イベント取材に行ってきました!
白井市福祉センターでは、毎年「理系ナビ」講座を開催しています。
農研機構から研究者2人を講師に迎え、小中学生を対象に実験を行いました。
今回のテーマは「DNA抽出実験を科学する」。ブロッコリーの花のつぼみには細胞が多く含まれているため、DNA(デオキシリボ核酸)を取り出しやすいそうです。研究者から説明を受けながら、身近な食材を使った科学実験に挑戦しました。DNAは生き物の体をつくり、生命活動を営むための情報が記録された物質です。その情報の一部を「遺伝子」といい、花の色や植物の形、実の大きさなど、さまざまな特徴に関わっています。
中高生向けの実験講座として始まり、その後小中学生向けの講座へと発展しました。約10年にわたって開催されています。
Q:「理系ナビ」はいつ頃から始まったのですか?
2015年頃からなので、11年目になります。もともとは中高生向けの科学教室と小中学生向け2本立ての企画として始まりました。「理系ナビ」はの実験講座として続いています。
Q:講座では、どのようなことを伝えたいと考えていますか?
科学やバイオテクノロジーに興味を持ってもらえたらうれしいですね。もちろん、理系に進学し、将来研究者になったりしてくれたらうれしいですが、それだけが目的ではありません。科学やバイオテクノロジーは、実は毎日の生活の中にたくさん関係しています。例えば料理もそうですし、身近な生き物や農業にも科学が関わっています。「科学って意外と身近なんだ」「自分の生活にも関係しているんだ」と感じてもらえたらと思っています。
Q:今回の実験では、なぜブロッコリーからDNAを取り出したのでしょうか?
DNA抽出実験は、研究者は専用の機器を使って行いますが、実は身近な材料でもできるということを知ってもらうためです。今回実験に使用するブロッコリーの食べる部分は、花のつぼみです。花のつぼみにはたくさんの細胞が含まれているため、DNAも多く、比較的取り出しやすい材料なんです。
参加した中学生は「夏休みの自由研究に良いと思い参加しました」と話してくれました。
Q:参加者には、どんなことを発見してほしいですか?
まずは「科学って面白いな」と思ってもらうことですね。そして、科学が自分たちの生活とつながっていることに気づいてもらえたらうれしいです。「バイオテクノロジー」と聞くと、自分には関係ないように感じるかもしれません。でも、農業の品種改良など、身近なところにも科学技術は使われています。そうしたことを知って、「実は自分ごとなんだ」と感じてもらえればと思います。
Q:最後に、これから参加する子どもたちへメッセージをお願いします。
学校ではできそうで、なかなかできない実験を体験できると思います。理科や生き物、科学技術などに興味がある人は、ぜひ参加してみてください。また、「理科は好きだけど、理系への進学は難しい」と思っている人にも、ぜひ来てほしいです。科学に関わる仕事は、研究者だけではありません。研究を支える仕事など、いろいろな道があります。
取材日:2026年8月5日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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