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ゲームで"自分ごと"として学ぶ闇バイトの危険性 白井中学校で体験型防犯講演会

白井中学校で、2年生を対象に、闇バイトの危険性を学ぶ体験型講演会が開催されました。生徒たちは教育用ゲーム「レイの失踪」を実際にプレーし、SNSや求人サイトをきっかけに犯罪へ巻き込まれていく過程を疑似体験しながら、自分ならどう判断するかを考えました。

 

講演を行ったのは、教育ゲームを開発する株式会社Classroom Adventure(外部リンク)の竹ノ内尊行さんで、教育用ゲーム「レイの失踪」を開発しました。同社は設立2年目、5人のメンバーで運営するスタートアップ企業で、「社会課題をゲームで"自分ごと"として考えられる教材づくり」を目指しています。

5分でわかる!「レイの失踪」| 闇バイト対策ゲームプログラム

 

出典:@classroom-adventure

ゲームは実際の闇バイト事件の手口を参考に制作され、社会情勢に合わせて継続的に内容を更新。全国約200校、自治体などでも活用されており、子どもたちが「自分ならどうするか」を考える教材として導入が広がっています。

教育用ゲーム「レイの失踪」

プレイヤーは主人公「レイ」とメッセージアプリを通じてやり取りをしながら物語を進め、SNSや求人サイトに潜む危険な誘いを見抜き、犯罪に巻き込まれないための判断力を学びます。

 

ゲームは実際の闇バイト事件の手口を参考に制作され、社会情勢に合わせて継続的に内容を更新。全国約200校、自治体などでも活用されており、子どもたちが「自分ならどうするか」を考える教材として導入が広がっています。

今回の白井中学校での講演も、ゲームを通じて闇バイトを身近な問題として捉え、自分自身を守る力を育むことを目的に実施されました。

生徒代表からお礼のあいさつがありました。

今日は、普段なかなか体験できないことをゲームを通して学ぶことができました。とても面白く、闇バイトの怖さや危険性を知ることができました。

 

今日学んだことを忘れず、もし周りに闇バイトに関わってしまいそうな人がいたら、声を掛けたり相談に乗ったりしたいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。

「レイの失踪」を開発した、竹ノ内尊行さんにインタビュー

竹ノ内さんは、「闇バイトをテーマにしたのは、知人が事件に関わり逮捕されたことがきっかけでした。『身近なところでこんなことが起きるのか』という危機感があり、子どもたちに少しでも早く危険性を伝えたいと思いました」と開発の経緯を振り返りました。

 

ゲームの原型は約1か月で制作。その後も犯罪の手口が変化するたびに内容を更新し続けており、SNSだけでなく求人サイトを利用した勧誘など、実際の事例を反映させています。

 

竹ノ内さんは、「一度でも疑似体験しておけば、実際にアルバイトを探すときに『何かおかしい』と気付くきっかけになる。ゲームだからこそ、難しい社会問題も自分のこととして考えられる」と話します。

 

また、少人数の企業だからこその強みについても、「大企業では慎重になりがちなテーマでも、私たちは社会問題が起きたときにすぐ教材として形にできる。変化の速い時代だからこそ、スピード感を持って子どもたちに届けることが大切だと思っています」と語りました。

 

「社会問題を教えることが目的ではなく、自分で考え、判断する力を育てたい」と竹ノ内さん。「授業を受けた子どもたちが、将来『自分で行動する人』になってくれたらうれしい」と、教育への思いを語りました。

取材日:2026年7月9日

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。