2022年9月3日(土)、白井市・神崎川を守るしろい八幡溜の会・まどか幼稚園の共催で、西白井のナイトツアーが開催されました。

このイベントは今年度、両団体が取り組む田んぼの活動に参加されている皆さんを対象とした番外編の特別企画です。

日暮れ後に、ビオトープのある「けやき台多目的広場」に集合

けやき台のビオトープについて（まどか幼稚園ホームページ内にリンク）

まどか幼稚園と白井市は2018年10月から協働で地域の自然体験の場づくりをはじめました。

その場所は西白井駅近くのけやき台多目的広場です。

日暮れ後に集合して、講師の三森典彰さん（株式会社BiotopGuild）から夜の自然について教わりながら、ライトを片手に生きものを探します。

池の中は夜行性の水生昆虫やカエルで賑わい、広場の草むらからは秋の虫の様々な声が聞こえてきます。

田んぼの稲は籾の中にミルク状のでんぷんができる頃。稲の穂につかまってバッタやトンボが休み、キリギリスの仲間は夜の狩りをしていました。

次に向かうのは、白井市指定文化財「八幡溜野馬除土手」

白井市指定文化財「八幡溜野馬除土手」は「神崎川を守るしろい八幡溜の会」の皆さんがメダカ等の地域在来の生物が暮らせる環境を育み、活動している場所です。

白井の歴史のお話を聞いてから、神崎川・草原・林が隣接する八幡溜に設置したライトトラップを観察し、光に集まる習性を持つ生きもの達と出会いました。

住宅地の中にまとまった自然が残っている白井市。
様々な生きものに出会い、夜の様子に触れ、地域の豊かさを感じられる充実した活動となりました！

学校法人吉岡学園まどか幼稚園（ホームページにリンク）

一般社団法人まどかこどもレグル（ホームページにリンク）

神崎川を守るしろい八幡溜の会（ホームページにリンク）

謝意：白井市には住宅街のそばに自然が共存し様々な生き物が暮らしているということ、そしてそれらを守ろうと、懸命に活動している方たちがいることについて改めて知ることが出来ました。

ご協力をいただいた、学校法人吉岡学園まどか幼稚園の皆様、神崎川を守るしろい八幡溜の会の皆様、白井市環境課、一般社団法人まどかこどもレグルの皆様、改めて取材させて頂き誠にありがとうございました。

取材日：2022年9月3日