一度は読んでほしい本特集
白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というおすすめの本を教えていただくこのコーナー。
第8回目は「平和」がテーマの本を2冊ご紹介いただきました。これからの未来を担う若い世代の方たちには、ぜひ読んでいただきたい本です。
パレスチナのヒツジ飼いの少年サイードは、丘の上の古いオリーブの木の下でせっせとカイト(凧)をつくっています。
ある日、ドキュメンタリー映画を撮影するためにロンドンからやってきたマックスと知り合いますが、彼はパレスチナ人とイスラエル人との紛争で入植地との境にできた壁を撮りに来たのです。
紛争が起こした2年前の悲しい事件のために口のきけなくなったサイードはその壁の向こうへカイトをあげ続けます。
長く続く悲惨な現実に、空飛ぶカイトが希望を与えてくれる物語です。
世界を平和にするためのアイデアを22人の大人たちが、それぞれ真面目に提案しています。
「おもしろいことを考える」「地図を逆さまにしてみよう!」「味方をつくらない」など実にユニーク。果たしてどうやって世界平和につながっていくのでしょうか。
世界を平和にするアイデアは意外と身近に、そしてたくさんあるのかもしれません。
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