白井市の事業を紹介します
白井市第二小学校5・6年生が、ソフトバンク株式会社の協力によりコミュニケーション人型ロボット、Pepperを利用した授業を行いました。「災害(地震)と情報モラル」について、Pepperからの問題や映像を見ながら学びました。
新型コロナウィルス感染対策にマスクの着用・換気等対策を講じ開催されました。
Pepper(ペッパー)は、2014年6月5日に誕生した身長121cmの人型ロボットです。
音声や胸のタブレットを通じてのやりとり、顔認識・感情認識などの多彩なセンシング機能を搭載しており、人を惹きつけ笑顔にするそのキャラクターで、ご家庭や商業施設、教育施設、介護施設、オフィスなどさまざな場所で活躍しています。Pepperは、時代やユーザーのリクエストに合わせて変化し続け、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室から「コロナ対策サポーター」にも任命されるなど活躍の場を広げています。
Pepperは動きや会話をかんたんにプログラミングすることが可能です。専用のツールを用いて、話題のプログラミング体験ができるほか、Society5.0において重要な課題解決能力も身につけることができます。ご利用頂く指導者様向けの便利なツールも準備がございます。全国約1,000校で実施中で、現在授業40,000回の実績があり、ご好評いただいております。
※Pepperはソフトバンクロボティクスの登録商標です。「出典:Pepper for Education」(外部リンクしています)
今回Pepper(ペッパー)先生の「災害(地震)と情報モラル」の授業を提供された、ソフトバンク株式会社星川氏(ペッパー横)。今やPepperを知らない生徒はいないのかもしれませんね。
地震がおきたとき、どんな行動をすればいいかな?白井市第二小学校5年生と6年生が自ら考え、思い当たることをどんどん発表していました。はずかしがらず、自分の意見を発表する生徒の皆さんは、とても具体的に堂々と発表する姿勢がたくましく見えました。
気を付けるべき、3つの「ない」を覚えている?自分の言葉で発表する、仲間をみんながしっかり耳を傾け聞こう、という雰囲気がとても素晴らしいと感じました。
今や小学生も携帯するスマートフォン。動画配信にも挑戦する小学生もいる時代に、果たして安全に使用できているか?を、みんなで考えていきました。
授業ではドラマ動画をみて、スマートフォンの使い方で良いところや、悪いところを話し合います。ドラマではトラブルを招き、様々な問題が発生してしまいます。
ペッパーからの問題点に積極的に答えるみなさん。生徒の皆さんの課題に向かう気持ちや意識が、発表への熱も入ってきます。
白井市立第二小学校6年生の皆さんに、ペッパー先生の授業を受けた感想をお聞きました。
・改めて機械は怖いと思いました。
・ネットは怖いなぁと思いました。
・ネットは楽しいところもあるけど、やっぱり怖いなと思いました。
・最新の機械やロボットを導入して、蜜にならず時代に合った授業がよかったです。
・改めてスマホの使い方が知れてよかったです。
・動画配信したことがありますが、もっと気を付けて投稿したいと思います。
・インターネットの怖さが分かったから気を付けたいです。
・ドラマ主人公の行動が信じられませんでした。周りの人の気持ちが分かったと思います。
本件は、ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、ソフトバンク株式会社の協力のもと、白井市が実施しています。
謝意:白井市立第二小学校での、ペッパーを使用した授業に取材・参加させて頂き、現代小学生の興味・関心の度合いは、地震等の災害よりも「スマートフォンの利用価値について」という事が高いことを感じました。スマートフォン内にある情報も、ある種異なる災いを招くかもしれません。この授業は天災・人災に関する情報について判りやすく取り組みやすく思いましたし、スマートフォンやタブレットから小学生に伝わりやすい、この様な情報伝達がもっとあってもいいのかもしれません。
取材をさせて頂きました、白井市立第二小学校校長先生を初め諸先生方、そして開催情報を頂きました、ソフトバンク株式会社星川氏に、心より敬意と御礼申し上げます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。