一度は読んでほしい本特集
夏休みに、この本を! 小学生の皆さんへ
白井市立図書館の司書の皆さんに「これ絶対読んでほしい!」というお勧めの本を教えていただくこのコーナー。初回の今回は「夏休み特集 2022」。小学生のお子さま向けの本が3冊です。
図書館では夏休みにお勧めの本を、小学校低学年向けに18冊、中学年向け18冊、高学年向け17冊をホームページで公開しています。ここでご紹介する本も含め、以下のサイトから一覧がご覧になれます。タイトルをクリックすると、本を借りる予約もできます。(※あらかじめ図書館で利用カードを作る必要があります)
たびの商人(しょうにん)が、木(き)の上(うえ)で一夜(いちや)を明(あ)かしていると、木(き)の下(した)におおかみがあつまってきました。おおかみは、はしごのようにつらなり、その上(うえ)を、おそろしい猫又(ねこまた)がかけあがってきました。『千(せん)びきおおかみ』。
夕方(ゆうがた)にならないと魚(さかな)がつれない堀(ほり)から「おいとけえ、おいとけえ」と、きみのわるい声(こえ)がきこえてくる『おいとけ堀(ぼり)』など、日本(にほん)のこわいおはなしが6話(わ)はいっています。
筒井悦子(つついえつこ)/再話
太田大輔(おおただいすけ)/絵
こぐま社(しゃ)/出版者
町の郊外(こうがい)にある「ふしぎ美術館(びじゅつかん)」に3人組(にんぐみ)の盗賊団(とうぞくだん)がしのびこみました。美術館(びじゅつかん)にあるお宝(たから)を盗(ぬす)み出そうと計画(けいかく)しています。ところが、かんじんのお宝(たから)が見つかりません。ちょうど、新しい展示(てんじ)の準備(じゅんび)をしているところだったのです。
本の中で学芸員(がくげいいん)さんが、美術館(びじゅつかん)のバックヤードを皆(みな)さんに案内(あんない)してくれます。
さてその後(ご)、3人組(にんぐみ)はどうなったのでしょうか。
さがらあつこ/文
さげさかのりこ/絵
福音館書店(ふくいんかんしょてん)/出版者
ジョーンズさんと奥(おく)さんの赤ちゃんはローラといいました。
ローラが生まれたとき、北風はおくりものをくれました。それは、ほそいほそい銀のくさりに、きらきら光る雨つぶが3つついていました。
北風は「誕生日(たんじょうび)のたびに雨つぶをひとつずつふやしてあげる。ただし、このくさりをけっしてはずしてはならん。」といって空へ飛んでいきました。
そして、この首飾(くびかざ)りはローラに不思議(ふしぎ)な力をかしてくれました。
この夏休み、図書館に出かけて本を読んでみませんか? お気に入りの一冊が、きっと見つかるはず! 借りて帰れば、お家でじっくり読めますよ(3週間借りることができます)。