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白井市の事業を紹介します

令和6年白井市消防出初式が執り行われました

白井市消防団、印西地区消防組合で活動を続けている方たちへの表彰式も行われました。

2024年1月14日(日)、令和6年白井市消防出初式が白井市文化センターなし坊ホールで執り行われました。白井市消防団・印西地区消防組合が出席し、地域を災害から守るべく、さらに強固な連携を誓い合いました。

 

表彰された方の一覧はこちらから

白井市消防出初式

 

白井市 笠井市長式辞

印西地区消防組合 山田消防長訓示 
中村消防団長 訓示
 

白井市 笠井市長式辞

明けましておめでとうございます。この数年、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、規模を縮小して開催してきました白井市消防団出初式でございますが、本日、令和6年白井市消防出初式を通常通りに挙行できますことは、市といたしまして大変大きな喜びとするところでございます。またご来賓の皆さまにおかれましては、ご多忙にもかかわらず、ご臨席を賜り誠にありがとうございます。

 

消防職員及び団員の皆さまにおかれましては、市民の安全・安心のため自治体消防発足以来、崇高な消防精神と、強い責任感のもと、市民の生命、財産を守るべく第一線に立ち、献身的な活動を続けていただいておりますことに、改めて感謝を申し上げます。

 

特に、消防団員の皆さまには、生業を持つ傍ら地域の安全・安心を守る中核的な担い手として災害に備え、技術の錬成に努め地域防災にご尽力をいただき、感謝と敬意を表しますとともに、責務の重要性を深く認識し、なお一層の研鑽とご活躍をお願いするものであります。私たちにとって決して忘れることのできない東日本大震災から10年余りが経ち、その間も様々な災害が発生をしています。

 

新年を迎え元日早々に、石川県能登半島で震度7の大地震が発生し家屋倒壊、津波、地震による火災、断水、液状化現象など改めて地震の怖さを見せつけられました。この地域にお住まいの方々が通常の生活に戻るまで、どれだけの時間がかかるのか。大変な道のりになると思いますし、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方にお見舞いを申し上げます。

 

大規模な災害に備えては、何よりも市民一人ひとりの防災意識の高揚と地域コミュニティの醸成、自助、共助、公助の連携が重要であります。そのために昨年11月に開催しました大山口小学校区まちづくり協議会共催の防災訓練などに参加して、訓練を重ねる必要があります。もちろん印西地区消防組合職員をはじめ、白井市消防団も訓練参加しました。いつどこで起きるかわからない災害に備え、これからも訓練を重ねていただきたいと思います。

 

今後、少子高齢化の進展や人口減少が見込まれますが、社会情勢の変化を捉えつつ、白井市は「ときめきと みどりあふれる 快活都市」を将来像に、オール白井でまちづくりを進めるとともに、市民が安心して暮らせるよう、「災害に強いまちづくり」に取り組んでまいりますので、皆さまには一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。結びに、本日ご参加いただきました、皆さまのご健康とご多幸、そして今年一年が平和で良い年でありますよう、お祈り申し上げまして、式辞といたします。

印西地区消防組合 山田消防長訓示 

始めに令和六年能登半島地震でお亡くなりになられた方々に、お悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

改めまして、令和六年の新春を飾る白井市消防出初式が挙行されるにあたり一言申し上げます。白井市消防団の皆様におかれましては、各種災害から住民の生命・身体・財産を守る為、日夜献身的に活動を続けられておられますことに対し、敬意と御礼を申し上げます。

 

近年では全国各地で地震や台風、集中豪雨など大規模災害が多発しており、甚大な被害がもたらされています。そしてこれら災害が多発しますと我々常勤消防力だけでは限界があり、動員力や即時対応力に優れた消防団員の消防力が必要不可欠です。

 

皆さまの地域に根ざした防災リーダーとしての使命感はますます重要なものとなります。団員の皆様におかれましては、いついかなる災害に対しても地域住民の安全と安心を確保できるよう、消防精神の高揚と団結力を高め、地域防災の確立にさらなるご尽力をお願い申し上げます。

 

我々消防組合といたしましても、中村消防団長をはじめ白井市消防団員の皆さまとの強い連携のもと、白井市民6万3000人の期待に応えていく所存であります。結びに伝統ある白井市消防団のますますの発展とご列席皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ訓示といたします。

中村消防団長 訓示

令和六年白井市消防出初式を挙行するにあたり、市内外よりご来賓の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。

令和六年の新春を迎え、心から喜びを申し上げます。

 

ここ数年新型コロナウイルス感染症の蔓延によりマスク着用を徹底し、規模縮小しての出初式開催としております。消防職団員の皆さまには、地域の安全安心を守るため日夜献身的な活動を続けていただいていることに、心から敬意と感謝の意を表します。本日これまでの長きに渡る消防のご功績により栄えある表彰を受けられる皆さま、誠におめでとうございます。皆さまの今後のご活躍を心から期待いたします。

 

元日に石川県能登地方で震度7の大地震が発生しました。昨今消防を取り巻く環境は、複雑かつ多様性を極め、さまざまな災害が発生している中、能登地方の大震災はやはり甚大な被害をもたらしています。連日の被害報道に驚くばかりですが、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方へ心からお見舞いを申し上げます。

 

地震・台風・津波など災害は突然やってきます。地域の住民環境など発展も大事ですが、それとともに災害の形態も変わってきました。そのため、消防活動も広範囲にわたり、より高等な技術・知識が要求されております。消防団員の諸君は消防署と連携のもと、防災・減災活動に励んでいきます。

 

消防職の皆さまには、日頃から地域の安全安心のために日夜ご尽力いただいておることに対しまして、この場をお借りし感謝を申し上げるとともに、消防団のさらなる活性化のためより一層のご支援を賜りたく切にお願い申し上げます。

 

消防団員の諸君にかれましては、仕事を持ちながらの活動でありますが、災害による被害ゼロを目指して、より一層の精進をお願いするとともに伝統ある消防の使命に誇りを持ち、郷土を災害から守るべく市民の安全確保に邁進されるよう重ねてお願いいたします。終わりに本日ご参加いただきました方々のご健勝とご多幸を祈念し訓示と致します。

表彰式

 

(1)千葉県知事表彰

(2)千葉県防災危機管理部長表彰

(3)千葉県防災協会長表彰

(4)千葉県消防協会印旛支部長表彰

(5)白井市長表彰

(6)白井市長・白井市消防団長表彰

千葉県知事表彰

敬称略 

▼功労章

第二分団 風間 孝一

本部   押田 真秀

 

▼精勤章

第二分団 冨士部  落合 浩

第一分団 十余一部 山崎 雅巳

第一分団 谷田部  横山 一悟

第二分団 中木戸部 宇田川 誠

印西地区消防組合 白井消防署 武藤 多加郎

千葉県防災危機管理部長表彰

敬称略

▼防災危機管理部長章

第三分団 小名内部  岩井 忍

第二分団 白井木戸部 齊藤 悠一

第三分団 今井部   今井 剛

印西地区消防組合 白井消防署 小國 雅裕

千葉県防災協会長表彰

敬称略

▼功労章

第三分団 藤咲 克己

 

▼精勤章

第一分団 復(一)部 齋藤 仁

第一分団 谷田部部  内藤 秀明

印西地区消防組合 白井消防署 宮崎 奈津子

千葉県消防協会印旛支部長表彰

敬称略

▼功労賞

第一分団 神々廻部 齊藤 俊彦

第一分団 神々廻部 植木 貴大

 

▼勤続章

第二分団 中木戸部 川上 孝

第二分団 木 部    中村 忠章

本部        山﨑 政孝

 

▼精勤章

第二分団 七次部  中嶋 洋平

第三分団 平塚西部 山本 元

第一分団 神々廻部 折山 弦

第二分団 木部    根本 亮

第二分団 復(二) 廣澤 修司

第二分団 木 部    根本 芳樹

第二分団 復(二) 松丸 勇

白井市長表彰

敬称略

第三分団 平塚東部 成毛 一裕

第二分団 七次部  平川 勇

第三分団 名内部  山﨑 雅司

第二分団 中木戸部 大久保 悟

第三分団 中部   吉田 薫

第一分団 神々廻部 斉藤 雄士

第二分団 白井木戸部 吾妻 志郎

第二分団 木部   大杉 真一

第三分団 富塚部  川上 勉

第三分団 平塚西部 福田 大輝

白井市長・白井市消防団長表彰

敬称略

復(二)部

七次部

木部 

※令和5年度、第43回(公財)千葉県消防協会印旛支部消防操法大会に出場した第二分団の混成チームです。

白井市議会 岩田議長挨拶

本年元日、石川県能登地方で発生しました震度7の大地震において亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました方々にも心からお見舞いを申し上げます。改めて地震の怖さを痛感させられました。一日でも早い復興を願うものでございます。

 

改めまして、明けましておめでとうございます。この会場にも同僚議員が大勢見えておりますけれども、職責でございますので、私の方から代表してご挨拶申し上げます。

 

輝かしい新春を飾る、令和六年白井市消防出初式を開催できることに心からお慶び申し上げます。また本日各表彰を受章されました消防署員、団員の皆様、誠におめでとうございます。消防団員の皆さんは、それぞれの職業を持ちながらも、日頃から厳しい訓練に励む防災活動に携わっていただいております。皆さんの活動に対してこの場をお借りいたしまして、心から敬意と感謝の意を表する次第でございます。

 

さて、昨年白井市では16件の火災が発生したと伺っております。記憶に新しいところでは、テレビ等でも報道された10月の神々廻地区火災の時に、消防職員だけではなく、20名以上の白井市消防団の皆さまが活動しました。鎮火まで数日かかるのでは、と思わせるほどの大火災でしたが、幸い半日で鎮火に至りました。市担当者に聞いたところ「うちの消防団を出動しますよ」という意気込みの電話が何本も入ったそうでございます。自ら出動すべきと考える高い志をもった消防団員が大勢いることに大変感銘を受けました。

 

日本では地震や台風などの発生も数多く、その度に多くの死者、負傷者を出してきました。また、その被害は甚大なものでした。この災害から生命・財産を守るためには、防災機関の体制強化はもちろんですが、災害が発生したときの初動対応が大変重要であると思います。

 

市や各地域で行われている防災訓練は、地域の防災力を高めるとともに、訓練をとうして初動対応を学ぶ大切な機会となっております。市消防団と地域住民が連携し協力をし、災害に立ち向かうことで地域防災の要である消防団の皆さんの果たす役割は大変重要なものでございます。

 

私ども市議会といたしましても、市と協力をして防災体制づくりに努力をし、団員の皆さんと力を合わせて、地域の安心と安全のために力を尽くして参る所存でございます。結びに本日お集まりの皆さま方の今後のご健勝とご活躍をお祈りいたしますとともに、白井市の益々の発展を祈念申し上げまして、挨拶といたします。

各方面から来賓祝辞等もあり、令和6年白井市消防出初式は終了しました。

 

取材日:2024年1月14日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。