イベント取材に行ってきました!
豆盆栽に魅了!
2022年6月13日(月)~15日(水)の3日間、白井市役所東庁舎1階多目的スペースにて、しろい豆盆栽作品展が開催されました。
4月から白井駅前センターで活動を始めた「しろい豆盆栽楽々会」会員の皆さんの作品展示会です。
しろい豆盆栽楽々会会長 庄子 幸雄さん
私たちは「盆栽」という実は奥の深いものに手をそめることになりましたが、最も入りやすい「豆盆栽」として木や草の植替えから始めます。4月から講習会を4回程行いました。人間に例えると、まだ保育園児レベルです。
Q:どうして盆栽を始められたのですか?
28歳の頃とにかく仕事仕事で忙しくしていると、私の母が「あなたのように忙しい人は盆栽でも育てれば心休まるよ」この一言が盆栽を始めるきっかけでした。
Q:盆栽履歴をお伺いしてもよろしいでしょうか。
昭和53年、葛飾区長を務められていた小日向氏にめぐり逢いました。その当時は工場や住宅がどんどん増えてきて「緑がなくなるから盆栽っていいね。」などと話しながら小日向さんのお力添えを頂き、和泉乃会を設立しました。
葛飾区民センターで「第1回盆栽展示会」主催和泉乃会・後援葛飾区が実現しました。大きな作品で展示会を大々的に開催しました。
そういうことがあって葛飾区から委託され、約2年ぐらいだったと思うのですが初心者向け盆栽の作り方教室の講師を、私が務めていました。
そういう経験から今回、盆栽作りのあれこれを皆さんにお伝えして、自分が持っているものを少しずつ、みなさんが担って下されば、こんなに嬉しいことはありません。
Q:盆栽を育てるにあたって決め手とかありますか?
小さくてもいい作品というのは、やっぱり土が決め手なんですよ。
この鉢の中でとてもか細い根が育っているんですね。土より上の枝などを愛でるのかと思っていました。(汗)
例えば住宅と同じように、基礎がしっかりしていなくてはいけません。盆栽も見えない根の部分をどう作るかで、見える部分の上が決まってきます。
ネットで調べますと、いろんな高価な土が販売されていますが、木の種類によって土のフレンドの仕方を注視しなければなりません。土は1種類だけではなく2種類、時には3種類混ぜるんですが、高額な土を購入するのは大変です。
入手しやすい安価な土をどう生かすかを皆さんにお伝えしたいです。
Q:しろい豆盆栽楽々会では、新規会員も募集されているのですね?
私が「しろい豆盆栽楽々会」の会長をやっています。
まず申込書にご記入後、一回参加していただきます。私の説明や実際に作った作品を見て「これならいい!やれそうだ!」と思っていただければ入会していただいています。
入会の際に、まずは「盆栽カルテ」を作成し、お一人お一人ご記入していただきます。その「盆栽カルテ」からは、その方が盆栽に関われる時間や、実際に置く場所、日照時間が分かります。これらの事を私が知っていますと、会員の方々から電話で相談を受けた場合にアドバイスしやすくなります。
私自身が楽しみながら活動していますので、挿し木や種を撒いたり株分けしたりして、やさしい盆栽から提供して皆さんに作っていただいています。会員の皆さんがとても喜んでくださっています。
Q:会員さんの中で女性、男性何名いらっしゃいますか?
現在は女性が6名、男性が3名在籍してくれています。年代は60歳代が多く50歳代の方もいらっしゃいます。
しろい豆盆栽楽々会には、3つの合言葉があります。
1、楽しく
2、少ない費用で
3、やさしく
この合言葉で出発していますが、花木の成長はゆっくりな上、盆栽は深い感性や結構難しい技術を伴います。やや遠い道ですが、楽しく進められたらと思っております。
毎月第3金曜日、9:30~12:00が講習会です。
講習会では、教材の管理方法と詳細説明書をお一人お一人に配布します。その中には写真も一緒に入れています。花が咲いて枝が見えない場合は枝と花の二枚の写真を入れ、作り方のアドバイスを記入して渡しています。
ご興味のある方は、白井駅前センターまでお問合せください。お待ちしております。
白井駅前センター
入口に威風堂々と。インタビュー中にもこの盆栽の存在感がスゴイんです。
しろい豆盆栽楽々会 庄子幸雄
盆栽は長い年月を経て日本で発展し今では世界中に広がり始めています。コロナ過で家に閉じこもる人が多くなりました。60代と思われる人も元気がないのが気になります。この時代身体を使い、時に考えたりすることは大切です。少しの費用で気軽に出来る豆盆栽から盆栽を学び広めていきます。(出典:しろい豆盆栽楽々会配布資料より)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。