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きらめく人たちにインタビュー

【独占取材】浦田 皓介さん(七次台小)青少年読書感想文県コンクールで教育長賞を受賞

白井市立七次台小学校4年生の浦田 皓介(うらた こうすけ)さんに小学校中学年部門の最高賞である教育長賞が授与されました。

第68回青少年読書感想文県コンクール(県教育研究会学校図書館教育部会、県高校教育研究会学校図書館部会、毎日新聞千葉支局主催)が開催されました。千葉県内小中高校生が出品した16万点以上の中から各部門の最高賞である教育長賞と最優秀賞合計10人の表彰式が2022年12月9日に行われました。浦田さんは小学校中学年部門で教育長賞を受賞されました。

第68回青少年読書感想文県コンクール開催趣旨

 

◇子どもや若者が本に親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化を図る。

◇より深く読書し、読書の感動を文章に表現することをとおして、豊かな人間性や考える力を育む。更に、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養う。

 

※出典:第68回青少年読書感想文県コンクールHP

七次台小学校4年(取材時)浦田皓介さん

-小学校玄関にて-

教育長賞を受賞した浦田皓介さんにインタビュー

Q:青少年読書感想文は、いつ頃から書き始めましたか?

1年生の頃からずっと書いています。毎年開催されているので、コンクールには参加し続けたいなと思っています。

 

Q:本を読むことが好きなんですね?

はい。最近は人気アニメの主人公が日本の歴史を紹介する本を読むことが好きです。日本の歴史を分かりやすく書いてある本で、いつも読んでいます。ほかには、マンガも読むことが好きで、おもしろくて笑えるような本もよく読んでいます。

 

Q:4冊ある課題図書から「チョコレートタッチ」を選んだきっかけは何ですか?

タイトルの言葉がおもしろかったんです。「『チョコレートタッチ』ってなんだろう?」って思いました。本は分厚くて結構大変かなと思ったのですが、3日ぐらいで読んでしまいました。

第68回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

「チョコレートタッチ」

パトリック・スキーン・キャトリング 作

佐藤淑子 訳/伊津野果地 絵

出版社 文研出版

ジョンは、お菓子が大好きな男の子。ごはんやおかずは残して、お菓子ばかりたべています。なかでも、チョコレートには目がありません。


ある日、ひろったコインで買ったチョコレートを食べたところ、不思議なことがおこりはじめました。

 

※出典:文研出版HP

Q:「チョコレートタッチ」という本の世界はどんな世界なんですか?

物に手で触るだけでチョコになっちゃうっていう主人公の話です。主人公が不思議なお店に出会って、そのお店でチョコを売っていて、そのチョコを食べた後から手で触ったり口に入れたりすると、なんでもチョコになっちゃうんです。

 

Q:本を読んでいて、その情景が浮かんでくるのですか? 文字で理解するのですか?

頭の中で本のストーリーが文字になって浮かび上がってくるイメージです。

 

Q:自分がタッチしたものが何かに必ず変化するとしたら?

桃に変わってほしいです。けど、ちょっとでいいです!

 

Q:作品の中に入るには、どのように読むのですか?

一回目はただ読むだけなんですけど、二回目は自分が気になったり「おもしろかったなー」って思ってるところに線を引いたりして何度か読んでいきます。

 

Q:どのように読書感想文を書いているのですか?

僕とお母さんとで読み合いをして「どこが面白かったか」を意見交換したり、僕が「気になったところ」を線で引いたところについて、お母さんが質問してくれました。その質問について気持ちをノートに書き出していきました。最後にノートに書きだした気持ちや出し合った意見の中から選んで、どんな順番で書き出すかを決めて読書感想文を書きました。

 

Q:感想文を書くために、どんなことに注意しましたか?

気になるところや思ったことについて「どういうふうに表現するか?」に注意しました。自分の言葉を文字にして伝えていくことは好きです。

Q:教育長賞を取ったときの感想を教えて下さい。

初めて聞いたときは、教育長賞って何だろうって思いました。

 

Q:授賞式は緊張しましたか?

授賞式は大きい会場だったので、めちゃくちゃ緊張しました。頂いた楯表彰状や楯は自宅に飾ってあります。

 

国語は発想したりすることが楽しいです。

Q:次の課題本として、読んでみたいなと思う本はありますか?

課題を見てみないとわかりませんが、本の最初の絵柄などを見て「この本読んでみようかな?」と思います。本を見ながら「これがいいかな?これがいい!」って思う本です。たまに迷いますけど、大体はすぐ決められます。

 

Q:好きな教科、苦手な教科を教えてください。

算数と体育が好きです。国語は発想したりすることが楽しいかな?と思う教科です。体育は運動をするのが好きだから好きです。算数は計算すれば答えが出るので好きです。嫌いではないですけど、図工で粘土で作ることがちょっと苦手です。

 

Q:友だちとはどんな遊びをしますか?

鬼ごっこやドッジボール、かくれんぼをしてます。来年は5年生になるので、習っているサッカーをもっと頑張りたいと思います。サッカーチームに所属していてポジションはまだ決まっていませんが、フォワードで試合に出ることが多いです。5年生になると相手も強くなるので頑張ります。

Q:これからの目標を教えてください。

読書感想文は続けたいと思っていますし、もっといい賞を受賞したいです。

 

Q:お母さんにメッセージはありますか?

読書感想文を1年生の頃からずっと手伝ってくれていました。1年生の頃から手伝ってくれてありがとう。それと、いつも分からないこととか間違ってるところとか教えてくれてありがとう。

 

浦田 皓介さん、ありがとうございました。

 

取材日:2023年3月8日


謝意:第68回青少年読書感想文県コンクール教育長賞を受賞した浦田 皓介さんへのインタビューで、何度も感性が感じられ、記者の質問に純粋に思うまま、しっかりとご自身のことを話される姿に感銘を受けました。ご家族の皆さま、白井市立七次台小学校関係者の皆さま、貴重な逸材に取材させて頂きましたことに心から御礼申し上げます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。