地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、白井の地域情報サイト「しろいまっち」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

白井の地域情報サイト「しろいまっち」

きらめく人たちにインタビュー

船田湧真選手(大山口中3年)が第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権で初優勝!!

チームみんなで戦って掴んだ中学生日本一!

白井市立大山口中学校の生徒が所属しているアメフトチームが日本一になったとの情報をいただき、本人を直撃取材しました。

写真提供:船田 真治氏

その人は、大山口中学校3年の船田 湧真選手(今春卒業)です。船田選手は、習志野市に拠点を置く中学生アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズジュニア」で練習を積んでいました。

 

今年1月に開催された「第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権」にチームで出場して決勝まで勝ち進み、見事、初優勝を飾りました。

オービックシーガルズジュニアの練習中、船田選手を取材しました。

2024年1月8日富士通スタジアム川崎で開催された、中学生最後の大会「第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権」にディフェンスタックル(DT)でフル出場し、念願だった初優勝を手にしました。


Q:アメリカンフットボールを始めたきっかけを教えてください。

 

小学生の頃は野球チームに所属していました。中学校に進学することでシニアリーグやボーイズリーグに進む友だちも多いので悩みましたが、自分は野球を本格的にやるという感じではありませんでした。

 

スポーツクラブのサイトを幅広く見ていたところ、社会人アメリカンフットボールチームのオービックシーガルズジュニアというチームがあることがわかり、体験会に参加して入部をしようと決めました。

 

Q:オービックシーガルズジュニアに参加していかがでしたか?

 

自分も両親も人工芝に感激してしまいました。他のスポーツクラブとは違い、ヘッドコーチには、学校の部活はしっかり参加して欲しいという考えがあって、練習は毎週日曜日午前中だけです。

 

土曜日の練習がなく大山口中学校ではバスケ部に所属していました。オービックシーガルズジュニアでは、みんながそれぞれの学校で部活もしています。アメフトは練習していても試合も率直に楽しいです。

 

向かってくる相手を倒しディフェンスが成功したときは、とても気持ちがイイです。

Q:アメリカンフットボールは何人でゲームをするのですか?

 

大まかに言うとディフェンスとオフェンス合計11名でプレーします。自分はディフェンスライン(DL)というポジションの中での、ディフェンスのためにタックル(DT)するポジションです。

写真提供:船田 真治氏

第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権優勝!中学生日本一!

写真提供:船田 真治氏

Q:第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権優勝、おめでとうございます。

 

ありがとうございます。自分たちオービックシーガルズジュニア(関東代表)と、立命館宇治中学校(関西代表)との決勝戦が2024年1月8日富士通スタジアム川崎で開催され34-28で勝利し、中学生日本一になることができました。

 

全国大会は春と秋に開催されますが、春の大会は関西で、秋の大会は関東で開催されることになっています。

 

昨年中学2年の春の大会で関東代表として出場し準優勝でしたが、中学3年春の大会、秋の大会とも関東代表になって全日本大会に3回出場し、念願の全日本大会で優勝することができました。

Q:全日本選手権に出場するにあたって気をつけたことは何かありましたか?

 

まずは練習に必ず参加することです。そして全員がチームワークを崩さないための気遣いをしっかりすることや、味方がミスをしても周りの自分たちがカバーできるように、みんなで支えあう事が大切だと思います。

 

Q:今回の全日本選手権でのチームの抱負やスローガンなどありましたか?

 

チーム内では練習でやってきたことを全部ぶつけて、練習でやってきたことを完璧にできれば必ず勝てると話し合っていました。自分はディフェンスというポジションですので、あたり負けしないことを目標にしました。

写真提供:船田 真治氏

Q:優勝した瞬間の気持ちを聞かせてください。

 

とにかく嬉しかったです。まずはチームのみんなが一緒に頑張って全日本選手権に出場し、優勝までできたことに感謝しています。

 

優勝が決まった瞬間、何が起きたのか訳が分からなくて、頭の中の情報整理が追いつかなかったです。今までの大会で最後の最後で負けてきたので、本当に優勝したことを信じていいのか分からなかったのが本音です。

Q:今年は高校進学ですね。

 

アメリカンフットボール部のある高校に進学します。電車通学になりますので少し緊張もしますが、少しでも早く慣れるようにしたいです。

 

Q:高校ではどんなことに挑戦しようと思っていますか?

 

今までプレーしていたポジションではなく、いろいろなポジションでプレーしてみて自分の最適なポジションを見つけたいですね。ボールを投げるポジション、ボールを持ってタッチダウンするポジションなどをやってみたいです。自分の可能性を見つけるためにもいろいろなポジションに挑戦してみたいです。

 

Q:ちなみに普段の高校生活どんなことが楽しみですか?

 

やっぱりアメフトが一番ですが、友だちをたくさん持ちたいと思います。いろいろな地域から来ると思いますので、いろいろな個性を持つ人と楽しみたいです。

Q:将来の目標を教えてください。


まずはどんな形でもいいので、アメリカでプレーすることです。NFLにはまだ日本人プレーヤーがいないんですよ。日本人初プレーヤーになれたら嬉しいです。


大学留学からでもいいですし、トライアウトに挑戦することも考えています。アメフトの基礎を学ぶためにも現地でプレーを見て、「こういうことが起きたら、こういうプレーが出来る」といったイメージができるように「アメフト脳」を鍛えたいです。


Q:お父さん、お母さんにメッセージをお願いします。

 

お父さんお母さん、いつも支えてくれてありがとう。プロになって稼いで、お父さんに高級外国車を買ってあげたいです。

 

船田選手、ありがとうございました。

「オービックシーガルズジュニア」中学生アメリカンフットボールチームについて

オービックシーガルズジュニア(以下OSJ)は、社会人アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」の下部組織として、2006年春に小学生フラッグフットボールのOBで立ち上げ、2年目の2007年に「アメフトをやりたい」との声から、防具を付けた“アメリカンフットボールチーム”を発足し、今年で17年目となります。

 

中学生アメリカンフットボールチームは23年度在籍選手53名と、全国でもTOPクラスの規模で毎週日曜日練習をしています。卒業生は、既に200名を超え、高校・大学・社会人でも多くの選手が活躍してくれています。

 

<基本方針>

「みんなで、アメリカンフットボールを楽しむ!」

 

① 安全性の重視

② 3年間かけてフットボールの基礎スキルの習得

③ フットボールの理解(ビデオ・ミーティングのオンライン情報の発信によるフットボール理解促進)

④ チームワーク・分業制の仕組み理解により、自分に合った役割を担います。

⑤ 本人のやる気・自主性の醸成

 

ご不明な点やご質問などありましたら、恐れ入りますが、お問い合わせフォームから送信してください。いただいた内容を確認のうえ、回答させていただきます。

〈メールでのお問い合わせ〉

オービックシーガルズ習志野スポーツクラブ(外部リンク)

<お電話でのお問い合わせ>
TEL:047-454-7571 担当 渡辺 (平日10:00~17:00)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。