きらめく人たちにインタビュー
白井市在住で、麗澤中学校3年の鈴木姫琉(すずき ひめる)選手。昨年開催された「関東中学校ゴルフ選手権特別大会及び春季全国中学校ゴルフ選手権大会予選」で好成績を残し、見事全国大会の切符を手にしました。そして今年3月、三木ゴルフ倶楽部(兵庫県三木市)で開催された「2021年度第42回全国中学校ゴルフ選手権春季大会」出場を果たされました! 次の大会に向け練習を重ねる、鈴木姫琉選手を取材させて頂きました。
綺麗で伸びのある、しなやかなフォームから繰り出す一打一打は、周りのゴルファーもつい練習の手を止めるほど。ヘッドスピードも圧巻の一言!超越していましたよ!
「関東中学校ゴルフ選手権特別大会」は、団体の部として実施され見事優勝!
全国中学校ゴルフ選手権特別大会は、2020年12月三重県にある三重白山ゴルフコースで開催され、麗澤中学校は堂々の準優勝でした。
Q:ゴルフを始めたきっかけを教えてください。
始めはゴルフ練習場に行くお父さんについて行き、練習場は大人の方々が声をかけてくれて、お話する事が楽しいと思える場所でした。ゴルフを始めたのは、ほとんど覚えていませんが、遊び場だったゴルフ練習場で、3歳のときに初めてボールを打ちました。それから本格的にゴルフ練習を始めたのは5歳のときです。
Q:ゴルフが面白いと思い始めたのはいつですか。
小学1年生の時、山梨のゴルフジュニアスクールに通い始め事がきっかけで、自分と同学年の子たちがたくさんいて、その頃から真剣にゴルフが上手くなりたいと思い始めました。初めてゴルフ大会に出場したのは小学1年生の時で、最下位に近かったんです。小学2年生の時、大会で優勝した事があり、すごく嬉しくてその事がきっかけでどんどん面白いと思い始めました。
一つ一つを確認しながらのアプローチ練習。
練習に取り組む空気感は、アスリートそのもの。ちょっと声をかける事ができませんよ。
そんな集中したアプローチ練習中に、ふと、カメラを見てくれました!
鈴木選手、ステキな笑顔ありがとう!
Q:全国中学校ゴルフ選手権春季大会とはどんな大会ですか。
はい。昨年10月、県内の真名カントリークラブ ゲーリー・プレーヤーコースで開催された、「関東中学校ゴルフ選手権特別大会及び春季全国中学校ゴルフ選手権大会予選」に出場しました。
「春季全国中学校ゴルフ選手権大会予選(個人の部)」には124名の選手が出場し、上位14名が予選通過して「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」に出場できます。
全国中学校ゴルフ選手権春季大会個人の部は、兵庫県三木市にある三木ゴルフ倶楽部にて開催されました。
日本全国から集まった72名のアスリートが競い合う中で、3日間トータル228ストロークで、20位タイと大健闘しました。
その激戦を勝ち残り、「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」に出場されたのですね。
Q:ドライバーの飛距離を教えてください。
キャリーで210ヤードちょっとで、ランを合わせると230ヤードくらいです。
Q:持ち球を教えてください。
持ち球はドローです。少し右に打ち出して、左に曲がって最終的にピンを狙います。
Q:今、ゴルフの楽しいところを教えてください。
他の選手と同じシチュエーションになった場合に、自分はどう攻めていこうかを、色々考える事が楽しいです。同じコースでプレーしていても、毎回違います。ゴルフは自然との闘いなので、その時々で変化する環境への戦略を、自分で考える事が楽しいなって思います。
Q:ゴルフでの尊敬、目標としているプレーヤーを教えてください。
今年高校を卒業した学校の先輩です。ナショナルチームにも所属していて、とても身近に感じる先輩で一番尊敬しています。
Q:今目の前にしている目標を教えてください。
今年大会があれば、日本ジュニアで優勝という結果を絶対に出したいと思います。ショットには自信があるのですが、パターを課題にしているので、パターを徹底的に見直して、結果につながるように練習を重ねていきたいです。
Q:将来の目標を教えてください。
やはり、プロゴルファーを目指しています。でも、プロになる事が目標ではありません。子供の頃から、賞金女王になる事が「夢」です!頑張ります!!
練習に黙々と取り組む姿は、まさにアスリートです。
これからの活躍が楽しみです。白井市の皆さんで応援しましょう!
Q:ご両親に伝えたい事を教えてください。
私が中学校へ通学するため、都内から白井市へ引越してきました。その為に、お父さんの職場への通勤時間が長くなってしまいました。休日もゴルフがあるので、つきっきりで来てくれています。お母さんも休日平日に関係なく、一緒に来てくれてゴルフの応援してくれている事が本当に嬉しいです。いつも一緒に来てくれているので、勇気をもらっていますし、頑張ろうっていう励みになっています。ゴルフは個人プレーではありますが、お父さんやお母さん、妹も私と一緒に闘ってくれているなって思って、プレーできています。
お父さん、お母さんいつも、ありがとう!
謝意:とても素敵なご家族にお会いでき、鈴木選手の取材させて頂き大変光栄でした。とても凛々しく気さくなお父様と、ご家族をやさしい眼差しで見守るお母様、妹さんご家族が、きっと次世代の賞金女王を夢に持つ鈴木姫琉選手の全ての支えになっている事を、肌身に痛感しました。
取材させて頂きました事、改めて心から感謝申し上げます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。