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小学校区単位のまちづくり

白井第三小学校区まちづくり協議会第7回役員会が開催されました

2022年7月10日、冨士センターで白井第三小学校区まちづくり協議会第7回役員会が開催されました。

白井第三小学校区まちづくり協議会

令和元年9月22日に設立準備会を発足してから、市民が主体となって、地域の魅力や課題を洗い出し、目指す地域の将来像や、将来像を実現するための具体的な事業、協議会の組織・運営について地道な検討を積み重ねてきました。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、発足から2年半という歳月を要しましたが、令和4年2月6日に白井第三小学校区まちづくり協議会が設立しました。

※出典:白井市ホームページ

冨士センター二階で開催されました。

白井第三小学校区まちづくり協議会第7回役員会

1.議題

(1)前回会議での懸案事項を行政からの回答(協議会自主事業による収益の扱い)

(2)協議会印鑑が完成しました(丸印・角印)

(3)こいのぼり事業の報告

(4)防犯・交通安全部会により第三小学校全校生徒による標語・ポスターの製作依頼について

 1:特別賞3賞、表彰状依頼について市長・教育長にお願いをした。

(5)広報部会報告

(6)防災部会議事録計画案

 1:第三小学校区の防災避難訓練について討議

(7)通学路一部緊急整備について

 1:白井市道路課へ現状を確認してもらう様要請

(8)拠点整備について

 1:事務所内の備品について

(9)各部会の事業計画確認についての報告

 1:福祉・健康部会

  イ、高齢者生活状況のアンケート

  ロ、バス停にベンチの設置計画

 2:子育て・青少年部会

 3:地域活性・環境部会

(10)その他

役員会では活発な意見交換を始め、各部の進捗状況などが話し合われました。

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富澤賢司協議会長にお話をお聞きしました。

Q:白井第三小学校区まちづくり協議会の今までを振り返っていかがでしょうか?

 

令和4年2月6日設立総会が終わり、いよいよまちづくり協議会の根幹を作っていくにあたり、5月10日に開催される令和4年度総会までの約2~3カ月の間は部会の活動ができませんでした。まだ運営が立ち上がっていませんでしたから、いろいろと模索しながら活動していることは間違いないですね。

 

Q:まちづくり協議会ができる前の、第三小学校区自治会について教えてください。

 

この第三小学校区では、まちづくりについては住民の皆さんが常日頃から活動していた地域です。祭りなども多く地域事業も多い地域です。

 

ある時行政から「新たにまちづくりをやってみてはどうか?」と提案をいただいたところ、皆さんからは「今さら何をやるの?」という意見が多かったです。「既に活動しているのに、何をやらなきゃいけないの?」でした。まちづくり協議会が実際に発足しますと、住民みんなで一つになってやっていくことが一番大事です。

 

検討をすすめていく中、行政の考える趣旨も分かってきましたので、現在では協力してくださる住民の皆さんも増えています。

Q:まちづくり協議会運営の方向性として、皆さんとどういう話をされていますか?

 

私たちは基本的に部会を主体に開催しています。部会に集まる皆さん方が一緒に2~3年かけて、ここの街並みの良いところ悪いところを出し合っています。それを元にして、今後どれを優先して進めていくか?ということを始めたばかりです。

 

役員会としては今回で7回開催していますが、実際にはまだまだ部会活動の中で発表された一つ一つが、これから表面に現れ、活動のきっかけが見えてくることもあると考えています。協議会準備委員会で基本ベースを作って、事業計画を全部作っています。 3年事業計画の一年目は、計画の中にある「何をやるか?」を実行している最中です。

Q:部会の皆さんが実行される活動を教えてください。

 

新型コロナウィルスで何もできなかった事もありますが、これまで実行していた地域が活性化していくための事業が各自治会の中でたくさんあります。そこにまちづくり協議会の我々がどう手助けしていけるのか?その所を考えています。また自治会でできないところを、まちづくり協議会が一緒になってできる役割や場所、新たなものを作っていきます。

 

この街は整備された土地ではありませんでした。この地域にお住まいの皆さんで田んぼのあぜ道を道路にするところから始まっていますから、本当に苦労してきている住民の皆さんばかりなんです。

色々な苦労をも含めて、一緒になってやって来た人ばかり

Q:ここの地域の皆さんは本当に仲が良いんですね。

 

我々の年代含めてですが、色々な苦労を一緒になって味わってきた人ばかりで、少し話をすれば「よし!わかった」阿吽の呼吸といいますか、それで全部成り立ってきた地域だと思います。いつでも地域の皆さんが集えるような、そういう地域にしていきたいです。

 

一番問題になっているのは、40~50歳代の働き盛りの住民の皆さんが「いかにこの地域に飛び込んできてくれるか?」その人たちの思いを、もっと私たちが努力して意見を聞ける立場でいたいと思っております。この年代層を盛り上げていくことによって、この地域で子供を育ててもらい、子育てを終えた皆さんと一緒に地域を築いていってもらいたいと考えています。

Q:白井第三小学校区まちづくり協議会をどのように進められるのでしょうか?

 

思いとか大きな夢はたくさんありますが、現実を見て問題になったところを、できるだけ早急に解決していくことが大事だと思っています。

住民である私たちと行政とが一体になって話ができると思います。

この地域の課題にふれ、行政がわからなかったところも、行政が知るようになってくるかなと思います。白井市職員の皆さんが、第三小学校区の課題に取り組んでくれるような状態になりつつあります。何も言えないけれども、困っている所にちょっと目を向けてもらえると思っています。

 

そういう面でも、まちづくり協議会の存在はすごいことかなと思います。行政が手助けして下さるようになれば、住民の皆さんが頑張ろうとしているところに行政の手助けが入ってきて、住民ではできない事に、行政だからできる事が合わされば、色んな事ができるようになるんじゃないか、というところが「まちづくり協議会」の良さです。今までは「自分たちにできる事は一生懸命やるから、お願いできるところをお願いしますね」という考えでやってきたんです。

Q:第三小学校区にお住まいの皆さんにメッセージをお願いします。

 

まずは広報を作成して、私たちは「こんな活動をやってます」と知ってもらおうと考えています。やはり住民の皆さんにお願いしなければならない事もたくさんあります。一つ一つの事業を開催する事から始め、協力して頂ける様に常に発信していくしかないと思っています。

そうすることで「誰がやってるの?」という心配や疑問にも、自分の住んでいる地域の人たちも参加していることがはっきり見えてくると思います。そうして住民の皆さん全員が協力しようと思える地域になれば嬉しいと思います。

 

富澤会長、ありがとうございました。

白井第三小学校区まちづくり協議会

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謝意:白井第三小学校区まちづくり協議会第7回役員会に参加された、各部会長の皆さんの活発な意見をお聞きするにつけ「まちぐるみ」で安全と安心を見守る町内が懐かしく思えてなりませんでした。自身も幼少時代そうであったように、町内の商店やお住まいの皆さんが「どこの子かを知っていて、ここで遊んでいたのを見た」や「近所で見た事のない人」等々という情報が絶えず行き交い、最高の情報ネットワークが地域防犯になっていた事は間違いないと記憶しています。隣の人を知らない事が当たり前の時代、三小区の取組みは必要不可欠に思えてなりません。白井第三小学校区まちづくり協議会の皆様、取材をさせて頂き心より御礼申し上げます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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