きらめく人たちにインタビュー
東京2025世界陸上男子100m日本代表選手として出場した、守 祐陽さん(大東文化大学)は清水口小・七次台中出身のしろいっ子!
白井市出身で、大東文化大学陸上競技部の守 祐陽さんが、2025年東京で開催された『世界陸上競技選手権大会』に出場しました。これを受け、笠井市長を表敬訪問し、出場の喜びや今後の目標について語りました。
(左から)嶋田副市長、笠井市長、守 祐陽さん、七次台中学時の恩師菊池先生(現白井中学校長)、井上教育長
笠井市長:世界陸上大会出場おめでとうございます。白井市から世界陸上に出場する選手が出てくれて、とても嬉しく思います。
守 祐陽さん:ありがとうございます!白井市役所に横断幕や垂れ幕を設置していただいたと家族から聞き、とても嬉しかったです。
笠井市長:大学1年、2年、3年と年々記録が伸びていますね。
守 祐陽さん:そうですね。陸上を始めてから毎年自己ベストを更新できています。これからも練習を重ねて記録を伸ばしていきたいです。大学卒業後も陸上を続けられる環境を整えていきたいと思います。
笠井市長:今後の目標はどのように考えていますか?
守さん:2年後の2027年世界陸上(中国・北京)で100mに再挑戦したいです。そして3年後の2028年ロサンゼルスオリンピック出場を一番の目標にしています。
笠井市長:中学時代の成績はどうでしたか?
守さん:七次台中学校陸上部では200mで全日本中学校陸上競技選手権大会に出場しました。中学時代は100mで勝負できる記録ではなかったのですが、高校に入ってから実力が伸び、高校3年時にはインターハイ100mで8位に入賞できました。そこから全国で戦える力がついてきたと感じています。
笠井市長:5月の関東インカレ(陸上)で100mを9秒97(追い風参考)を出したときはどう感じましたか?
守さん:かなり強い追い風で、走っていて風に吹き飛ばされそうでした。風に押されての記録でしたが、9秒97というスピードを体感できたのは大きな収穫でした。
笠井市長:今後の練習環境はどう考えていますか?
守さん:現在は大学近くの東松山市で一人暮らしをしています。今後もこの地域を拠点に練習を続けていきたいと考えています。
最後に笠井市長は「これからの競技人生でも怪我に気をつけて、さらなる記録更新を目指して頑張ってください。これからも応援しています!」と激励しました。
■ 数字にも強い!実は“そろばん少年”
守さんは中学時代まで、石戸珠算学園に通い、2級まで取得したそうです。
「数学が好き!」と教えてくれた守さん。試合中の集中力を鍛えられたのは、もしかすると頭の中でも冷静に自身の身体のバランスを計算しながら、スタートダッシュの精密さやペース配分の正確さにもつながっているのかもしれません。
■ おとなしく真面目だった少年時代
守さんは、生まれも育ちも白井市の白井っ子。「小学生の頃は、とてもおとなしくて真面目な子どもでした」と自身を振りかえりました。お父さまは大学時代にサッカー部に所属しており、その影響で自然と守さんもボールを追いかけるようになったそうです。グラウンドを走り回るその姿には、後のスプリンターとしての素質をすでに感じさせていたのかもしれません。
■ 七次台中学校での転機―恩師との出会い―
七次台中学校に進学しめぐり逢ったのは、当時陸上競技部の顧問・菊池先生(現白井中学校長)でした。
先生の指導のもと、短距離のフォームや筋力トレーニングを続け、記録はみるみるうちに伸び、200mで全日本中学校陸上競技選手権大会に出場しました。中学時代は100mで勝負できる記録ではなかったのですが、高校に入ってから実力が伸び、高校3年時にはインターハイ100mで8位に入賞できるほどのアスリートに成長していきました。
■ 世界陸上出場、地元の声援は伝わっていました。
東京2025世界陸上競技選手権大会の大舞台、男子100mのスタートラインに立った守さんは、世界のトップランナーたちと肩を並べ、レースを振り返りながら「スタートラインに立って、気が付いたら、ゴールしていたんです!」と笑顔で語ってくれました。スタートの合図も、レース途中も記憶のない中ただ、全身全力で走ることに集中していたそうです。
白井市役所や白井駅、西白井駅には横断幕が掲げられ、「地元のみなさんが応援してくださって、本当に嬉しかったです。横断幕を見たとき、“地元のあたたかさ”を感じました。ありがとうございました。」
■ 亡き母への想い、そしてこれから
守さんの胸には、いつも亡くなったお母さまへの想いがあります。「もっと速く走れるようになって、世界一のトップランナーになって、母に報告したいです」
その言葉には、静かな決意といつも応援してくれていたお母さまへの深い感謝が込められていました。
今後の目標は「短距離に必要な筋力をもっと鍛えて、レベルアップしたいです。日本代表として参加し続けられるように、記録を更新し続けられるように努力します。そして、いつか子どもたちに陸上の楽しさを伝えられる活動もしていきたいです。」
守 祐陽さん、ありがとうございました。
【最後に】守 祐陽さんは、とても明るくとても礼儀正しく、静かな語り口の中に、芯の強さと情熱が感じました。走ること、支えてくれる人への感謝、そして未来へ挑戦する覚悟。そのすべてが“トップランナー”という言葉にふさわしい素晴らしい青年でした。ありがとうございました。
取材日:2025年10月14日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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