イベント取材に行ってきました!
最近注目の『SDGs』。子どもたち自身が感じる“社会問題”をプログラミングで楽しく解決していき【今後の地球】を考えてみました。
【白井コミュニティセンター自主事業】
「社会問題をプログラミングで解決しよう!」は全6回開催され、市内小学3年生から6年生が参加しました。
第1回:SDGsとは?・プログラミング体験
第2~5回:テーマ設定・作品制作
第6回:作品発表
第6回目は、子ども達が自ら考えプログラミングした作品発表会。子ども達は少し緊張した面持ちで作品を発表しました。
社会問題をプログラミングで解決しよう!の講師、齊藤 陸氏(株式会社イノビオット、本社千葉市)
みらいい(外部リンクしています)は、子供たちの可能性を高める機会を提供します。
全6回の開催でSDGsを学び作品に取り組み始めたのは2回目以降でしたが、子ども達の取組みや順応さにはとにかく驚きました。構想から発表まで僅か6回。それぞれが自ら考えゲームから学べるSDGsプログラミング作品を発表しました。
一人パソコンに向かい最後の仕上げ。
マウス操作もとてもスムーズ!
発表内容を紙に書き上げ準備にも余念がありません。
真っ白いキャンバスにキャラクターデザインや、プログラムをパソコンに入力していきます。
●作品名
●作品の内容
●注目して欲しいポイント
●この作品を通して伝えたいこと
●取り組んだ感想
を順番に発表しましたよ!
作品の内容「迷路の中にいる敵から逃げながら3つの知識を手に入れていくゲームです。」
注目して欲しいポイント「SDGsの問題とゲームの難しさです。矢印キーを操作して、敵をかわし進めていくプログラムです。」
この作品を通して伝えたいこと「SDGsの問題です。」
取り組んだ感想「知らなかったこともありましたが、この作品を通して、地球の問題について色々知ることができ、ゲームを作ることがうれしかったです。」
作品の内容「シンプルなSDGsクイズです。」
注目して欲しいポイント「SDGsの問題点です。しっかり読んで答えてください。」
SDGsが一番進んでいる国はどこ?等々10問の問題をパソコンで入力していくゲームになっています。正解すると〇、不正解ではXが現れます。
この作品を通して伝えたいこと「SDGsの課題はとても多い事と自分たちで出来る事がたくさんあるという事です。」
取り組んだ感想「最初はSDGsは難しいという印象を持っていましたが、自分たちで出来る事があることから少し興味が湧いてきました。」
作品の内容「戦争大好きマンという悪者に世界が乗っ取られて、このままではSDGsの平和と公正が全ての人に、という取り組みができないので戦争大好きマンを倒すというゲームです。」
注目して欲しいポイント「難易度とプログラミング量です。シューティングゲームという超高難度のプログラミングと、自らデザインした戦争大好きマンが、ゲーム画面内で自由に動き回ります。」
この作品を通して伝えたいこと「戦争ではたくさんの命が失われている事が恐ろしいと思った事と、暴力で5分に一人亡くなっている事に驚きました。」
取り組んだ感想「まだまだ地球に問題があるのに、2030年までには解決できそうにないと思いました。プログラミングは難しかったけれど楽しかったです。」
社会問題をプログラミングで解決しよう!全6回を終了し、参加した子ども達の感想をお聞きしました!
・ゲームを作成することは難しかったですが、出来たときはとても嬉しかったです。問題の当たり判定を作成することや、迷路のプログラムなので枠線の役割のプログラムが難しかったです。また機会があれば参加してみたいです。
・プログラミングでゲームを作成することは難しかったです。SDGsの事も良く知る事ができてよかったと思います。ポイント取得できる事や問題を考える事が難しかったです。プログラミングは機会があれば参加したいです。
・プログラミングに触れられる事がとても楽しかったです。細かい設定は難しいですが、プログラミングは好きなのでこれからも作品を作りたいです。
今回「社会問題」をプログラミングで学ぶ場を提供をされた企業をご紹介します。
株式会社イノビオット(外部リンクしています)
事業内容:スクールサービス・イベントサービス・メディアサービス
住所:千葉市中央区中央2丁目5-1 千葉中央ツインビル2号館7階 CHIBA-LABO
お問合せ先:お問合せページ(外部リンクしています)
謝意:子ども達が真剣にプログラミングに挑戦する姿、そして自身が考案し作成した作品を、堂々とプレゼンする姿にただ驚くばかりでした。人前で行う様々な場面でのプレゼンは、社会人であれば避けては通れない必要不可欠なことではありますが、発表する小学生の皆さんが頼もしくもありました。取材をさせて頂きました、参加されたご家族の皆様、株式会社イノビットの齊藤様、そして白井コミュニティセンターの皆さまに心より敬意と御礼申し上げます。
取材日:2022年2月20日