イベント取材に行ってきました!
”ぼくの誕生日だった日から始まる47都道府県めぐり”。ぼくが主人公の絵本「ママ、ぼくがきめたことだから」を図書館に寄贈&お話し会をしながら47都道府県をめぐります。
お子さんを亡くしたママのコミュニティ「Twinkle-mom」を主宰する河原 由美子さん
5月16日から9月1日までの109日間をかけて、twinkle-mom主宰の河原由美子さんが47都道府県をめぐります。千葉県ではここ、白井市に辿り着きました。
「ママ、ぼくがきめたことだから」
河原由美子/文
東京都大田区出身、横浜市在住。横浜の元町中華街で和カフェ「CANTIK-MANIS(チャンティック・マニス)」を妹と経営。
2018年9月1日に急性脳症で3歳の三男を亡くす。
2020年9月に絵本「ママ、ぼくがきめたことだから」を出版。
同時にお子さんを亡くしたママのコミュニティtwinkle-momを開設。
2021年4月より男女共同参画センター横浜フォーラムで自助グループとして活動中。
「出典:ママ、ぼくと一緒に旅をしよう♪ 資料より」
レイナ(Reina)/絵
イラストレーター。
1985年沖縄県生まれ。横浜市在住。
POPで可愛く夢のある作風で人気を博す。今作が絵本デビュー作となる。「出典:ママ、ぼくがきめたことだからホームページより抜粋」
千葉県は白井市で開催したいと「Twinkle-mom」河原 由美子さんが決められ、以前から交流のあったサークル「しろい PEP UP」西山さんとの深い絆から開催が決定しました。
このイベントを主催した(一財)日本ペップ普及協会認定講演スピーカー・セミナーファシリテーター 西山 崇子さん
開催に先立ち、参加された皆さんと、ゲームをしようという事になりましたよ!?
参加された皆さんと、3の倍数と3という数字になった時に手拍子を一回、40まで数えるという、簡単なゲームかと思いきや・・・。
最初は良いのですが、脳活していないと混乱し始め・・・。間違えても、いいね!!
3の倍数、3のつく数字を40まで達成ーー!!みなさん、めっっちゃ嬉しそうですね!知らない人同士が集まったその場が、一瞬にして同朋になりました。ペップってスゴイ。
日本ペップトーク普及協会
ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。
「PEP」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。
日本を代表するアスレチックトレーナー岩埼※由純がアメリカのスポーツ現場で学んだ「勇気を与える感動のスピーチ」を、自分、家族、仲間に伝えるコミュニケーションスキルとして確立いたしました。
スポーツ現場はもちろん、家庭で、職場で、教育現場ですぐに実践できるシンプルでポジティブな言葉を使ったコミュニケーションです。
「出典:一般社団法人日本ペップトーク普及協会ホームページ」(※さきの字は、正しくはたつさき)
私たちは生まれてくる前、自分の人生を決めて生まれてくるといわれています。
もし子どもが初めから決めて生まれてきたとしたら、それはお母さんのせいではないのかもしれない。
時が経ち、そんな考えにたどり着きました。
今悲しみの中にいるお母さんに、あなたのせいで子どもがなくなったのではないですよと伝えたい。
お子さんが亡くなっていても、楽しい人生を送ってもいいのですよと伝えたい。
そんな気持ちが芽生え、絵本とコミュニティを作ることにしました。
「出典:twinkle-momホームページより抜粋」
ちいさなお話し会では、わが子の命に向き合った時のお話しや、その時に感じた小さな命の重さなどが体験談として語られていきます。
“いろんな体験も、いろんな所も見れないまま3歳で亡くなったぼくに、日本の素敵な場所を見せてくれようと一生懸命なお母さんです。”
この会場に来られた参加者のみなさん、その殆どが大病であったり、流産されるなど親としても過酷な過去を話されていました。
自分だけではない。みんな辛くて苦しい日々を乗り越え、一生懸命に生きておられる方々でした。
twinkle-momについて
twinkle-momは、お子さんを亡くしたけれど、前向きに生きているママたちの明るいコミュニティです。辛い経験を共有したり、夢や目標に進んでいる姿を応援し合えるような仲間を沢山作っていきます。
twinkle-momに関わっていることで、やりたいことや生きている意味が見つかるような、皆さまにとって意義のあるコミュニティを目指します。
LINEでは自助グループのやオンライン会の日程などのお知らせを配信しています。
ご連絡をいただければご返信もいたします。
みなさん、取材のご協力ありがとうございました!
※写真撮影時のみマスクを外して頂きました。
謝意:河原由美子さんにお話しを少しお聞きました。その中でも印象に残った言葉があります。
文中にも記載しましたが、「今悲しみの中にいるお母さんに、あなたのせいで子どもがなくなったのではないです」「お子さんが亡くなっていても、楽しい人生を送ってもいいんだよ」。
同じ思いをされている方は、もっと多いと思います。ぜひ、twinkle-momホームページから問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
ペップトークの西山さん、参加された皆さん、河原由美子さんに取材させて頂き、心から御礼申し上げます。。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。