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きらめく人たちにインタビュー

全日本選手権大会で優勝! 重量挙げの鈴木梨羅選手が笠井市長を表敬訪問

36回全日本女子ウエイトリフティング選手権大会49キロ級で大会新記録を樹立

白井市出身の鈴木梨羅選手は、第36回全日本女子ウエイトリフティング選手権大会49kg級で優勝。しかも大会新記録を樹立しての優勝です!

笠井市長を表敬訪問された後、しろいまっち編集部のインタビューを受けてくださいました。

鈴木 梨羅(すずき りら)選手(ALSOK)

しろいの梨は、白井に帰って来たら必ず食べますよ♪

一番好きな品種は幸水です!

(中央)鈴木梨羅選手「ALSOKウエイトリフティング部所属」、(左)ALSOK柏支社 大多和俊之支社長、(右)ALSOKウェイトリフティング部 永山大地監督 ※写真撮影時のみ、マスクを外して頂きました。

生粋の白井っ子で、名前にも「梨」の字があるように9月生まれです!

 

子供の頃はよく公園でどろ団子を作ったり外で遊ぶのが好きで、小学校の頃は秘密基地を作ったり木登りをしたり、水遊びしたり、転んでしょっちゅう傷をつけて家に帰るような活発な女の子でした。あ、後たまごっちで通信ゲームをすることもありました。

 

小学校5年生から6年生の時は吹奏楽部に入部して、5年生の頃はトランペットで、6年生ではクラリネットを担当して金管も木管も経験しました。中学では3年間剣道部に所属していました。

 

吹奏楽といえばトランペットというイメージがあり憧れていました。高い音を鳴らすのが大事なのですが、すごく難しかったです。なので、コルネットという楽器でメロディーを支える役割のパートを担当していました。クラリネットはトランペットと同じくメロディーを担当する花形の楽器なので、ちょっとメロディー私も吹きたいなあって思って(笑)、クラリネットに行きました。

 

それから楽器を吹くことはありませんでしたが、社会人になり、もう一度トランペットで自分が好きな曲を吹くことに挑戦したいと思い、今は時間をみつけて楽しく吹いています。 

 

中学校では、剣道2段をとりました。剣道には忍耐力といいますか、心身ともに追い込んで稽古をするところなどは、ウェイトリフティングに生きている部分はあると思います。

白井市役所の窓口でごあいさつ。

Q:ウエイトリフティングに出会ったきっかけを教えてください。

 

実は進学した高校にたまたまあったからなんです。

本当は管理栄養士になりたい夢がありました。料理研究部に入部したいと思って入学したんです。けれど見学して「やっぱり違うな」って言うのがありました。

 

私は運動や、球技が苦手ですし、走るのもあんまり好きではないので、自分に合う部活ってなんだろうって思って探していたところ、たまたまウエイトリフティング部があったんです。中学生の頃の剣道では体格差があるので、負けてしまうことが多かったんです。けれどウェイトリフティングは階級制がある事と、高校から始める人が多いので「今からでも頑張れば、全国目指せるよ」て言われたのがきっかけですね。

 

ウェイトリフティングのシャフト(棒)だけでも15Kgあるんです。そのシャフトを持ち上げるだけでも最初は難しいのですが、他の人よりも15Kgのシャフトを軽く持ち上げられたっていうのがちょっとうれしくて、それがきっかけで始めるようになりました。

Q:自己管理で何か気を付けていることを教えてください。

 

自己管理の面では、私の場合は減量する必要がないので、他の選手と比べたら食事の面ではあまり苦労してないかなと思います。社会人になってからは大学時代のメニューをベースに自分で練習メニューを考えるようになりました。自分を追い込むのも自分ですし、やると決めるのも自分なんです。

 

今は家族と一緒に過ごしてリラックスすることも難しくなりましたが、自分の中でリラックスする時と、試合やる時の切り替える時間を作ることはとても大事だと思います。オンとオフの切り替えはとても必要だと思いますよ。

Q:白井に帰って来たらどこに行きたいですか?

やっぱり桜がとても綺麗なので、春になったら絶対見に行こうって決めている桜があります。桜は絶対見に行きます。毎年写真を撮っていますよ。

Q:鈴木選手ご自身が挑戦する頂点を教えてください。

 

やはりオリンピックで、金メダルを取ることです!

 

日本のウェイトリフティング軽量級と言えば三宅宏実選手です。私自身、三宅さんを超えたくてずっと練習してきました。

 

三宅さんも引退され直接戦うことは叶いませんが、三宅さんは日本記録を持たれていますし、オリンピックでは銀メダルを獲得されているので、それを越えるために「金メダルをとる!」ことを目指したいです。

Q:そのためにご自身でどんなことが必要だと思いますか。

 

まずは怪我をしない事が一番大事だと思います。

 

一時的にすごく頑張っても強くなるわけではないので、今日は昨日より少しでも頑張るということを毎日続けていくことが、メダルに近づくためには必要になってくると思っています。

 

サボりたいと思っても今日一日サボってたら明日はもっとサボちゃうかなって思い、自分で課した練習メニューを毎日達成するために頑張っています。

同じ白井市出身の安藤美希子選手のパネルとパチリ!

 

Q:お勧めの食べ物を教えてください。

しろいの梨は必ず食べますよ!一番好きな品種は幸水です!梨はそのままが一番ですし、冷蔵庫で冷やして食べると新鮮さが増すような気がしますね(笑)

Q:白井市の皆様へメッセージをお願いします。

 

私の事を知って下さっている方は、あまり多くはないかもしれませんが、これから夢を叶える為に頑張っていく姿を見て、皆様に勇気とか感動を与えられたら嬉しいなと思っています。

応援していただければ嬉しいです。

 

Q:白井の子供たちへメッセージをお願いします。

 

しろいの梨をいっぱい食べて元気に遊んでくださいね!

 

みなさんは未来が自分の行動次第で、いくらでも変えられると思うので、少し勇気が要る場面でも一歩足を踏み出して、自分がトキメク方へどんどん突き進んでいって欲しいです!

Q:ご両親に一言お願いします。

 

いつも一番傍で支えてくれているのが両親であり、私がウェイトリフティングを始めるにあたり、自分に向いているって気づけたのも、両親がいろんなスポーツをさせてくれた経験があったからです。水泳と卓球とバトミントン、剣道と色々なスポーツに挑戦させてくれました。

 

いつもどんなときもやっぱり応援してくれて、どんな結果であっても味方でいてくれる存在なので、やっぱりオリンピックメダルを持たせてあげたいです。

 

恥ずかしいですけど、お父さん、お母さん、いつもありがとう!

 

 

鈴木選手、ありがとうございました。


謝意:鈴木梨羅選手はとても丁寧で、質問には一言一言を大切に答えてくださいました。とても明るく笑顔が素敵なアスリートでした。取材をさせて頂いて、いつも思うのですがトップアスリートの皆さんは本当に素晴らしい方々ばかりです。取材を快く受けて下さいました、綜合警備保障株式会社関係各位の皆様を始め、鈴木選手に心から御礼申し上げます。。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。