地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、白井の地域情報サイト「しろいまっち」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

白井の地域情報サイト「しろいまっち」

きらめく人たちにインタビュー

髙山琉河さん、市船野球部のスコアラーとして夏の甲子園に出場!

野球が大好きな少年は、理論派スコアラーとして次のステージに向けて羽ばたこうとしています。

今回取材させていただいたのは白井に住む髙山 琉河(たかやま りゅうが)さん。

 

全ての部活動が県内屈指の強豪校!市立船橋高校に通う高校3年生です。この夏まで野球部のマネージャーとしてスコアラーを務めていました。市船野球部は今夏、千葉県代表として第104回全国高等学校野球選手権大会に出場、高山さんはスコアラーとして貢献しました。

 

小学生から野球を始めた高山さんは中学生の時の怪我が原因で選手としての道は進めませんでしたが、スコアラーという道を見出しました。

市立船橋高校3年、髙山琉河さん「野球の楽しさを教えてれた両親に感謝してます!」

髙山 琉河さんにインタビュー!

第104回全国高等学校野球選手権大会

甲子園球場にて

Q:野球はいつから始めたのですか?

 

白井市立第三小学校に通っていました。野球は小学2年生の時に、友人に誘われて地元の「白井ホワイトピジョン」体験会に参加してそのまま入団しました。その後大山口中学校野球部で部活動をしていました。小学2年生で入団してからずっと野球が楽しくて、遊びでも友人とグランドに行ってキャッチボールしたり、とにかく野球は楽しいと思いました。

 

Q:そして高校は市立船橋高校に進学したのですね?

 

はい。市立船橋高校に進学し野球部に入部したいと思っていました。3学年で100人以上も部員がいるんです。人数が多いですしチームとしても個人としてもレベルが相当高かったので、これが高校野球の強豪校なのか!って感じました。

怪我をしたから野球をやめるという選択肢はなかった

Q:いつまで野手としてプレーしたのですか?

 

いわゆる選手として部活動はしていません。最初からマネージャーとして入部しました。中学2年生の秋頃に怪我をしてしまい、その後はずっとマネージャーという立場で野球を続けています。怪我をしたから野球をやめるという選択肢はなかったです。

Q:野球部スコアラーとは、どんな役目なのですか?

 

マネージャーとして入部したので、役目として練習試合からスコアを記入するようになりました。野球のスコアは、ヒットなどを赤色で記入しているのですが、例えば赤色が多いチームにはよくヒットを打たれていて、バッティングがいいチームであることが分かるように配色で「この試合がどうだったのか」が一目でわかるようになります。

 

Q:試合運びや戦略・分析やデータ取りもするのですか?

 

何名かでデータを取ったりします。選手たちも連戦してくと、試合中にもわかってくるようになります。

Q:高校野球も情報収集は必要なんですね?

 

自分たちのときは新型コロナ感染対策等で無観客での大会も多かったので、メディアなどを見ながら観察もしました。試合中は全然気が抜けないです。攻守交替の時間はピッチャーの投球数もすべて数えないといけないので、スコアを書きながら手が空いたときは、声出しとスコアを記入することをしています。

Q:座右の銘ありますか?

 

座右の銘は「一期一会」です。

Q:市立船橋高校は「第104回全国高等学校野球選手権大会」に出場しました。甲子園球場に立った感想を教えて下さい。

 

甲子園に立った時は、それまで県大会で使用していた球場に比べて、とても広い印象を受けました。正直、野球を始めた頃からテレビや携帯の画面越しに見ていた景色の中に、自分がいたんだ!という実感は未だに沸いていません(笑)!

 

Q:現在3年生ですが進学する予定ですか?

 

はい。来年大学に進学して野球部に入部したいと考えています。実は今日、その大学の合格発表があって、大学進学も決まりました!そこで野球部マネージャーとして入部したいと思っています。その後は、社会人野球でマネージャーができたらと考えています。

Q:尊敬する人、選手もしくは偉人などいますか?

 

それは中学校時代の1年先輩の方です。とても優しい方で今、教員を目指して大学に通っているんですけど、とにかく優しくて人間性が素晴らしい方で憧れなんです。今も時間があると遊びにいってますよ。この人と一緒に組んで、何かできたらいいなと、ちょっとそういう夢も描いています。もし将来一緒に仕事が出来るってなったら、それ以上のことはないんです。

 

それと、高校の1年先輩です。マネージャーとして大学で野球を続けている方なのですが、大学のマネージャーは、部活のスケジュールや練習試合などを決める事も仕事の一部なので、できたらその方と連絡をとりあって「練習試合が組めるようにできたらないいな」と思っています。

 

Q:大学進学まで何かしたいと思っている事を教えて下さい。

 

大学進学したら、また野球漬けになるので、今のうちに旅行に行きたいです。趣味が旅行なんです。行ってみたいところは、できるなら国内でも国外でもどこでもいいです。今の季節だとスノーボードですね。

Q:お母さんの作る一番好きな手料理は何ですか?

 

牛丼です!牛丼が大好きで、お弁当も3日に2日ぐらいは牛丼になってます!

外食チェーン店の牛丼を食べるより、お母さんの牛丼が一番おいしいです。牛丼なら何杯でも食べれる自信があります。

Q:プロ野球と高校野球では、どちらが好きですか?

 

やっぱりアマチュア野球です!もちろん大学野球も高校野球もそうですし、社会人野球も好きです。小学校の時はプロ野球にしか興味がなかったんですけど、いろいろ知っていくと、いろんな野球があるなと思います。千葉県高校野球大会も2年前から録画していて、今もたまに見たりしています。

 

野球が大好きなんです。野球への愛は誰にも負けない自信があります!

Q:ご両親にメッセージをお願いします。

 

今までさんざんわがまま言ってきたんですけど、プロ野球に連れて行ってくれ、野球に関する事をたくさん教えてもらいました。野球道具を買ってもらったのもそうですし、ここまで野球を好きにさせてくれたのは、両親のおかげなので本当に感謝しています。ありがとう!

 

髙山 琉河さん、ありがとうございました。


謝意:どこまでも真摯で理論的、現状把握と今後のプランが頭の中でしっかり整理できていて、とても高校3年生とは思えない話しぶりでした。今後の活躍がとても楽しみな好青年です。髙山琉河さんの取材にご了承いただけました事、そして素晴らしい逸材に会わせてくださった髙山さんご家族、市立船橋高等学校関係者の皆さまに、心より厚くお礼申し上げます。

取材日:2022年12月1日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。