地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、白井の地域情報サイト「しろいまっち」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

白井の地域情報サイト「しろいまっち」

白井市の事業を紹介します

【独占取材】白井市公立保育所の役割及び体制検討会委員会が発足

2023年6月23日、白井市の保育全体の質の向上と持続可能な保育体制を構築するため、これからの公立保育園が担うべき役割と体制を調査・審議する委員会が設置されました。

白井市 笠井市長あいさつ

本日は「白井市公立保育所の役割及び体制検討委員会」にご出席をいただき、誠にありがとうございます。先ほど委嘱をさせていただきました調査・審議期間までよろしくお願いいたします。


また、皆さま方には日頃より市政に協力をいただきまして、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

この「白井市公立保育所の役割及び体制検討委員会」は、公立保育園のあり方、将来どのように公共機関が保育の役割を担っていったらよいかを検討いただくことが目的であります。

 

現在、国内は少子化対策で、保育や教育に対しましていろいろな施策が整備されてきていますが、公立保育園が今後どのような方向に向かっていくのか、公立保育園が何を担うべきかを、皆さまと議論して考えていきたいと思います。そして、公立保育園のあり方や方向性の決定から、民間保育園に違った部分を担っていただけるよう連携を進めていけたらと思っています。

 

本日お集りの皆さまは現場でのご苦労を知っておられる方々や、保護者の方々ですので、忌憚のないご意見をいただきたいと思います。子ども達を預かる保育園がどうあるべきか、そして官と民が連携してどういう役割分担を担うのかを決める大事な会議ですので、ぜひ皆さんの知恵を出し合っていただきたいと思います。

 

令和5年度から令和6年度にわたり、9回会議を予定しておりますので、その期間の中で率直なご意見をまとめていただきたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

「白井市公立保育所の役割と休制検討会委員会」発足

 

※以下記事出典:白井市公立保育所の役割及び体制検討会委員会資料より一部抜粋

委員は学識経験者、公共的団体等の代表者、教育機関職員、市民、市職員の13名構成されています。(取材日:1名欠席)

次世代に、未来にバトンを渡すために集ったみなさん



近年は、民間保育施設の充実や少子化の影響、育児休暇制度等の子育て施策の改革に伴い、社会情勢の変化とともに保育所をとりまく状況も変化をしており、公立保育所に期待される役割も、開設時とは変わってきています。



白井市第5次総合計画の基本構想において、若い世代定住プロジェクトとして「子育てを安心して楽しめる環境づくり」を進めることとしており、そのためにも公立保育所が今後果たすべき役割と体制をしっかりと検討していく必要があります。



白井市では、このような状況を踏まえ、これからの公立保育所に求められる役割・機能や、今後の体制について検討を行うため、白井市公立保育所の役割及び体制検討委員会を設置することとしました。



白井市の保育の現状

 

平成25年度~の市内の保育需要の推移

 

『平成25年度』

■就学前児童数:3,719人 申込者数:897人 申込率:24.1%

 

『平成30年度』

■就学前児童数:3,147人 申込者数:1,005人 申込率:31.9%

 

『令和2年度』

■就学前児童数:2,821人 申込者数:998人 申込率:35.4%

 

『令和5年度』

■就学前児童数:2,322人 申込者数:963人 申込率:41.5%

 

『令和6年度』(推計)

■就学前児童数:2,057人 申込者数:919人 申込率:44.7%

 

『令和7年度』(推計)

■就学前児童数:1,904人 申込者数:893人 申込率:46.9%

 

保育需要は平成26年から減少傾向にあり、平成令和2年度を皮切りに「就学前児童数」の減少が顕著になり、申込者数も減少していきます。



公立保育所での保育需要の受入の推移

 

『平成25年度』

■定員数:440人 受入枠:492人

 

『平成27年度』

■定員数:440人 受入枠:517人

 

『平成30年度』

■定員数:440人 受入枠:496人

 

『令和2年度』

■定員数:440人 受入枠:475人

 

『令和3年度』

■定員数:440人 受入枠:443人

 

『令和5年度』

■定員数:440人 受入枠:403人

 

『令和6年度』(推計)

■定員数:400人 受入枠:400人

 

『令和7年度』(推計)

■定員数:400人 受入枠:400人

 

平成27年(児童数・待機児童共に最大期)は公立保育園で517人の受入枠となっており、市全体の受入枠52.6%を占めていました。

令和5年度には403人まで減少し、市全体の受入枠37.3%まで減少しています。

目的

公立保育園に対する市民ニーズの変化や社会情勢、公立保育園の課題を踏まえ、市の保育全体の質の向上のため、これからの公立保育所が担う役割・機能を検討し、今後の体制について検討するもの。


出典:白井市公立保育所の役割及び体制検討会委員会資料より一部抜粋


委員長と副委員長が選出されました。

委員長には川村学園女子大学手塚教授が選出され、

副委員長には白井市民間保育連盟富澤会長に決定しました。

白井市公立保育所の役割及び体制検討会委員会事務局の方より、

市公立保育所の現状に真剣に耳を傾ける委員のみなさん。

令和5年6月~令和6年10月 白井市公立保育所の役割及び体制検討会委員会開催(令和5年度6回、令和6年度3回開催予定)

委員会は令和5年度から6年度にかけて全9回を予定しています。時間をかけて丁寧な議論を重ね、今後の公立保育園に求められる役割や体制を検討してきます。

取材日:2023年6月23日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。