白井市の事業を紹介します
冨士地区待望の防災機能を備えた冨士公園が4月1日開園しました! 開園に先立ち3月27日に開園式が行われ、冨士地区のみなさんや関係者の方々が参加しました。
冨士公園は、白井市冨士129番1です。
先に、公園の施設をご覧になりたい方はこちらから。
冨士公園整備事業概要
〇総事業費:約9億6千万円(令和2年度から令和5年度)
※本事業は、防衛省所轄防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用しています。
〇工事概要
【公園整備】A=1.27ha
【休養施設】
ベンチ(背付きベンチ9基、かまどベンチ3基)、パーゴラ(防災パーゴラ3基)等
【遊戯施設】
大型複合遊具(インクルーシブ遊具1基)
健康遊具(のびのびベンチ1基、ツボ押しベンチ1基、パラソル1基、アーチポール1基)
【便益施設】
駐車場(5台分)、便所(1基)、時計台(1基)等
【管理施設】
雨水貯留施設(2基)、照明施設(照明灯11基、ソーラー式照明灯7基)等
【その他施設】
防災倉庫(1基)等
※出典:白井市冨士公園開園式配布資料
(左から)白井第三小学校区自治連合会支部会 山本会長、白井市議会 岩田議長、白井市 笠井市長、白井第三小学校区まちづくり協議会 富沢会長、冨士公園整備検討会委員会 三浦委員長
この冨士地区は、住民一人当たりの公園面積が他の地区と比べて低く、そして住宅が非常に密集しており災害時にも色々な課題を抱えておりました。
これは長年の懸案でもありこの懸案を解決するために今日に至っております。前市長の伊澤さん、そして地元市会議員の皆さんのご尽力により、この冨士公園の整備に至った次第であります。整備にあたりましては、冨士公園整備検討委員会の三浦委員長をはじめ、多くの地域住民の方に参加していただいき住民参加により作られた公園であります。
公園の一部を紹介しますと、防災公園の機能があり、かまどベンチやトイレ、そして救護室になるパーゴラを設置し災害に備えております。さらにはインクルーシブ遊具を設置することにより、どなたでもお子さんと一緒に楽しく遊べる遊具整備をさせていただきました。
この遊具の整備には、地元の子ども達にアンケートを取り、その中から選択をして立派なインクルーシブ遊具を整備することができました。初めの段階から住民の皆さんに参加して頂いて使いやすく、災害時には防災機能を備えた公園であります。また健康器具もあり冨士地区も高齢化が進んでおりますので、高齢者の皆さんも健康器具を使っていただいて、健康寿命の延伸に努めていただきたいと思います。
ようやく冨士地区にも防災機能をもつ公園ができました。ぜひ地域の皆さんで活用していただきたいと思います。この地域は「第三小学校区まちづくり協議会」を始め、様々な方が地域活動や伝統的な活動が盛んな地域であります。地域活動の盛んなこの地域に、交流の拠点もできたことも非常に嬉しく思っています。
この公園が健康づくりの拠点、防災の拠点、そして地域住民の拠点となって、多くの方に親しまれることを期待しております。
結びに当たり、この公園の建設に当たられました、全ての皆さん、そして職員の皆さんに心から感謝をいたし、私の式辞とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。
本日は冨士地区待望の冨士公園が開園されまして誠におめでとうございます。開園あたりましては事業計画から、そして整備完了まで地元の方々、多くの方々のご協力をいただきながら、また多くの問題を乗り越えて完成をしたと伺っております。関係者各位のご努力に敬意と感謝を表する次第でございます。
この公園は冨士地区初の近隣公園としてさまざまな取り組みがなされております。先ほども市長の方からお話がありましたように、災害時の一時避難場所としてかまどベンチ、パーゴラを利用した救護室、マンホールの非常用のトイレなど、様々な防災機能を併せ持つ公園として整備されています。
市議会といたしましても、このような防災機能を併せ持つ公園ができたことを大変心強く思っております。開園後は市民の方々の「いこいの場」として利用されると思います。広々とした空間、充実した遊具や施設等は子どものあそび場としてだけではなく高齢者の方々や、白井市民の皆さまの健康づくりにもご利用いただき、多くの皆様に活用していただけるものと大変嬉しく思っております。
結びに本日ご臨席の皆さまのご健勝、ご多幸ご祈念申し上げ簡単ではございますが、開園にあたりお祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。
本日の冨士公園開園式、誠におめでとうございます。完成資料を見させていただきましたが、この地域にこのような居住空間の環境の向上と、法制面の強化を図る素晴らしく多方面に充実した設備と機材を交えた広場のスペースは、児童から高齢者にやさしく幅広い視野に立ったものづくりを行っていただいたように見受けられます。
白井市の担当職員の皆さま並びに、地域から選ばれた準備委員会の皆さんに心から深く感謝を申し上げます。実際のスペースの中で、それぞれの皆さんが健康維持にまた友達作りに日々活動することをお察しいたします。
この地域による大災害が数10年内に発生する状況であることがメディアで報道されておりますが、この地域住民の皆さんの生命がこの広場が出来上がったことにより、多くの方々が避難をし救われる事を確信致します。この地域は住民が密集し、道路幅も狭く地震発生に家屋倒壊などの状況になってしまった時は、車の通行もままならないこと、火災発生時には手がつけられない状況になりかねないことを考えておかねばなりません。
第三小学校区はこの冨士公園、冨士南園広場があることから、地域の住民の大きな財産と考えております。いつまでも存続していただけますようお願いいたします。私たち白井第三小学校区は、まちづくり協議会もこの防災機能を備えた冨士公園を大いに活用し、地域住民の皆さんが少しでも元気に参加できるような事業計画を見直し、活動して参りたいと思っております。
結びに本日ご参加の皆さまのご健勝とご繁栄を祈念申し上げ、祝辞とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
災害時救護室になるパーゴラは3基あり、実際にテントが張られていました。圧迫感もないように感じました。
かまどベンチは3基用意され、火気は別に保管されているんです。通常はベンチになっています。
これがかまどベンチ!座はコイン2枚で簡単に外せるようになっています。
パーゴラです。テントのある時と、ない時では別物に見えますね。テントなど張ることがないことを祈りたいですね。
マンホールトイレが並んでいます。
マンホールを利用して、非常用トイレになる優れものです。
今にも子ども達の歓声が聞こえてきそう。子ども達が遊んでくれるのを、楽しみにまっているように見えました。
取材日:2024年3月27日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。