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一度は読んでほしい本特集

2023年1月 ~映像化作品特集~

白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というお勧めの本を教えていただくこのコーナー。

 

新年最初となる第7回目は映像化作品特集。図書館の企画展示の中から2冊ご紹介いただきました。

日の名残り

ノーベル文学賞受賞者カズオ・イシグロのベストセラー小説

ゴールデンボーイ

人気洋画ランキングトップの原作

日の名残り

 

1956年の英国。ダーリントン卿に長年仕えた執事スティーブンスは、新たに仕えることになったアメリカ人の主人に促され短い旅に出ます。女中頭であったミス・ケントンへの淡い想いや二つの大戦で揺れ動く邸内、屋敷での出来事を振り返りながら、六日間の旅が語られていきます。


映画では表現しきれない、主人公の感情や邸内の様子が、小説では繊細に描かれています。映画では名優アンソニー・ホプキンスが老執事を好演しています。

 

ぜひ映画も小説どちらも見てほしい作品です。

 

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「日の名残り」書影

カズオ・イシグロ/著 土屋政雄/訳

早川書房/出版者

ゴールデンボーイ

「刑務所のリタ・ヘイワース」所収

 

『ショーシャンクの空に』の原作。一番好きな映画と訊かれてこの作品を挙げる人も多いのではないでしょうか。

 

無実を主張しながらも刑務所入りした男、アンディー・デュフレーン。書名にあるリタ・ヘイワースは当時人気の女優で、アンディーはこの女優のポスターを調達屋のレッドから入手します。監房の壁にポスターを貼りその裏で…。


映画と設定が異なるところもあり、映画と小説、何度も見返したくなる作品です。

 

「ゴールデンボーイ」の情報をみる

「ゴールデンボーイ」書影

スティーヴン・キング/著  浅倉久志/訳

新潮社/出版者

図書館では「映像化作品特集 海外の映画・ドラマ編」の企画展示を行っています。

寒いこの季節、名作を読んでほっこりしてみませんか?

 


図書館の詳細は下記からご覧ください。

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