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白井市の事業を紹介します

祝!伊達市・白井市 友好交流協定締結5周年!

2022年10月22日、友好交流協定締結5周年を記念し、伊達市須田市長と白井市笠井市長との初対談が白井市役所で行われました。

平成29年10月に福島県伊達市と白井市が友好交流協定を結び、本年で5周年を迎えました。

※対談中は十分に間隔をとり、写真撮影時のみマスクを外して頂きました。

協定の経緯
白井市と福島県伊達市は、平成元年から青少年の相互交流事業を行って市民同士の交流を深めてきました。平成25年7月には、東日本大震災を契機に「大規模災害時における相互応援に関する協定」を締結しました。その後、伊達市で開催される「だてな太鼓まつり」でしろいの梨を販売するなど絆を深めてきました。

 

協定の目的
産業や経済、防災、文化、教育等の各分野において双方の特性を活かしながら、交流を積極的に推進し、行政及び市民の理解と友情を深め、友好関係を推進してくことを目的としています。

「出典:白井市役所ホームページ」外部リンク

▼これまでの主な交流▼

市民を中心とした交流を重ね、イベントなどで特産品を販売するなど絆を深めてきました。

時期交流内容など

平成元年~

月舘町(つきだてまち)と青少年の相互交流事業を実施

平成25年7月

「大規模災害時における相互応援に関する協定」を締結

平成26年~

白井市が伊達市「だてな太鼓まつり」に参加し、しろいの梨を販売

平成29年10月

「福島県伊達市・千葉県白井市友好交流協定」を締結

白井市職員有志が考案した伊達市マスコットキャラクター「だってちゃん」を寄贈

令和元年~

伊達市が「白井市ふるさとまつり」に参加し、ぶどうなどを販売

令和元年

東日本台風に伴い、支援物資の提供および白井市職員を伊達市に派遣

令和4年

福島県沖地震に伴い、白井市職員を伊達市に派遣

 

伊達市長×白井市長 スペシャル対談

令和元年に続き、今回の第41回しろいふるさとまつりで二回目の来訪になりますが、白井市の印象についていかがでしたか?

 

須田市長:令和元年の初来訪時は、白井市内を見る時間がなく、市庁舎に入ってそのまま笠井市長とお話しをさせていただきました。

 

今回の白井市ふるさとまつりで2 回目の来訪となりますが、白井市のすばらしい自然、街並みを拝見することができました。多くの市民の方々が集い、団結しておまつりを開催しており、白井市は、にぎやかで活力のある街だと感じました。

 

笠井市長が伊達市へ訪問された時の印象を教えてください。

 

笠井市長:伊達市は行政面積も大きく、様々な地域の特性があると率直に感じました。近年は水害などの災害もあり、伊達市の皆さん、そして須田市長を始め市職員の皆さんが大変な思いであったことと推察しています。白井市もそうですが、伊達市においても色々な資源がありますし、伸びしろがたくさんあると思います。白井市と伊達市のそれぞれの地域がもっている特性や特産品を活用できればいいと思います。改めて本日、白井市にお越しいただき誠にありがとうございます。

伊達市 須田博行市長

白井市ふるさとまつり開催に合わせて白井市を訪問された伊達市の須田市長。ふるさとまつりでは伊達市のブースが出店し、自ら市のPRに努められていました。

伊達市で注力し取り組まれている事業を教えてください。

 

須田市長:まずは産業振興をしていかなければならないと思っています。伊達市は人口減少も進んでおり、特に若い世代が中学校、高校を卒業して大学などに行く時には他市へ移住してしまいます。卒業後に、伊達市に戻ってきても働く場所が少ないのが現状です。まずは働く場所をしっかりつくっていこう、そのための産業振興をして行きたい、そこに尽きると思っています。

 

昔は農業というと、代々家業を継いでいくというイメージがありましたが、その農業を新しい感覚を持って行うことが必要なので、しっかり支援をしていきます。伊達市には桃、きゅうりや、あんぽ柿など全国的に認められている農産物がたくさんあります。その地場産品ができるだけ農家の皆さんの収入になるようトップセールスに努めています。

 

さらに現在、工業団地を造成して新しく企業誘致を進めて、まず働く場所をしっかり作っていいこうと考えています。「住んでみて住みやすい街」というのは当然、働く場所をしっかり作ることです。働く場所もあり、子育て環境が良く、生涯住み続けられる街にするためにも「健康づくり」「子育て支援」「働く場所」が市の三本柱です。

白井市で注力する事業についていかがでしょうか?

 

笠井市長:白井市は人口約62,800人で、都心からも近く、本当に立地条件もよく伸びしろもまだまだある街だと思います。そういう中で急速な高齢化が懸念されています。もう一度地域コミュニティに着目して再構築し、自助・共助・公助の取り組みを進めています。

 

このコミュニティがあれば、環境・福祉・災害・防災も地域コミュニティの中でできますので、それをまず構築をしていきたいです。子どもから高齢者、障がい者の方まで、健康で幸せな人生をこの街で送っていただくため行政サービスで応援をしていきたいと思います。高齢化がさらに進んでいきますと税収が少しずつ減っていきます。税収が減ることによって、必要な行政サービスを選択しなければなりません。なるべく今の行政サービスを維持しながら、新しい課題に対してお金を投資するために、企業誘致に力を入れていかなければいけないと思っています。白井市は都心からも近くて、伸びしろがあるはずです。また白井市には市街化区域はありませんから、調整区域の地権者とうまく話しながら、企業誘致を進めていきたいです。

 

ただし、白井市の特産物である梨を育てるための農地は守りつつ、有効に企業誘致をしていきたいと思っています。そういう意味では須田市長と同じような方法で進めています。

白井市 笠井喜久雄市長

伊達市と白井市の今後の交流についてはいかがですか?

 

須田市長:新型コロナウィルス感染拡大の前までは活発に交流させていただいていましたが、交流があまりできなかったことについては、伊達市全体にとっても非常にマイナスなことであると思っています。お互いのいいところを学び、取り入れて、伊達市民にも白井市の素晴らしいところをしっかり紹介していける機会を増やしていきたいと思っています。

 

笠井市長:全く同意見です。市民交流と職員交流が大事で、特に市民に伊達市を知っていただいて、伊達市民と交流できる環境を応援していきたいと思っています。職員交流についても、お互いの声を聞きながら価値を認め合い、信頼関係を築いてほしいと願っています。経済面では、伊達市には桃、あんぽ柿が、白井市には梨があることから、農産物の交流を行うことで、お互いの経済発展につながっていければいいですね。

須田市長から白井市の皆さんにメッセージをお願いします。

 

伊達市では令和元年東日本台風で大きな被害を受け、さらに昨年と今年2 度の大きな地震が発生し、白井市職員の皆様、市民の皆様には伊達市をご支援いただきまして、心より感謝しています。万が一、白井市に災害が起きた場合には、伊達市ががしっかりご支援をさせていただきます。今回「白井市ふるさとまつり」に招待していただき、皆様の地域づくりに対しての思いや心が伝わってきました。

これからも白井市の皆様と一緒に、未来に向けて頑張れるようにしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

笠井市長から伊達市の皆さんにメッセージをお願いします。

 

伊達市の皆さんに、千葉県には白井市があることをぜひ知っていただきたいと思います。

 

海外に行く時に成田国際空港を利用する、または国内から羽田空港を使って移動する際には、北総線という鉄道が一本で繋がっています。北総線は白井市を通りますので、ぜひ白井市に立ち寄っていただいて、白井の風土・文化・人情そして梨を堪能していただければと思っています。

 

私の中で評価している白井の良さというのは、非常に市民同士の交流が盛んで温かくて、市の職員もみんな前向きで一生懸命やっていますので、その雰囲気を味わっていただきたいと思います。また、万が一、災害があった際には白井市として、できる限り応援をさせていただきます。逆に白井市に災害が起きた時には、ぜひ応援の程よろしくお願いいたします。

伊達市須田市長にインタビュー

第38回霊山太鼓まつりの模様

※写真撮影時のみマスクを外して頂きました。

伊達政宗公に扮した須田 博行市長が先頭に立って、伊達市をPRされていました。

Q:白井市ふるさとまつりに参加されましたが、感想をお聞かせください。

 

自然に囲まれた公園で、このようにお祭りが行われるというのは素晴らしいと思いました。伊達市では「だてな太鼓まつり」という祭りもありますが、運動公園で開催していますので、開催場所に森林があったりしないのです。自然の中で白井市ふるさとまつりを開催するという、市街地がとても近いのに、こういう自然が残っている中で、お祭りができる事がとてもうらやましいと思いました。

 

 

Q:しろいの梨を食べられたことはありますか?

 

もちろん、いただきました。品種は「幸水」をいただいて、もうみずみずしくて本当においしかったですね。

伊達市は桃や「白井市ふるさとまつり」で販売させていただいた、ぶどう、あんぽ柿、リンゴなどもあります。

伊達市特産品「

福島県の中央を流れる阿武隈川の流域が、「もも」の栽培地帯。豊かな自然と有機質中心の肥料、そして愛情が、大きくておいしいももを育てます。

(出典:伊達市役所ホームページ)

伊達市特産品「あんぽ柿

あんぽ柿は全国に広く知れ渡る福島県の特産品。あんぽ柿は鮮やかなオレンジ色の果肉と、トロリと柔らかくゼリー状の中身が特徴です。美しい自然の中で天日に干されたあんぽ柿は冬の果実の代表選手です。

(出典:伊達市役所ホームページ)

伊達鶏

Q:伊達市のおすすめ食材について教えてください。

 

私も子どもの頃によく食べました「すいとん」もおすすめですが、伊達市は福島三大鶏の一つである「伊達鶏」があります。福島三大鶏とは伊達鶏と川俣シャモ、会津地鶏の事ですが、その中でも伊達鶏はおすすめです。伊達鶏は少し柔らかくジューシーにしていますので、召し上がっていただいた皆さんに「おいしい!」と言っていただいております。

伊達鶏と川俣シャモ、会津地鶏をそれぞれを食べていただきたいです。これらは、道の駅「伊達の郷 りょうぜん」で食べる事ができます。

伊達鶏の釜飯

また「伊達鶏の釜飯」もありますので、白井市の皆さんにもぜひ来ていただきたいです。伊達市に来られた時には、まずは伊達鶏を食べていただいて、季節ごとにいろいろな果物がありますし、今の季節ならぶどうです。夏には桃ですし、もう少し冬になってくるとあんぽ柿がおいしくなります。

名峰「霊山」

Q:伊達市のおすすめ観光スポットを教えてください。

 

霊山(りょうぜん)というところがあります。標高825mの山ですが岩山で、その岩肌に紅葉が反映されるんです。夏には新緑、冬には雪景色がおすすめです。霊山は登りやすい山ですのでぜひ登山にお越しください。ここは北畠顕家という武将が、そこに国府を開いて足利尊氏と戦ったという歴史もあります。伊達家の発祥の地ですので、伊達家由来の神社仏閣もあります。

聖光学院野球部、福島県大会優勝の瞬間

Q:伊達市にある聖光学院野球部は甲子園ベスト4と、活躍も目覚ましかったですね。

 

聖光学院野球部が今年甲子園でベスト4でした。これは福島県として51年ぶりです。東北勢として初めて仙台育英高校により優勝旗が白河の関を越したのですが、我々東北人としても非常に喜ばしい事です。本年総合型スポーツクラブを伊達市で立ち上げて、そこでサッカーができる環境や、これから野球などその他のスポーツにも広げていきたいと思っています。

子供たちが小さいときから団体スポーツができる環境をしっかり作っていきたいと考えています。これから世界を目指す人たちが出てくるのではないかなと思っています。

 

10月1日、伊達市に人工芝サッカー場やラグビー専用グラウンドがオープンしました。福島市に福島ユナイテッドFCというJ3チームがありますので、その練習場として、またJ3の試合はできませんが、J3配下U-18の子供たちの試合もここで開催されますし、国体の時の合宿所などにも使用できるスポーツ施設を整えていき「伊達市はスポーツのまち」というふうに言われるようにしたいと思っています。

 

須田市長、ありがとうございました。

福島県伊達市ってどんなまち?

福島県伊達市「ホームページ」もぜひご覧ください。

 

伊達市は福島県の北部にあり、平成18年に伊達町(だてまち)、梁川町(やながわまち)、保原町(ほばらまち)、霊山町(りょうぜんまち)、月舘町(つきだてまち)が合併して誕生しました。戦国大名の伊達政宗公で有名な「伊達氏発祥の地」として知られ、国の史跡名勝である名峰「霊山(りょうぜん)」などがある、歴史ロマンあふれる都市です。

人口:57,754人(令和4年9月末現在)

面積:265.1㎢

市のシンボル

伊達市市章

伊達の歴史・伝統を象徴する、弦月と兜をモチーフとしたデザインです。シンプルな円形は旧5町の調和と発展を意味し、「伊達織りなす未来ひとつの心」の将来像のもと、和をもって協力し合う人々の姿を表現しています。(平成18年3月16日制定)

(出典:伊達市役所ホームページ)

白井市市章

白井の「白」をデザイン化したもので、外の輪は「し」、中の点は「井」を表します。「和」「躍進」「太陽」「梨」のイメージを総合的に表現しています。(昭和56年11月1日制定)

(出典:白井市役所ホームページ)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。