白井市の事業を紹介します
中学生の代表として選ばれた13名が出席し、結団式が行われました。
2025年7月17日、白井市中学生平和使節団結団式が行われました。
平和の大切さを次の世代に自分の言葉で語り継げる中学生として選ばれた13名は平和使節団として、8月6日に被爆地広島市で開催される平和記念式典に参加します。
2025年8月4日~8月6日まで広島で行われる令和7年平和記念式典および青少年平和文化イベント『ヒロシマの心を世界に2025』等々に参加します。
結団式前はほんの少し緊張した様子もありました。
白井市中学生平和使節団13名一人ひとりの名前を読み上げ、元気に挨拶しました。
白井市では今年初めて、中学生の「平和使節団」を広島市の平和記念式典へ派遣します。
きっかけは、私が市長として3年前に「平和首長会議」に参加したことです。「平和の尊さや戦争の悲惨さを、子どもたちに伝えたい」という思いがこの事業につながりました。
令和7年は、原爆投下から80年という節目の年です。13名の中学生が、広島の地で実際に見て、聞いて、感じたことを、白井に持ち帰り伝えてくれることを期待しています。
皆さんが「平和の使者」として学ぶ姿が、未来の世界平和への大きな一歩となると信じています。
今回の派遣は、将来を担う中学生が被爆地・広島を訪れ、平和について学び、祈りを捧げることを目的としています。
これまでの学校での平和学習に加え、全国の同世代と語り合い、平和記念式典で共に黙祷を捧げることは、特別な経験となるはずです。
現地での体験を通じて、戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて感じていただきたいと思います。3日間の学びが、実りある時間となることを願っています。
保護者の皆さま、関係者の皆さまには、本事業へのご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
私たちは今、広島平和使節団としてここに集まりました。この活動を通して、被爆地広島の歴史や平和の尊さについて深く学び、多くの人へと発信していく大きな責任を担っています。
私自身これまで教科書や映像で原爆の悲惨さについて学んできましたが、これはあくまで表面的な理解にすぎませんでした。これから実際に広島を訪れ被爆者の方々のお話を直接聞いたり資料館を見学したりする中で、戦争の現実と平和の重みを心で感じていきたいと思います。
また、私たちは未来を生きる世代として戦争の悲惨さを風化させない努力をしなければなりません。そのため、今回の活動をひとりひとりが自分のこととして受け止め、自分の言葉で語り、周りの人に伝えていくことが大切だと思います。平和とは、当たり前のようで当たり前ではないものです。
だからこそ、日々の生活で人を思いやることや、違いを認めあうことを大切にし訪問していきたいと思います。この活動を通して、学び、感じ、伝え合うことを見つけ、平和のバトンを次の世代へとつないでいけるように、生徒一同頑張っていきます。どうぞよろしくお願いします。
取材中、平和使節団の皆さんのアイデア力、創造力、着想力、構想力、企画力、独創性、柔軟な思考力を少しだけ垣間見ました。驚くばかりです!
学習会が実施され、広島での行程と学習内容の説明を受け、情報伝達や情報共有はパソコンでチームズ(Teams)というアプリケーションを使用します。その設定をパソコンで団員各々が行いました。
先生からの説明を難なく理解している団員のみなさんです。
平和使節団では各チームを決めるところから、全団員の底知れぬ発想力が発揮されていきました。
どうすれば、出身校同士で偏らず男女平等にバランスよくチーム編成ができるのか、引率の先生からは条件だけを提示されます。
なすべきこと、見る方向は全員が理解できています。
みんな自分の思いつくことを提案しています。
2パターンのチーム編成がサクッと決まりました。
それを団員同士で話し合い、アイデアを出し、提案して、考え決めなければいけない条件を頭に置きながら、スムーズに各チーム編成があっという間に決まりました。
「平和の使者」として広島で、見ること・聞けること・感じられることを、それぞれが必要な情報を収集するために訪れたい場所を決めていきます。集合場所・時間に間に合うように、パソコンスキルと「どうすればいいのか」という発想力を駆使して、当日のプランを考えています。
全員が広島初訪問です。教科書や資料で見ていた広島というまちを洗い出し、訪問先への移動時間、利用できる公共交通機関を想定して、チーム内で情報共有します。
連絡先を交換しながら、仲間同士で笑いながら会話する姿に、本来の中学生らしい表情をみせてくれました。
白井市教育委員会にお聞きしました。
「今回の平和使節団派遣事業では、自ら考え行動できる生徒を育むため、自主性やお互いを尊重し合える活動を多く取り入れています。」とお話いただきました。
7月28日2日目の勉強会には「平和学習の集い」で行われるグループディスカッション勉強会が行われました。
【最後に】白井市中学生平和使節団の結団式を取材して、特に印象に残ったのは「チーム編成の時間」でした。自分自身の過去を振り返ると、先生や誰かが決めた班にそのまま入ればいいと、深く考えずに従っていたことを思い出します。しかし、団員の皆さんはこの作業を誰の手も借りず、自分たちだけで話し合い全員で決めていました。そこには「他力本願」や「決めた責任を押し付ける」といった考えは一切ありませんでした。中学生平和使節団として広島から帰ってきた団員の皆さんの成長した姿を取材できることを楽しみにしています。白井市中学生平和使節団の皆さん本当に勉強になりました。ありがとうございました。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。