小学校区単位のまちづくり

白井大山口小学校区まちづくり協議会設立総会が開催されました

2022/03/10

まちづくり協議会の設立によって、大山口小学校区の未来のまちづくりがいよいよ始まります。

第二小学校区、第三小学校区に続き市内で3カ所目となる「まちづくり協議会」が、白井大山口小学校区にて設立されました。

安心して充実した暮らしを、まちをつくるため、地域・組織・世代を超えて協力・連携し、第三小学校区地域にお住まいの皆さんが団結し、課題解決や魅力の創出に取り組みます。

第2号議案で可決した、大山口小学校区まちづくり協議会会長成田秀雄氏、副会長鈴木清孝氏、副会長山下昌江氏を始めとする役員の皆さん。

※写真撮影時のみマスクを外して頂きました。

白井大山口小学校区まちづくり協議会設立総会

2022年2月27日(日)、西白井コミュニティプラザにて総会が開催されました。

大山口小学校区まちづくり協議会設立準備会会長成田秀雄氏

大山口小学校区まちづくり協議会設立準備会

成田秀雄会長挨拶

本日はお忙しい中ご出席を賜り誠にありがとうございます。広報しろい2019年2月1日号に「地域をたすけあい、支え合う、新たなまちづくりの形」小学校区単位のまちづくりの特集がなされました。市民に対しての最初の公的な話だったと思います。

この時何を期待していますか？という問いかけに対して「地域の様々な団体や市民、市職員が垣根を越えてつながる事でみんなの顔が見えるまちづくりができる事を期待しています。」とありました。白井第三小学校区と大山口小学校区をモデル小学校区に設定し、市職員支援チームを紹介頂きました。それから日本全国にあるまちづくり協議会の活動を参考にしながら、また地域の方々の協力を得ながら推進委員と支援職員が一体になりながら進めて参りました。

途中新型コロナウィルス感染拡大による、緊急事態宣言の発令によって当初の予定を遅れはしましたが、本日ご来賓として笠井市長を初め、白井第二小学校区みどりの里づくり協議会の小林会長、白井第三小学校区まちづくり協議会の富沢会長にご出席を頂き、大山口小学校区まちづくり協議会設立総会を迎えることができました。

「世代を超えて、支え合う笑顔あふれるまちづくり」これをキャッチフレーズに今ある状況を活かしながら、防災・防犯・交通安全、子育て、福祉と多岐にわたる分野で交流の活発化や担い手の育成などを通じてまちづくりを進めて参ります。

最後に今までご尽力くださいました委員の皆さま市職員の皆さまに心より御礼申し上げます。

白井市笠井市長より挨拶

白井市笠井市長

本日大山口小学校区まちづくり協議会設立総会が開催できますことを、心よりお慶び申し上げます。

この設立準備に携わって頂きました、成田会長を始め役員の皆さん大変お疲れ様でした。

この協議会を設立するにあたり市の支援チームの皆さん、そして市民活動支援課職員の皆さん、本当にありがとうございます。皆様方のご尽力により市内で3校区目の協議会を設立することができました。

この協議会発足の過程で、実は10年位前から前自治連合会会長の竹内氏と、これからの地域コミュニティのあり方をどうするか、という議論を進めて参りました。その際、竹内氏は私への2つの宿題として、1つ目は私に市長になってコミュニティ作りを進めて欲しい、2つ目は「まちづくり協議会」を早急に作って欲しいというものでした。1つ目は3年前に達成することができ、2つ目は本日このように「まちづくり協議会」が発足できたことによって、10年来の約束を果たすことができました。約束を達成することができましたことを、竹内氏のご自宅へ伺いご報告申しあげました。

なぜこのまちづくり協議会が必要かと申しますと、今だんだん地域活動は停滞してきています。特に自治会の加入率が年々減少傾向にあります。私が職員時代には全体で7割以上の方が自治会会員になっておられました。昨今では何とか6割を維持している状況で、地域活動だけではなく地区社協活動や民生委員さん、いろんな活動が高齢化、人口減少に伴い停滞傾向にあります。しかし、地域の課題というのはたくさん出てきました。例えば、子供たちの交通安全対策、そして今言われている大規模な地震への備え、高齢化問題を既存団体だけではなかなかクリアできなくなって参りました。

この様な大きな課題が、10年前の当時から話をする時に見えてきました。課題解決のためには、もう少し地域単位を大きくして評価をし、みんなの力を結集する、そういう趣旨が必要だろうということで、まちづくり協議会ということを進めてきたのです。

いよいよ今日からまちづくり協議会のスタートです。これからも大山口地区、西白井地区が今まで築いてきたコミュニティをさらに高めていき、新しい地域課題に対して、どのように取り組んでいくかが重要なポイントです。この地区には非常にたくさんのすばらしい人材がいます。大山口地区が今まで築いてきた地域コミュニティ、そして西白井の若い人たちのコミュニティを融合させながら、みんなでこの地域を盛り上げていただければと思っております。

市としましても、まちづくり協議会につきましては、人的な面と財政面で支援をさせていただきます。そして多くの人とともに住みやすい社会、地域を作り、更なるまちの発展につなげていきたいと思っています。