イベント取材に行ってきました!
稲刈り体験と秋の訪れを告げる虫の生態や水中生物を観察
自然味あふれる白井市けやき台多目的広場で、学校法人吉岡学園まどか幼稚園主催で開催された「稲刈りと秋のみのりの観察会 」。稲刈り体験と秋の訪れを告げる虫の生態や水中生物を観察したりしながら、けやき台多目的広場の自然を子どもたちはもちろん、一緒に参加されたお父さん達が昔を思い出し走り回りました。
5月に田植えをした稲が水害を乗り越えたくましく、そして大きく育っていました。実り多き秋の訪れと自然に触れながら、また秋というには少し暑いこの日ご家族で参加された皆さんは、バッタや水生昆虫などのふれあい晴天の広場を走り回りました。
「稲刈りと秋のみのりの観察会」開催には、市役所環境課の職員の皆さんも応援に駆けつけておられました。さてこれは、何をつくっているんでしょう??
夏のような陽気で開催時間は、とても暑かったんです。
暑いね~~。子どもたちはへっちゃら!
植物などに詳しい、東邦大学のお兄さん達も応援に来てくれました。
まどか幼稚園の先生から、今日の内容について説明を聞きました。
水生昆虫について教えて下さる先生の紹介がありました。
(株)Biotop Guildの三森氏。環境系学校非常勤講師でもいらっしゃる、まさに生きものの専門家。自然の保全・管理・活用に携わり、生きものと共生する農業にもとりくまれています。
お米作り講師を務められた、白井市市民環境経済部長川上氏。市職員でおられると共に、白井市内で農業に従事されていらっしゃいます。農家として、お米をはじめとした様々な農作物を長年育てられているエキスパートです。
稲刈り体験。稲の刈り方も丁寧に教えてもらっていました。
3束位を束ねたら先ほど職員の方たちが作った棚に干しましょう!
田園でよく見る・・・、はい、そうです!
干した稲は、近日皆さんの手元に。
けやき台多目的広場は、たくさんの虫がいるんです。
さて、どんな種類の虫が生息しているのか探してみよう!
虫の捕まえ方、網がなければ即席!帽子がある!!
皆が捕まえてくれた虫を見せてくれました!ノシメトンボや、トノサマバッタもいたり、
ショウリョウバッタモドキ、ショウリョウバッタも見つかりました。この辺り今はもう、希少なのだそうです。
けやき台ビオトープに生息する水生昆虫は?網を持って捕まえてみよう!
ヤゴやアメンボも見つかりましたよ。
調整池から流れてきた小さい魚も泳ぎ、メダカも見つかりました。
お父さんの方が率先して昆虫採集に。広場は子供だった頃にすぐ戻れちゃいますね。
バッタを見つけた!さて、捕まえられるかな?
ショウリョウバッタモドキ、ショウリョウバッタなど
バッタの種類の見分け方も教えてくれました。
飛んでいく虫を必死で追いかけていく内に友達になっていくものですね。
白井市には緑地が多く残っていますが、子ども達が自然体験をする機会は年々少なくなってしまいました。まどか幼稚園では自然の魅力や季節の移ろいを感じる体験を大切にしていますが、園の外でも、卒園してからも、子ども達が地域の自然の中で様々な体験をしながら豊かな感性や情緒を育くんでいけるようにと願っています。(出典:学校法人吉岡学園まどか幼稚園)
けやき台のビオトープ(まどか幼稚園関連サイトへリンクしています。)という、自然に近い広場で大人の方も子供たちと一緒に走り回り、虫を追いかける内に童心に戻ってしまうのです。自然に生息する生きものたちは四季の変化を伝えてくれる大切な存在、と大人になって初めて理解できたような気がしました。近くにある広場や公園で虫などの生物を子供たちと一緒に追いかけ、知っている限りの知識を伝えていくのも伝承になるのかもしれません。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。