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一度は読んでほしい本特集

読書週間2024|2024年11月の図書館司書さんおすすめ本

この一行に逢いにきた

白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というおすすめの本を教えていただくこのコーナー。

 

2024年11月のおすすめ本公開日は「読書週間2024」真っ只中ということで、図書館の展示本からご紹介いただきました。

読書週間2024「図書館員のおすすめ本」

 

2024年第78回読書週間(10月27日から11月9日まで)の標語は『この一行に逢いにきた』です。

図書館では、毎年読書週間に職員がおすすめする本を展示しています。今回は展示の中から2冊をご紹介します。

 

※読みたい本が貸出中の場合は予約することができます。ご予約は白井市内在住・在勤・在学の方が対象です。

文房具の考古学

身近な文房具の歴史

一高生が見た関東大震災
100年目に読む、現代語版 大震の日

木戸崇之/編 竹田亮子/編 西日本出版社

 

テレビもラジオも無い時代、震災直後の状況は写真だけではうかがい知ることができません。ましてや人間の心情については想像するしかありません。この本はまさに地震に遭遇した瞬間が生々しく描写されています。


一人一人の文体が異なるため、まるでいくつものドキュメント映像を見ている感覚になりました。

 

国立国会図書館デジタルコレクションで大正13年に出版された原本を見ることができます。

 

「一高生が見た関東大震災」の情報をみる

文房具の考古学

山本孝文/著 吉川弘文館

 

電子端末の普及により「書かない」ことも増えましたが、多くの方にとって文房具は身近な存在だと思います。

 

私たちが使っている鉛筆とは構造が異なるものの、徳川家康や伊達政宗が所有していた鉛筆の実物が残されていたり、古代東アジアの官人を表現した石像が筆箱のような袋を身に着けているなど、現代比較して、文房具の歴史を身近に感じることができます。

 

文房具店で育ったという著者のあとがきもぜひお読みください。

 

「文房具の考古学」の情報をみる

図書館では、読書週間2024「図書館員のおすすめ本」の企画展示を行っています。ここでご紹介した以外のおすすめ本の一覧は、下のボタン(図書館のサイトにリンク)からご覧いただけます。

 

読書週間2024「図書館員のおすすめ本」

 

読書の秋です。たくさんの本を、ぜひ読んでみてください。

 


図書館については以下からご覧ください↓↓