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白井高校生徒による『白井市の未来に関する調査報告会』が行われました。

2024年12月26日、白井高校の生徒たちが3年間にわたり考え、取り組んできた「白井の未来」についての報告会を取材しました。

この報告会には、地域活動や環境保護活動に精通した市民活動団体の方々をはじめ、笠井市長も参加されました。

『白井市の未来に関する調査報告会』

白井高校生徒さんの発表

私たちは昔の白井市を知る方々にインタビューを行い、貴重な証言を集めました。その内容をICレコーダーやメモを使って丁寧にまとめ、分かりやすい現代語に整理しました。かなり大変な作業でしたが、班ごとに協力しながら進め、立派なパネルを完成させることができました。

 

例えば、戦時中の白井市の様子や戦後間もなく馬を購入して楽しんだ話を聞くことができました。さらに、貴重な70年前の写真まで見せていただきました。また、農業を営む中で直面した困難や、異常気象で収穫物が台無しになった話など、10名の証言者の皆さんからのお話を聞き、地域コミュニティの重要性を考えさせられるお話を伺いました。

 

数々の証言をもとに、白井市郷土資料館の協力を得て企画展を実施しました。テーマは「白井の「あそび」とまちの移り変わり」。地域の方々がどんな遊びをしていたのかを伺い、そのエピソードを展示物に反映しました。工芸の授業で道具を作ったりして準備を進め、ついに企画展を開催。証言者の方々にも見ていただき、多くの感想をいただきました。この経験を通じて、地域の歴史を学びながら未来について考える良い機会となりました。

2年目の活動が終わった後、3年目に取り組んだのは「白井アプリ開発プロジェクト」です。このプロジェクトでは3つの目標を掲げました。

 

目標①

これまでの活動で見えてきた「やるべきこと」を実際に実行することです。例えば、川の掃除や花を育てる活動に取り組みました。特に、班ごとに育てたあじさいは立派に成長し、地域の方々にも喜んでいただきました。

 

目標②

意見の違いを乗り越え、合意形成を図ることです。例えば、自然保護と開発のバランスについて話し合い、双方の意見を尊重しながら議論を進めました。最終的には、自然を保全した公園を開発するという結論に至り、その計画には花を植える案や地元特産品を楽しめるカフェの設置なども含まれています。

 

目標③

これまでの成果を形に残すため、携帯端末向けのアプリを開発することです。このアプリでは、生徒たちが活動した場所をタップすると、その内容が表示される仕組みになっています。さらに、国際化を意識し、英語版も作成予定です。音楽の先生や吹奏楽部の協力を得て、アプリ内のBGMも用意しました。

3年間の活動を通じて、地域の過去を学び、未来を考えるきっかけを得ることができました。また、政治や社会問題について主体的に取り組む意識も高まりました。この成果は、地域活性化への第一歩だと信じています。

 

最後に、私たちの活動を支えてくださった皆さまに心から感謝申し上げます。これからも地域のために頑張っていきます。本日はありがとうございました!

白井市笠井市長より総評がありました

みなさんの中から、これからの挑戦として、ぜひ地域や政治に関わるリーダーが出てきてほしいです。政治が変われば、まちや地域も変わります。市役所の職員として、または議員や政治家としてまちづくりに携わっていただけると嬉しいです。

白井高校の生徒のみなさん、この三年間、本当にありがとうございました。また、応援していただいた市民団体や保護者の皆さまにも、心から感謝申し上げます。

 

今日お話を聞いて、まず白井の歴史を学び、現実を知り、そしてその上で未来について考えて行動したみなさんの成果が非常に素晴らしいと思いました。まちづくりは、過去の歴史や文化を知り、それを基盤に未来へと繋げていくものです。白井の現在があるのも、過去に携わった人々の努力や思いがあってこそ。その現実を受け止め、新しい時代に変化させていく、これがまちづくりの継続性のポイントだと感じます。

みなさんの活動では、花を植えること、公園を作ること、アプリを開発することなど、具体的で魅力的な提案がたくさんありました。例えば、花を植えることで街がきれいになるだけでなく、環境にも優しく、カーボンニュートラルの取り組みにも繋がります。また、自然を活かした公園作りも素晴らしいアイデアです。新しいものを作るのではなく、既存のものをリメイクし、より良い形で提供する。これはとても良い考えだと思います。

 

そしてアプリの提案、とても共感しました。今はITの時代です。アプリやDX(デジタルトランスフォーメーション)、さらにはバーチャル技術を活用して、白井の街道や歴史、文化を次世代に伝えていくことも大事です。実際に子どもたちがバーチャルの世界で体験できる形にすることで、地域の魅力をより多くの人に伝えることができると思います。

 

また、まちづくりとは人づくりでもあります。このまちを好きになり、住みたい・活動したい・さらに良くしていきたいと思う人が増えれば、まちは発展していきます。今回のように、高校生がこのまちに関心を持ち、提案をしてくれることがとても嬉しいです。このまちでは「市民参加と協働」をテーマにしていますが、若い人たちの参加が少ないという課題もあります。そんな中で、みなさんのような若い世代が地域づくりに関心を持ち、行動してくれることは本当に貴重です。また、地域にあったイベントやお祭りを保存しながら、新しいものにも挑戦していくことも大切です。これらを通じて、白井の価値や歴史、文化を知り、どこに行ってもそれを誇りに思えるようになってほしいと願っています。

 

3年間、本当にありがとうございました。このまちの未来を一緒に作っていきましょう!

取材日:2024年12月26日