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白井市の事業を紹介します

スクールサミット~伝え合おう、わたしたちの思い~

~ もっとSDGsな ふるさと白井を ~

2023年8月24日、白井市文化会館なし坊ホールで、市内小中学校の代表児童・生徒が「もっとSDGsなふるさと白井を」をテーマにプレゼンテーションを行う「スクールサミット」が開催されました。このスクールサミットは白井市教育委員会が主催で開催され、今回が第3回目の開催となります。

児童・生徒のスピーチ能力・プレゼンテーション能力の向上や、他校の児童・生徒の考えを聞き、有意義な情報交換ができることを目的として「もっとSDGsなふるさと白井を」をテーマに、市内小中学校の代表児童・生徒がプレゼンテーションを行います。(出典:白井市報道資料より)

持続可能な開発目標SDGs エス・ディー・ジーズ
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs) の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。「出典:外務省ホームページ」(外部リンクしています)

笠井白井市長のあいさつ

井上教育長の講評

笠井白井市長によるスクールサミット開催のご挨拶があり、各部の最後に井上教育長による講評がありました。

※全小・中学校の発表内容はとても素晴らしい発表であったため、まとめたかったのですが限りがあるため一部抜粋して紹介いたします。何卒ご容赦ください。

市内中学校(5校)小学校(9校)の発表

【第1部】

1. 白井第一小学校「給食の残飯・牛乳パックリサイクル」

 

2. 七次台小学校「できた!わかった!SDGs」

 

3. 白井第三小学校「みんなが住みたいまち白井」

 

4. 白井第二小学校「白井市のためにできること」

 

5. 池の上小学校「人や国の不平等をなくそう」

 

6. 桜台中学校「よりSDGsな白井市へ」

 

7. 大山口中学校「住み続けられるまち ~白井市の防災・農業~」

【第2部】

1.南山小学校「南山小からミライへ」

 

2.大山口小学校「何年経っても住み続けたい白井市を目指して」

 

3.清水口小学校「清水口小学校残菜率削減プロジェクト2.0」

 

4.桜台小学校「Action!広げよう わたしからあなたへ」

 

5. 白井中学校「拝啓 未来の白井市へ ~もっとホット白井~」

 

6. 七次台中学校「学び、考え、社会とつながる七中SDGs ~もっと持続可能でわくわく、どきどきの面白いまち白井市の実現に向けた提言~」

 

7. 南山中学校「白井市にむけて私たちが考えること」

給食の残菜対策について

SDGsに関わる自分たちが出来ることって何だろう?

その考えから、多くの学校で身近な給食の残菜対策活動を行っていました。

 

現状を知るため給食センター等でインタビューを行ったり、残菜率を計算している学校もあり、そこから目標を立て残菜率軽減のための活動を考え実行していました。

学校中にポスターを貼ったり、放送で食品ロスをなくすことを呼びかけたり、児童生徒による思い思いの残菜対策活動があり、とても感心しました!

白井市の農業について

白井市の名産として知られる梨や、農業についての発表も多くありました。

中でも農業従事者の減少と、耕作放棄地の拡大が起こっている現状を調べ、対策案を出した学校もありました。

 

農業は多くの場合、農家として自営業をしているところが多いですが、それが農業の人手不足を起こしている原因であると考え、農業を行う大規模な企業を誘致することで、若い世代でも農業を選択しやすい環境を白井市に作ろうという発表でした。

細部まで考えられたとても興味深い内容です!

環境問題・リサイクルについて

また多くの学校で使えなくなったものや、環境に悪いものをリサイクルしようという試みがされていました。

 

プラスチックごみや、廃油などは海や川の水質汚染の原因であることを調べ、捨てずにリサイクルしようとしたり、紙パックから古紙作りを体験してみる学校もありました。

 

そこからリサイクルすることの重要さや、大変さを学び、より地球環境について考えるようになっていました!

不平等や差別のない世界を目指して

また、もっと広い視点で不平等や差別に関する問題を考えた学校もありました。

 

日本ではあまり大きく問題にはなっていませんが、世界では様々な差別問題があることを調べ、貧しさなどの不平等があるということを教えてくれました。

差別をなくすために重要なことは「差別を知ること」そして「固定概念を見直すこと」が大切であると教えてくれました!


謝意:スクールサミットを主催して頂いた白井市教育委員会様に心より御礼申し上げます。

市内小・中学校の代表児童生徒の発表スキルの高さにとても感銘を受けました。今回の記事内容は小・中学校代表の皆さんが発表した極々一部の内容です。

SDGsで掲げる17のゴール・169のターゲットをキーワードに各校の発表には具体的な提案も多く、確かに!と思える意見の数々は、大人の方にこそ聞いて頂きたい内容でした。スクールサミットは第3回の開催となりますが、プレゼンテーション能力は現代社会には今や必要不可欠なスキルです。小・中学生の頃からこの様な大舞台で発表できる環境はぜひ続けて頂きたいです。次回もとても楽しみにしております。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。