が本堂を建立しました。現本堂は昭和50年現住職によって竣工落慶。境内には番神堂のほかに白井保育園があります。
毘沙門天とは別に多聞天とも称し佛法の守護神として北方を守る武神であります。毘沙門天は甲冑をつけ左手に宝塔を捧げ、右手に金剛棒を以て立つ尊像で、手に持てる宝塔からは無量の財宝を出し人々に与える施福の神として、また名誉・権力・地位等を司る神として崇拝されています。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

五つ目のお寺は、延命寺(大黒天)

 

お次は少し長いコースとなる延命寺です。

秋本寺から神々廻の森を抜け、平塚にある延命寺を目指します!

「神々廻の森」は絶好のハイキングスポット 空気がきれいで、自然を思いっきり感じられます!

五つ目のお寺「延命寺」に到着! ここには大黒天様が祀られています。

しろい七福神「大黒天」

当山は寛弘2年賢澄上人の開山で、本尊は延命地蔵尊です。境内の観音堂は寛文8年の建立で、千葉県の有形文化財に指定されています。
当山の大黒天は大きな蓮の葉と唐辛子の上に座っている数少ない像で、宝暦10年常陸の国の彫工根本利助の銘があります。大黒天は摩訶加羅(マカカラ)と言い仏教の守護神で、後に厨房の神とされ、日本に入ったのは密教が伝わった平安時代の頃と言われ神仏習合の思想から大国主命と同一視されています。大黒天を祀ると、すべての暗黒は飲み込まれ、吉祥をも招く七福神の一神として庶民に親しまれ、信仰をあつめています。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

次は六つ目のお寺、薬王寺(弁財天)

 

延命寺から神々廻を抜け、清戸にある薬王寺に到着!

六つ目のお寺「薬王寺」 ここには弁財天様が祀られています。

薬王寺の弁財天

しろい七福神「弁財天」

当山は大同年間に清戸山に開基創建されました。本尊は阿弥陀如来で境内には薬師堂を配し近くには観音堂があります。また境外(現船橋カントリークラブ内)には当山にかかわる千葉県指定史跡「清戸の泉」があります。(弁財天女縁起の版木・県指定文化財)
当山の弁財天は木造八臂の小像ながらその丁寧な作例・様式は室町期に見られる雄作です。この弁財天は古くは雨乞いの霊験あらたかで近郷近在の多くの人々に信仰されていました。また弁財天は水辺の近くに祀られる女神で音楽・芸術・知恵・財産を司る守護神として崇められております。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

最後!七つ目のお寺は佛法寺(寿老人)

 

薬王寺から464号線沿いを通り小室を抜け、白井駅近くの佛法寺に到着!

七つ目のお寺「佛法寺」 ここには寿老人様が祀られています。

佛法寺の寿老人

しろい七福神「寿老人」

開祖の伝承は不詳ですが、延宝7年僧豪慶の碑に佛法寺の寺名が見られるところから時代を遡ること遥か古の開創と思考されます。長命山佛性院佛法寺と称し、本尊に阿弥陀如来を安置します。境内には延命地蔵尊、納骨堂があります。
寿老人とは本来中国から伝来した長命の老人で杖を携え、玄鹿(げんろく/千五百年を経た鹿)を伴うものとされています。日本では、長頭、短躯で福禄寿に似ているところから異名同体とされている福神でもあります。当山は山号長命山に因んで寿老人を祀り、長生き、開運、厄除けを司る福神として崇められています。

〈出典:しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり〉

最後に、スタート地点の白井市役所まで戻ってきました!

 

佛法寺から白井市役所まではとても近いですが、20km以上の距離を歩いてきたのでもうヘトヘトです。

最後に、市役所前で締めの挨拶をして「しろい七福神めぐりウォーク」のイベントがお開きとなりました!

 


謝意:今回の取材を通して、白井市には歴史ある場所や、自然豊かな森、河原など様々な白井市の魅力を再発見できました。

取材を快くお受け下さった白井市スポーツ推進委員協議会の皆様並びに参加者の皆様、誠にありがとうございました。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。