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イベント取材に行ってきました!

ナガエツルノゲイトウ駆除作業の現場見学会を取材しました。

「めざせ!水草バスターズ」を主催している白井環境フォーラム実行委員会が作業現場を見学

2024年5月16日、千葉県によるナガエツルノゲイトウ駆除が行われました。ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されている水草で、下手賀沼水系でも繁殖を続けています。その駆除作業の現場を、白井環境フォーラム実行委員会(手賀沼流域フォーラム白井企画)の皆さんが見学しました。

陸地に雑草が生い茂ったようしか見えませんが、全てナガエツルノゲイトウの群生です。

和名【ナガエツルノゲイトウ, ミズツルノゲイトウ】

分類群:維管束植物 双子葉・離弁花類 ヒユ科(Amaranthaceae, Caryophyllales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名:Alternanthera philoxeroides
英名等:Alligatorweed
自然分布:南米
形態:多年生。茎は長さ0.5~1m、中空で太さ4mmに達する。基部は横に這いながら枝分かれし発根。葉は対生、無柄または1~6mmの短柄を持ち、倒卵形~倒広披針形、長さ2.5~5cm、幅0.7~2cm、細かい鋸歯を持つ。花は白色~灰白色。球状で12~16mm、1~4cmの柄があり、1~2個の花序が葉の腋につく。
生息環境:水路、河川、湿地等
温度選好性:温帯~亜熱帯
繁殖生態:繁殖期:4~10月に開花。茎切片から栄養繁殖可能。
生態的特性:水草であるが、乾燥に非常に強い。

影響:在来植物との競合、船の運航の阻害など
影響を受ける在来生物:在来の水生植物

※出典:国立環境研究所ホームページ

右ての小型船の周囲にはナガエツルノゲイトウが群生してしまい、出港できる状態ではありません。

周囲を行き交う漁船も、ナガエツルノゲイトウの繫殖に阻まれ航行できない状況です。

ナガエツルノゲイトウ駆除

 

水草刈取船で駆除を続けていました。

ヤンマー AWH2000(メーカーのサイトに移動)

刈取能力:刈取幅 2000mm/刈取深さ:1500mm

外輪船で機動力が優れているのだそうです。

白いカゴの様な箇所で、ナガエツルノゲイトウを駆除するパワフルな水草刈取船を始めて見ました。

予定していた日程では工程通りに駆除が進まないほど、ナガエツルノゲイトウが繫茂しているそうです。

白井環境フォーラム実行委員会(手賀沼流域フォーラム白井企画)

 

ナガエツルノゲイトウ駆除作業を陸地から見学していました。繁殖する範囲を観察し、今後の駆除計画を検討することにしているそうです。

 

ナガエツルノゲイトウ駆除作業を見学後に、実行委員会のミーティングが行われました。

 

2024年7月15日(月・祝)に開催を予定している「めざせ!水草バスターズ~船から外来水草の駆除作業を見よう in 手賀沼~」についてです。

めざせ!水草バスターズ~船から外来水草の駆除作業を見よう in 手賀沼~ 

《実施要領》

 

【目的】ナガエツルノゲイトウ等外来水生植物(特定外来生物)の繁茂の現状について知ってもらい、未来の水草バスターズを育成するとともに、手賀沼の水環境を改善する人材の育成のきっかけとする。

 

【主催】白井環境フォーラム実行委員会(手賀沼流域フォーラム白井企画)

【共催】白井環境ネットワークの会、NPO法人しろい環境塾、今井の桜保全プロジェクト、白井第二小学校区みどりの里づくり協議会

【日時】2024年7月15日(月・祝)9:00~15:00

【内容】手賀沼で大繁殖している特定外来水草ナガエツルノゲイトウについて学習し、手賀沼公園から船に乗り大型の作業船による駆除作業を見学してみませんか。(荒天時は陸上からの見学になります)

【対象】中学生以上 15人 ※応募多数の場合は抽選

【参加費】無料

【持物】昼食、飲み物、筆記用具

【申込】次の申込フォームから申し込んでください。

    https://forms.gle/iHQLR1RDubEhy5Y59

【申込期限】7月5日(金)

【問い合わせ先】白井環境フォーラム実行委員会事務局(市環境課)047-401-5409  

取材日:2024年5月16日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。