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イベント取材に行ってきました!

まどか幼稚園、けやき台多目的広場で「初夏のしぜんと田植え」を開催

親子で田植え体験&ビオトープの生き物観察会

白井市にある学校法人吉岡学園まどか幼稚園が主催し、共催で白井市環境課職員の皆さん、一般社団法人まどかこどもレグルの協力で「初夏のしぜんと田植え」が開催されました。

 

事前申込で親子で参加された皆さんが田植え体験、その後けやき台多目的広場に作られたビオトープで生き物観察会が行われました。

【2022年けやき台ビオトープ活動スケジュール】

4月24日日曜:春のしぜんとたんぼのじゅんび・・・雨のため苗造りと水辺の生きもの観察のみ実施しました。

 

5月28日土曜:初夏のしぜんと田植え・・・田植え 生きもの観察 カメラ教室

 

10月15日土曜:秋のしぜんと稲刈り・・・稲刈りとはさがけ 木の実・木の枝・木の葉のクラフト

 

12月3日土曜:冬のしぜんとわらしごと・・・しめ縄のお正月飾りづくり わら細工

 

~1年に2回以上ご参加頂いた方には、少しずつですがけやき台で収穫したお米をお贈りしたいとかんがえています~ 「出典:初夏のしぜんと田植え配布資料より」

西白井駅近!気持ちいいオアシス!けやき台多目的広場

けやき台のビオトープについてまどか幼稚園ホームページ内にリンク)

 

まどか幼稚園では2018年10月から白井市と協働で地域の自然体験の場づくりをはじめました。

場所は西白井駅近くのけやき台多目的広場。
樹木も遊具もない日当たりの良い原っぱで、ボール遊びやそりすべり、凧揚げなどを楽しむ姿を見かける場ですが、調整池としての機能を持つため、洪水時には降った雨水が一時的に溜まり、広場全体が水面になる時もあります。

けやき台多目的広場:洪水時に降った雨水を一時的に溜め留めて下流の神崎川に放流するための調節池で、普段は広場として利用できます。

所在地:白井市けやき台2-4

面積:8,051.00m2

主な施設:芝生広場

駐車場:なし

トイレ:なし

田植え体験はじめるよ~!

白井市役所環境課職員さんの指導で、田植えを体験しました。機械ではなく、子供たちの手で実際に植えていきます。

白井市役所に勤務され、同時に市内で農業にも従事し、何でもよく知っている川上さんです。実際に農家として、お米や農作物を栽培されています。

竹を並べて、一列に田植えをしていきました。たんぼの中は歩きにく~い!

植えたばかりの苗をふまないようにね~!最初は慣れない田植えに一生懸命取り組む子供たちでした。ひざ下まで沈み込むほどです。

苗の持ち方や、どのくらい土の中に植えれば良いかを教えてくれました。しっかり植えないと浮かんできてしまい、しっかり育たないんです。みんな、うまく植えられたかな?

けやき台多目的広場ビオトープ生きもの観察会

白井市には緑地が多く残っていますが、子ども達が自然に触れる機会は年々少なくなり、特に身近な水辺の自然を楽しめる場は限られてしまいました。そこで2018年10月より、けやき台多目的広場に白井の生きものを育む自然体験の場作りを、白井市とまどか幼稚園が協働で取り組んでいます。(出典:まどか幼稚園「初夏のしぜんと田植え」配布資料)

けやき台多目的広場のビオトープや水溜りで生きもの探し!

ヤゴ(トンボの幼虫)やコオイムシ、オタマジャクシが見つかります。前日まで雨が多かったため、調整池から広場へ流れてきた生物もいたようです。

まずは生きものを見つけてみよう!

「これ、おたまじゃくし?」「あ、これは・・・」昔、子供だったお父さんも知識を子供たちに伝えてます。

けやき台多目的広場にあるビオトープ。

ビオトープとは・・・?

ドイツ語の合成語で「いろいろな野生の生きものが暮らせる場所」を意味します。

三森 典彰氏(ホームページにリンク)
(株)Biotop Guild代表取締役。東京環境工科専門学校非常勤講師。自然の保全・管理 ・活用に携わる生きもの専門家。生きものと共生する農業にも取り組んでおられます。

白井市環境課の皆様のご協力、そして地域の皆様のご理解、ご家族の応援のお陰で継続することができています。

まどか幼稚園 嶋本祐子先生。

大学時代に保全生態学を学び、長野県の財団法人に入職後、里山保全や環境教育、自然体験などに携わりました。2015年より学校法人吉岡学園まどか幼稚園で季節の変化や動植物の魅力に触れる体験活動の運営や環境整備をしています。子どもたちが大人になった未来も豊かな自然・人・地域のつながりが続くよう願い、私自身も夢を描いて、今できることを一歩ずつ積み重ねていきたいと思います。「出典:まどかこどもレグルホームページ

三森さんのカメラ教室も開催されました。水中でも切り離してリモート撮影を子供たちが自由に撮影できるよう、とてもユニークなデジタルカメラを用意してくださいました。このカメラにはお父さんも子供たちも興味深々!

水辺の生物を観察しよう!実体顕微鏡を使って、とても小さな生物を観察しました。

小さなオタマジャクシや、幼虫も観察できましたよ。

街とみどりが共存し、調和のとれた白井のまち。自然から学べることは無数にありますね!

学校法人吉岡学園まどか幼稚園(ホームページにリンク)

住所:白井市清水口3-22-1
TEL: 047-491-9881

FAX: 047-491-4018


謝意:白井市のけやき台多目的広場には、大人になった今も、そして子供も夢中になって追いかけられる自然や生物とのふれあいは、何者にも代えがたい教材であることを改めて実感しました。学校法人吉岡学園まどか幼稚園の保護者の皆様、嶋本先生、白井市環境課、一般社団法人まどかこどもレグルの皆様に、改めて取材させて頂き誠にありがとうございました。

取材日:2022年5月28日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。