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きらめく人たちにインタビュー

第51回千葉県身体障害者作品展で白井市の9名が受賞しました

受賞者の皆さんに、白井市保健福祉センターでインタビューしました。

令和4年度第51回千葉県身体障害者作品展は、2022年10月18日~23日まで千葉県立美術館で開催されました。

受賞されたのは、白井市保健福祉センターで開催されている障害者地域活動支援センターの講座に通われている皆さんです。

 

書道講座から7名で共同出品した作品が千葉県知事賞、陶芸講座から出品した2名の作品が千葉県教育長賞、千葉日報社賞を受賞しました。皆さん、おめでとうございます!!

【書の部】千葉県知事賞

受賞者の皆さん

(後列左から)

小島 碧さん、小川 喜庸さん、堀部 邦子さん、寺田 光浩さん

(前列左から)

野田 幸子さん、秋本 直子さん、林 美恵子さん

作品名:杜甫詩(とほし)

『杜甫詩』

中国盛唐の詩人杜甫は、戦争で故郷の荒れはてた無残な光景、家族に会えない悲しさ、戦争のむなしさを40文字の詩で表現しました。

杜甫の40文字の詩を心でなぞり、戦争のない世界を祈りながら、私達の40文字に書き上げました。(令和4年白井市障害者地域活動支援センター 書道講座)

千葉県知事賞を受賞された皆さんにインタビュー

堀部 邦子(ほりべ くにこ)さん

中国盛唐の杜甫詩ですけれども、今の戦争が続いている時期に丁度合った情景で、しみじみと感じました。書道講座の皆さんと書けたことがとても良かったと思います。

小川 喜庸(おがわ よしのぶ)さん

私の書いた字は今の時代に合っているんじゃないかなと思いました。

寺田 光浩(てらだ みつひろ)さん

もともと上手くはないですが、完成したことは良かったと思います。

小島 碧(こじま みどり)さん

私も皆さんの考えと同じなんですけれども、この時代の流れの中をみまして自分なりの感覚で一生懸命書きました。

林 美恵子(はやし みえこ)さん

私たち障がい者は社会のお世話になって、このような機会を与えていただいてます。社会に対して何もできないですけど、障がい者でも力を合わせることによって、これだけの偉業を成し遂げることができました。皆さんに感謝したいと思います。

秋本 直子(あきもと なおこ)さん

講師の先生の題材が素晴らしかったので賞が取れたと思います。私はこの字の中で一番簡単なものを選びました(笑)。

野田 幸子(のだ さちこ)さん

私は「花」が好きなので「花」が入っている字を選んだんだけど難しいんです。最初は全く書けなかったんですよ。先生に聞いたらメリハリを付けて書きなさいって仰ったので、強弱をつけて書きました。私の作品を見ると瘦せ細った字だなって思うんですけど、皆の力で千葉県知事賞をいただけて良かったと思っています。

保健福祉センター2階 作業訓練室で開講している書道講座では、皆さんとても和気あいあいとしていて撮影も楽しかったです。

書道講座は第1・3水曜日、午前10時から11時30分まで開講しています。

 

書道講座で一緒に書道を始めてみませんか?

 

【お問い合わせ先】

福祉部 障害福祉課 障害者地域活動支援センター
電話番号:047-497-3485

【陶芸の部】千葉日報社賞

受賞者:鳴嶋 晴美(なるしま はるみ)さん

作品名:雅(みやび)

とてもきれいな色に焼きあがりました!

Q:陶芸を始めるきっかけを教えてください。

 

知人に作品展を見に一度連れて行ってもらった事がきっかけで初めて知りました。当時は企業に勤めていましたが倒れてしまい、何もできなくなったなと思った時に出会ったんです。陶芸を始めて7年くらいになります。

 

Q陶芸をしながら思うことはありますか?

 

子どもの事を考えています。作りながら子どもはこういうのが好きだったなぁとかですね。それ以外は何も考えず、陶芸講座に通うことを楽しみにしています。

私は右手が使えないので、スタッフの方が右手となって支えてくれます。

 

Q今後どのような陶芸に取り組んでいきたいですか?

 

あるがままですね。まだまだ、わかりません。はてな(難しさ)の方が多いです。

【陶芸の部】千葉県教育長賞

受賞者:黒澤 秀康(くろさわ ひでやす)さん

作品名:人生 うらおもて

うらもおもても良い人生です!

Q:千葉県教育長賞受賞、おめでとうございます。

 

とても感激して、色々なことに対して感謝しています。

作品を作るにあたって視覚障がいなのでガイドさんとか色々な人のサポートを受けました。視覚障がいの認定を受けて40何年経つので、色のイメージは忘れてしまいました。先生も含め、こうしたら良いよとかイメージを湧かせてくれました。粘土に合う釉薬(ゆうやく)の色とかアドバイスをもらいました。

 

Q:制作には何かイメージをお持ちでしたか?

 

抹茶茶碗を作るということでしたので、抹茶茶碗と角皿を3枚作ったんです。その中から講師が良いと選んでくれた1枚ではなく、題名を「人生うらおもて」と考えていたこともあり、別のお皿を出したんです。茶道にも裏と表があるように、賞に選んでくれた人は、題名と作品の意味を分かってくれたのかなと思います。

 

Q:黒澤さんにとって陶芸とは?

 

やっていて形ができるっていうのが良いですね。粘土から物ができる、人生と同じかな?この世に生まれて何もないところから人生が始まります。それと同じかなぁって思います。

陶芸講座は第2・4水曜日、午前10時から11時30分までと午後1時30分から3時まで開講しています。

 

陶芸講座で一緒に陶芸を始めてみませんか?

 

【お問い合わせ先】

福祉部 障害福祉課 障害者地域活動支援センター
電話番号:047-497-3485


謝意:第51回千葉県身体障害者作品展で受賞された9名の皆さんを取材して、芸術性に富んだ作品とお一人おひとりの人となりが表裏一体で、感性を感じとれました。一つの事に懸命に挑む皆さんの姿は勉強になります。

秋本 直子さん、小島 碧さん、野田 幸子さん、堀部 邦子さん、小川 喜庸さん、寺田 光浩さん、林 美恵子さん、鳴嶋 晴美さん、黒澤 秀康さん、取材を受けていただき誠にありがとうございました。

 

取材日:2022年12月7日・13日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。