一度は読んでほしい本特集
千葉県を舞台とした本の紹介です。
白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というお勧めの本を教えていただくこのコーナー。
第5回目は千葉県特集。千葉県が舞台となっている本を3冊ご紹介いただきました。
そのうち2冊「大河への道」と「20歳(はたち)のソウル」は今年映画化されています。映画をご覧になられた方も、ぜひ原作を読んでみてください。映画とは違った感動が待っていると思います。
伊能忠敬らの歩いた道をたどるガイドブック
伊能忠敬の人生を大河ドラマに!行政マンのプロジェクトの結末はいかに
20歳(はたち)のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド
母校への熱いおもいをこの曲にこめて
伊能忠敬ら測量隊が第1次測量に出発したのは寛政12年(1800年)。この本は、当時彼らが歩いた道をたどるためのガイドブックです。
伊能図と現在の地図を見比べながら、改めてその正確さに驚くとともに、地名や遺跡など当時と変わらないものを探しながら歩く楽しみも教えてくれます。
伊能図(大図)は、インターネットで公開されている、国立国会図書館デジタルコレクション「大日本沿海輿地全図」に使用されています。
立川志の輔の新作落語を小説化。今年映画化もされました。
伊能忠敬の故郷、千葉県香取市の市役所に勤める池本は、ひょんなことから郷里が誇る千葉県の偉人である忠敬(ちゅうけい)さんを大河ドラマの主人公にするためのプロジェクトを任されます。周りを巻き込みながら奮闘しますが、とんでもない事実を突きつけられ…。
結果はいかに?読み進めていくうちに、思わず感動してしまう歴史物語。
今年の夏の甲子園に出場した、千葉県代表の船橋市立船橋高等学校は「いちふな」の愛称で知られています。
甲子園球場で演奏された応援曲『市船soul』。作曲したのは吹奏楽部OBの浅野大義さんです。浅野さんは高校を卒業した次の年に癌と診断され、2017年1月に20歳で亡くなりました。告別式では吹奏楽部の卒業生164人が集まり、浅野さんのために演奏されました。
顧問の高橋先生が「大義の作った曲だ、行くぞ-!」と叫び、『市船soul』が演奏される場面は感動的です。
10月27日(木)~11月9日(水)は読書週間です。2022年の読書週間のテーマは『この一冊に、ありがとう』です。
図書館では「図書館員のおすすめ本 こんな本をよんでみませんか 2022」の企画展示を行っています。おすすめ本の一覧は、こちらからご覧いただけます。この機会に是非お出かけください。
図書館の詳細は下記からご覧ください。