白井市の事業を紹介します
白井市と包括連携協定を締結している大塚製薬株式会社より提案され、白井市における健康課題を、白井市に関係する企業や組織、団体と協働し取り組む健康会議が開催されました。
令和4年6月17日(金)、白井市文化会館かおりホールにて
※写真撮影時のみマスクを外して頂きました。
本年度の取り組みとして、これから暑くなる時期を迎えることから「熱中症」をテーマとし、夏季の熱中症事故の防止に向けた課題の共有や啓発などの実施について協議し、市民への意識啓発を図ることで市内における熱中症事故の防止を図ります。
白井市笠井市長挨拶
本市は、市民の健康づくりやスポーツ振興などを推進するため、大塚製薬株式会社と昨年2021年2月に包括連携協定を締結し、本会議はその一環として今回開催をさせていただきました。
今回の会議のテーマは、熱中症です。昨今の気候変動などにより気温の変化が大きく、この6月から9月にかけて熱中症が大きな問題として取り上げられています。
総務省のデータを調べてみましたところ、6月から9月の間で毎年5万人から7万人の方が熱中症により緊急搬送されている状況であります。この内65歳以上の方が約半数を占めていると言われています。白井市におきましては、令和3年で34人の方が緊急搬送されています。令和2年は同じく34人の方が緊急搬送され、令和元年には48人の方が緊急搬送されています。
このようなことからコロナ過においても熱中症は、市民の命と健康を守る為にも大切な課題ですので、今回のテーマといたしました。依然として子供から高齢者までマスクを付ける生活を余儀なくされています。報道等によりますと、今年は例年よりも暑くなると言われていますので、熱中症に対する取り組みが重要となると認識をしています。
熱中症対策にあたり、最初に考えなければならないのは、子供から高齢者までの市民全体が熱中症に対して知識を身につけること、そしてその正しい知識の上に、行動と対処方法を考えていくことが非常に重要だと思っています。その上で社会生活の場である家庭や学校・職場・地域でこの取り組みを広めたいという思いから、この度それぞれの企業や工業団地協議会、そして商工会、郵便局の皆さんにご参加して頂きました。お互いどういう体制でやっているのか、どういう取り組みができるのかを忌憚のないご意見を頂きながら、みんなで共通認識を持ってその上でそれぞれの立場・役割分担の中で熱中症対策を取り組んでいきたいと思い、本会議を開催するに至りました。
主催者挨拶 大塚製薬株式会社首都圏第一支店千葉出張所 黒崎博所長
我々大塚製薬は2021年2月白井市と健康に関する連携協定を締結致しまして、これまで健康に関する分野で連携協力をさせて頂いております。
本日の会議は、より大きなシナジーを見出すことを目的と致しまして、白井市の各事業者様と一つのテーマで協働するという、新たな取り組みの第一弾となっております。
今後もテーマを変えながら、健康なまちづくりに貢献できればと考えております。テーマに関しまして第一が熱中症対策ということで、既に今年の夏は暑く猛暑になるといわれております。
また、この2年~3年間での生活の変化で、これまで以上の熱中症対策がより一層必要と言われております。そういう環境の中で、大塚製薬の持つ熱中症対策ノウハウを最大限に活かして頂き、各企業の皆様に貢献できる内容と考えております。
出典:NPO法人気象キャスターネットワーク
5~8分程度
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社千葉北支店地域戦略室の皆様
三井住友海上火災保険株式会社千葉支店船橋支社の皆様
白井市工業団地協議会事務局より、染谷敏夫事務局長が参加されていました。
白井市商工会より、古山洋祐経営指導員が参加されていました。
白井市郵便局の皆様
各事業者から「熱中症」への取り組みについて、発表され情報交換をされています。
熱中症防止に向けた課題の共有や今後の啓発などの実施方法
「ポスター掲示、熱中症アドバイザーの養成、セミナーの開催について」の検討をされていました。
近年の気候変動により大きな社会問題となっている熱中症について、日本テレビ「ZIP!」などでおなじみの「くぼ てんき」さんをお招きし、気象の専門家の視点からの熱中症対策について、講演いただきます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。