白井市の事業を紹介します
2026年7月15日白井中学校で、オポッサム研究グループ(千葉大学・芝浦工業大学・国立環境研究所)の協力による特別授業「しろい脱炭素・未来ワークショップ」が開催されました。
あなたは「しろい未来市長」に就任しました。
おめでとうございます!
でも……未来には、
いろいろな課題が山積みになっていました。
授業では、生徒たちが「2050年の白井市長になった」という設定で、将来のまちづくりについて考えました。講師は、白井市の人口や産業、農業、教育、医療・介護、公共施設、住宅、廃棄物、エネルギー、地球温暖化などについて、統計データを基に現状と将来予測を説明しました。
人口減少や少子高齢化が進む一方、高齢者の増加に伴う医療・介護需要の拡大や、農業の担い手不足、公共施設の維持管理など、2050年に向けたさまざまな課題が示され、生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けました。
OPoSSuM (オポッサム)とは
多世代参加型ストックマネジメント手法の普及を通じた地方自治体での持続可能性の確保(Open Project on Stock Sustainability Management : OPoSSuM オポッサム)といいます。
科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域に26年度に採択されました。
【代表責任者】
千葉大学大学院人文社会科学研究科教授 倉阪秀史
【実施機関】
千葉大学、芝浦工業大学、国立環境研究所
白井市の未来カルテ(このまま何もしなければ、どのような2050年になるか)の説明を受けた後、温暖化のメカニズム・影響・対策について受講し、2050年のさまざまな課題を読み取り、「白井カーボンニュートラルシミュレータ」などを活用して「どんな白井になっていて欲しいか」、そのためには2026年の現在にどんな対策をとれば良いのかをグループで考えて、直接、市長や教育長に提言する特別授業です。
生徒一人ひとりがタブレット端末を使いながらシミュレーターを体験しました。
後半では、再生可能エネルギーやカーボンニュートラル、地球温暖化の原因や影響について学び、農地を活用したソーラーシェアリングなど、地域の特性を生かした脱炭素の取り組みも紹介されました。さらに、カーボンニュートラルシミュレーターを体験し、脱炭素社会の実現に向けた具体的な方法について理解を深めました。
各グループ内で出された沢山のアイデアは・・・、
1: 付箋で書き出します。
2: 模造紙上で分類します。
午前中は座学、グループとしての提言内容を固めていきます。そして午後からは、提言を各班ごとに市長や教育長を前にして行います。白井市が抱える問題や気候変動について、しろい未来市長はどこに課題を見つけ、そして提言とするのでしょうか。
多少の緊張はあったように見えましたが、未来の白井市長たちは、自分たちの考えを笠井市長、井上教育長に堂々と発表していました。
① 白井市では空き家が増えているので、空き家をワークステーションとして活用したらよいと考えました。また、農家や農業をする人が減っているため、家族で農業を引き継ぐ仕組みをつくれば、農業を続ける人が増え、減少を少しでも抑えられるのではないかと思いました。
② まずはSNSなどを使って白井市や農業の魅力を発信し、多くの人に知ってもらうことで、農業を継ぐ人や白井市に住む人が増えると考えました。また、外国の人にも来てもらい、さまざまな言語や文化に触れられるまちになれば、市全体がもっと明るくなると思います。さらに、ごみを使ったアート作品を展示することで、まちに彩りが生まれ、にぎわいにつながると考えました。
③ 荒れた土地や空き地にシェアハウスや老人ホームを建てることを提案します。そうすることで、荒れ地を減らし、人口増加にもつながると思いました。また、地球温暖化を防ぐために、「一家に一本植物を植える」取り組みを行い、実施した家庭には税金を安くする制度があればよいと考えました。
④ 白井市のごみ問題を減らすために、「ごみ切符」のような制度をつくれば、一人ひとりがごみの捨て方を意識するようになると思います。また、環境にやさしいイベントを開けば、白井市がもっと楽しいまちになり、住みたいと思う人が増えると考えました。
太陽光パネルは廃棄するときに課題があるため、より環境にやさしい新しい太陽光パネルを開発することも大切だと思います。少子高齢化を改善するためには、子育て支援を充実させ、高校生まで授業料を無償化することを提案します。また、仕事が見つからない人や仕事を失った人が農業に就ける仕組みをつくれば、農業を支える人も増えると考えました。
⑤ 空き家をカフェや商業施設、老人ホームとして活用することで、地域がもっと活気づくと考えました。また、人手不足を少しでも解決するため、子ども向けのお仕事体験を開き、仕事に興味を持ってもらうことを提案します。
熱中症対策としては、うちわ作りイベントを開催したり、アイスなどを買うときにクーラーボックスを持参すると割引になるキャンペーンを行ったりすることで、楽しみながら暑さ対策ができると思いました。
⑥ 人口減少や温暖化、エネルギーの課題について考えました。人口減少を改善するには、安心して子育てができる環境を整えることが大切だと思います。そのため、子育て支援や出産に関する医療を充実させることを提案します。
また、温暖化対策として、電気自動車や燃料電池車をもっと普及させるためのPR動画を作ることもよいと考えました。さらに、農業などの仕事にはAIやロボットを活用し、梨の収穫時期を判断するAIなどを取り入れることで、農家の負担を減らし、生産量を増やせると思いました。
⑦ エネルギー不足を解決するため、梨畑でソーラーシェアリングを進めることを提案します。太陽光発電だけでなく、強い日差しから梨を守る効果も期待できます。
また、古くなった梨の木を植え替えることで二酸化炭素を吸収しやすくなります。伐採した木は公園の遊具として再利用し、その遊具に発電機を付ければ、遊びながら発電することもできます。さらに、空き家にも太陽光パネルを設置することで、白井市をもっと環境にやさしいまちにできると考えました。
⑧2050年の白井市では、温暖化が進み、熱中症になる人が増えると考えました。そこで、人が歩く場所や公園にソーラーパネルを設置して日陰をつくり、クーリングスポットとして活用することを提案します。
特に、お年寄りや子どもたちが集まる公園に設置すれば、熱中症対策になるだけでなく、再生可能エネルギーもつくることができると思いました。
⑨ 農地が減ることや空き家が増えることが課題だと考えました。農家の収入を増やすことで、高齢になっても農業を続けやすくなり、若い人も農業を目指しやすくなると思います。
また、空き家をお化け屋敷などの遊び場として活用すれば、人が集まり、市がもっとにぎやかになると考えました。さらに、駅周辺を再開発したり、梨を使った新しい特産品を開発したりすることで、白井市の知名度を上げられると思います。
⑩ 白井市の名産である梨をもっと多くの人に知ってもらうため、梨のPR動画を作ったり、梨食い大会を開催したりすることを提案します。
また、北総線の運賃が高いことも課題だと考えました。交通が便利で利用しやすくなれば、白井市を訪れる人が増え、まちの発展につながると思いました。
一人ひとりに参加証明書が授与されました!
白井市が抱える問題や気候変動について学べました!
【最後に】生徒の皆さんはごく当たり前のようにプレゼンしていて、もう日常なんでしょうね。今回も取材させて頂き、白井中学校生徒の皆さんは未来の白井市を担う逸材だと感じました。未来を託すために、2050年まであと24年。今の我々大人が、この貴重な逸材たちに託せる「まちづくり」をしていかなければならないと感じました。取材させて頂きました、オポッサム研究グループ(千葉大学・芝浦工業大学・国立環境研究所)の皆さま、学生の皆さま、市立白井中学校の皆さまに改めて御礼申し上げます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

白井中学校で「しろい脱炭素・未来ワークショップ」を開催しました
2026年7月15日白井中学校で、オポッサム研究グループ(千葉大学・芝浦工業大学・国立環境研究所)の協力による特別授業「しろい脱炭素・未来ワークショップ」が開催されました。

ゲームで"自分ごと"として学ぶ闇バイトの危険性 白井中学校で体験型防犯講演会

『白井市消防団』令和8年度夏期訓練が行われました
2026年6月7日、市立清水口小学校グラウンドで白井市消防団の夏期訓練が実施されました。当日は見学に訪れた市民も参加し、その様子を取材しました。