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きらめく人たちにインタビュー

第1回スピードユース日本選手権優勝!鈴木可菜美選手に直撃取材

白井市在住で千葉商科大学附属高等学校ワンダーフォーゲル部に所属する鈴木可菜美(すずき かなみ)選手。2021年3月開催の第1回スピードユース日本選手権ユースA女子で見事優勝!

2021年8月21日~31日、ロシア・ヴォロネジで開催された「IFSC世界ユース選手権 ヴォロネジ2021」でスピード種目のユースA女子に日本代表として出場。決勝まで進出し、世界15位の成績を残しました。

鈴木可菜美選手は千葉商科大学附属高等学校2年生でワンダーフォーゲル部に所属。練習中にお邪魔しました。(鈴木選手の戦績は日本山岳・スポーツクライミング協会のサイトでご覧になれます。)

※撮影時のみマスクを外して頂きました。

鈴木可菜美選手にお聞きしました!

Q:スピードクライミングを知ったきっかけを教えてください。

 

小学2年生の時に印西市にあるボルダリング施設に始めて行きました。当初は遊び程度で少し通っていましたが、小学6年の時からコーチに教わるようになり本格的に始めました。最初はボルダーとリードから始めました。中学2年頃スピードクライミングに出会い、第1回スピードジャパンカップに出場して、ユースBの日本記録を出すことが出来ました。記録が更新できるようになると、どんどん楽しくなってきました。

Q:欠かせないトレーニングはありますか?

 

スピード壁でとにかく練習をすることが一番だと思います。ムーブ(自分の動き)を変えて見たりしてタイムを縮める練習をしています。ちなみに壁にあるブロックみたいなものはホールドと呼ばれています。基礎的な練習は、メニューを決めていて自宅でトレーニングしています。スピードクライミングは、身体全身を鍛えなければなりません。

 

Q:第1回スピードユース日本選手権で優勝されたそうですね。

 

ユースA女子スピードで優勝しました。自分よりも早いタイムを出す選手が出場する大会で、スゴく緊張もしましたが、とても楽しく終えることができました。スポーツでは誰にも負けたくなくて、とにかく勝ちたいですね。でも、勉強は余り勝ちたいと思いません(笑)!

第1回スピードユース日本選手権で見事優勝!

Q:さらに「IFSC世界ユース選手権ヴォロネジ2021」に出場されたそうですね。

 

はい。ヴォロネジまではまる2日かかりました。初めての国際大会で、海外の選手は体が大きくて日本の大会にはない緊張感でした。予選の2本目で自己ベスト(9.97)を出せて、決勝に進めました。決勝では憧れの選手と戦えてとても嬉しかったです!また戦いたいと思い、いい経験になりました!

IFSC 世界ユース選手権ヴォロネジ 2021に出場!

ベストタイム(9.97)で世界ユースAの15位!

Q:好きなおやつはありますか?

 

体調管理で控えていますが、本当は特にクッキーとかチョコレートなど、とにかく甘いものが大好きです!!

 

Q:お母さんの作って下さる料理は何が好きですか?

 

お母さんとお料理する事も大好きで、砂糖を使わないお菓子を作ったりしています。体のことを考えての事ですが、美味しく食べられるように考えて米粉でつくったりもしていますね。お米は玄米を食べたり、豆で作った豆パスタとか、自分で色々と調べて作ることが好きです。

自分で料理をして食べたいものをつくることが楽しくて、砂糖など一切使わずグルテンフリーの「バナナパウンドケーキ」が家族に人気ですよ。

Q:お休み日はどう過ごしていますか?

 

クライミングを完全に離れる日は、友だちと買い物に船橋や柏に遊びに行っています。

 

Q:お父さん、お母さんにメッセージをお願いします。

 

いつも送り迎えとか、練習について来てくれてありがとう!ごはん、おいしいよ!

お父さん、お母さんいつもありがとう!


謝意:スピードクライミングで世界に挑戦する鈴木可菜美選手は、とても笑顔が素敵で、明るくインタビューに応じてくれました。
スピードクライミングを始めたきっかけは小学生の時遊びで始めたクライミング、それが今や世界の記録に挑戦するアスリートとして、徹底した自己管理と練習に取り組む姿勢に感銘を受けました。
好きなことで世界への扉の鍵、全ての子供たちへ可能性の扉の鍵を渡せる大人でありたいと痛感しました。鈴木可菜美選手そしてお母さま、取材をさせて頂きました事、改めて心より御礼申し上げます。(取材日:2021年9月26日)

【日本代表候補募集】スピードクライミングタレント選出トライアウト in 千葉

JMSCAスピードアスリート候補生になるために、今こそ挑戦してみませんか?挑戦してみたい!と思った方は、迷わずこの扉を開いてみてください。※終了しました。