一度は読んでほしい本特集
白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というお勧めの本を教えていただくこのコーナー。
2023年10月のテーマは「SDGs」。
「SDGs」とは、人間社会が、現在から未来にわたって、地球環境を保全しながら発展しつづけるための目標。2016年から2030年の15年間で、国連加盟国が達成すべき17の目標、169のターゲット、244の指標で構成されている。
※『総合百科事典ポプラディア 第3版 第2巻』から抜粋
「SDGs」についてわかりやすく書かれた児童向けの本2冊をご紹介いただきました。
絵本で考えるSDGs「17の目標」
「すいめん」
「海」の未来を考える1冊
絵本でSDGs推進協会/編 中川素子/編集協力
平凡社/出版者
「SDGs」のブックガイドです。
「17の目標」に沿って絵本を紹介。1冊の絵本が多くの目標に関係していることもかかれています。
この本のページをめくるたびに、私たちの行動は地球環境を守ることができるのだろうか、と考えさせられます。
高久 至(たかく いたる)/写真・文
アリス館/出版者
表紙には、透き通る水の風景が広がっています。
14番目の目標「持続可能な開発のために海洋資源を保全し、持続可能な形で利用しよう」のページで紹介されているこの本は、海と空の境界線・水面をくぐりぬけ、海の世界をのぞいた写真絵本です。
私たちの出すゴミも、消えることなく、海へ流れ着く。本の中の生き物たちがいつまでも暮らせる、海を守りたいと思いました。そのために何ができるでしょうか。
SDGs...言葉はよく聞くけれど、詳しくは知らないという方もいらっしゃると思います。この機会にお子さんと一緒に、学び考えてみてはいかがでしょうか。
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