一度は読んでほしい本特集
「かずのほん」をテーマに子ども向けの本をご紹介
白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というお勧めの本を教えていただくこのコーナー。
5月のテーマは「かずのほん」。文字通り「数(かず)」にまつわる本を2冊ご紹介いただきました。
いろんなものの数や大きさ、長さや重さを、ゲームみたいに数えてみよう
ぜったいにあきらめなかった女性数学者ソフィー・ジェルマンのおはなし
4月23日は「子ども読書の日」でした。読書推進運動協議会は、子ども読書の日である4月23日から5月12日までの約3週間を「こどもの読書週間」と定めています。
白井市立図書館では、毎年「子ども読書の日」前後に、テーマを決めて所蔵資料を展示しています。今年2024年は、ここでのテーマと同じ「かずのほん」です。かず・じかんなどのほんを図書館でさがしてみてください。本のリストは下記ボタンからご覧いただけます。
ブルース ゴールドストーン/さく まつむら ゆりこ/訳 福音館書店/発行者
表紙いっぱいのアヒルのおもちゃがこちらを見ています。
だいたい「なん羽」ならんでいるの?
「数えきれないよー」
あきらめないで。
コツをおぼえて、だいたいの数や大きさを考えるのはとてもかんたんです。チャレンジしてみましょう。
シェリル・バードー/文 バーバラ・マクリントック/絵
福本 友美子/訳 ほるぷ出版/発行者
今から200年以上前のフランスに、数学が大好きなソフィーという女の子がいました。その時代は今とちがって、女の子は勉強しないのがふつうでした。
ソフィーは数学の勉強を続け、「振動による砂のもようのできかたの方程式」を何年もかかって導き出しました。その方程式をアカデミーのコンテストに出しましたが、学者たちは賞をあたえませんでした。
あきらめなかったソフィーは、もういちど研究をやりなおし、アカデミーに送りました。そして、1816年、王立科学アカデミーで大賞をとった最初の女性となりました。
白井市立図書館の記念展示「としょかんでさがそう かずの本」には、“かず”にまつわる本が集められていて、題名を見ただけでも、おもしろそうな本ばかりです。算数や数学が苦手なお子さまが興味を持つ入り口になるかもしれません。
本のリストは、下の画像をタップしてご覧ください。
新緑が美しい季節になりました。白井市文化センター周辺には総合公園もあり、たくさんの樹木が植えられていて、四季折々の姿を見ることができます。
ぜひ図書館にお出かけください!
図書館の詳細は下記で紹介しています。