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災害時におけるレンタル資機材等の供給に関する協定締結式

2024年5月29日、白井市は一般社団法人ジャパン・レンタル・アソシエーションと、白井市内での災害時に必要な資機材等の供給に関する協定を締結しました。

「災害時におけるレンタル資機材等の供給に関する協定」は災害時における、一般社団法人ジャパン・レンタル・アソシエーション(外部リンク)の白井市に対する資機材等の供給に係る協力に関して必要な事項を定めることにより、市民生活の安定に寄与することを目的とする。

 

≪協力内容≫

(1)資機材等の調達

(2)資機材等の搬入・設置

(3)資機材等の撤去・搬出

※「災害時におけるレンタル資機材等の供給に関する協定書」より一部抜粋

白井市 笠井市長あいさつ

白井市内において災害時、様々な物資不足が発生することなどのお話しをさせていただき、実際に必要な救援物資を含め今回の協定締結をさせていただく運びとなりました。

 

本年1月に発生した令和6年能登半島地震の被災地支援に市職員5名を派遣いたしましたが、現地の状況を聞くと悲惨な状況で水回りが非常に不足をしているとの報告を受けました。上下水道や場合によっては冷暖房も必要なのではないかと思っている中で、市職員に「市内に仮設トイレや冷暖房機器を調達できる企業はないか」と指示したところ、(一社)ジャパン・レンタル・アソシエーションがあることが分かり今回の締結式に至りました。

 

いつ大災害が発生するのかわかりません。仮設トイレ設備や衛生面の器具、冷暖房設備を供給いただけることで、冷暖房設備が導入されていない市内小・中学校体育館が避難所として必要になった場合でも、寒さ暑さ対策に対応できる体制を組むことができます。

 

被災地では復興・復旧はもとより解体が進んでおらず、重機も不足している現状もあり、そういう面からも様々なレンタル器材を提供いただき、いち早く市民の復興復旧を目指していきますので、今後ともお力添えをお願いいたします。

ジャパン・レンタル・アソシエーション代表理事 梅木孝治氏あいさつ

白井市における当社のグループの活動は、1977年配送センターを構えることからご縁をいただきました。その後に事業を拡大し、市と共に発展してまいりました。この成長は白井市の皆さまの温かいご支援があってこそと心から感謝しております。

 

近年は地球温暖化、気候変動による大型台風やゲリラ豪雨発生、また発生が濃厚な首都直下型地震、南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくない有事と隣り合わせです。

 

本年3月には我々もまだまだ厳しい状況が続いている、能登半島地震で被災された自治体・関係団体を訪問し、協会として支援意思表示をしてまいりました。日本においては有事が発生してもおかしくない状況です。このような災害発生時に命を守るのは最優先事項であることはいうまでありません。

 

そのために必要な避難所の開設・運営は、災害時に白井市民の皆さまの生活に大きな影響を及ぼす、非常に重要な問題だと考えております。

 

避難所への物品供給を始めとして、冷暖房機器や電化製品なども当協会加盟会社で所有している物品を、白井市民の皆さまに優先的に迅速なサポートをしていきたいと思います。今後とも末永く協力関係を維持し、白井市の防災に向けた取り組みに貢献したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。この度は誠にありがとうございました。

取材日:2024年5月29日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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